一月前までは、袷の時期に入ったといっても、まだまだ暑く、
「当分単衣でいいわ」と言っていたのですが、
いつの間にか袷を着こむ時期になりました。
考えてみれば「立冬」ですものね。
補正用にウエストに巻いたタオルが、
汗でしっとりということもなくなりました。
補正といえば、皆さんはどのようにしているのでしょうね。
私は以前は、
若いころに習った着付けの先生から教えていただいた補正を使っていました。
晒の布一反を使って作るのですが、
補正にもなり汗も吸い取り、とても使い勝手が良いので、
少しくたびれてくると、新しいものを作り直したりして、
しばらく使っていました。
今はウエストにタオルを巻くくらいで、手を抜いていますが、
なんとなく締らない気がしています。
あのさらしを巻いた時のきりっとした感じは捨てがたいなと、
最近懐かしく思い出しています。
お茶を習い始めて二年ほどたったころ、
着物も一人で着られないようではと、半年ほど着付けを習いに通いました。
個人の教室で、とても丁寧に教えていただきました。
半年経ったとき、
「もう半年頑張れば、着つけのお免状がとれますよ」
と言われましたが、欲がなかったのですね、
「自分が着られればそれでいいです」とそこで止めてしまいました。
今にして思えばもう半年頑張っても良かったかなとも思いますが。
その時に先生に教えていただきながら、手作りした晒の補正です。
どんな市販の手軽な補正下着より、
それは綺麗に補正をしてくれたと思うのです。
そしてなぜか体に優しく窮屈なところが無いのです。
一番いいのは、サイズが無いということ。
サイズのあるものはちょっとでも合わないとしっくりきませんが、
付け方で、どのようなサイズにもなるのです。
年齢とともに、和服も楽に着たいと思いだした今、
初心に戻って又手作りしてみようかなと思っています。
布巾用の晒を買うついでに、補正用も一反用意して、
ちょっと気が早いですが、暮れと正月ののんびりとした時間に、
仕上げてみようと思います。
ここまで紹介すると、どんなものか見てみたいでしょうね。
ブログで紹介するという目的があれば、絶対に作るかもしれないですね。
出来上がってここで紹介できるといいですね。
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