「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

次の一歩は嬉し

2015年01月17日 | お茶三昧




吉祥梅(源吉兆庵製)


今日は「初めて」に取り組んだ人が二人。

四年生の男の子が、初めて柄杓を持ちました。
盆略点前に取り組むこと半年。
だいぶ慣れてきたので、平点前に進む準備として、柄杓を持ってみました。
鉄瓶の代わりに風炉のお釜をヒーターに乗せて、
柄杓からのお湯でお茶を点てながら、盆略点前をしました。

こぼさないように、柄杓でお茶碗にお湯を注ぐことが、
とても難しいということがわかったようです。
でもすぐに要領をつかんで、覚えだしたら速いと思いますね。

午後はゆったりしていたので、では「茶通箱」をしてみましょうかと、
これもこのお点前は初めての方の稽古をしました。
お点前の内容もさることながら、濃茶のお点前二回分の長さに、
足の方も悲鳴を上げたようです。

初めてのことは大変だと思いますが、嬉しいものですね。
教えるほうは尚嬉し、なのですが。
さあ新春から次の一歩を踏み出しましたよ。

そういいつつも、一月ももう半ばを過ぎました。
一月急いて、二月は逃げる、三月さっさと・・・
(一月いぬる二月逃げる三月去る)
あっという間に桜が咲いていたりするのです。

ところで、今日は午前中のお菓子が終わってしまい、
午後は違うお菓子になってしまいました。
午前中には奥様が、午後はご主人がいらして、
というご夫婦でお茶をしている方がいらっしゃるのですが。
どちらのお菓子が良かったなんて、もめたりしないでくださいませね。



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