グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

助産師さんと歩いてみれば…

2016年03月29日 | ツアー
今日は、奈良県からいらした一人旅の女性と、三原山のフルコースを歩いて来ました。

青空が広がる「爽やか~!」な天気でした。

お客様はとても目の良い方で、次々に細かいものを発見されていました。

溶岩の隙間を覗いて…


カップ型の、小さな地衣類の胞子を発見!


小さな赤い粒も見つけて教えてくれました。

何でしょうこれ?…現場では思いつきませんでしたが、もしかしたらツルマサキかマユミの種子が鳥に運ばれたのかも??

足元の小さな花を楽しんだり…


「こういう所にいると、カラスといえどもカッコいいよね」とカラスをたたえあったり…


でっかい火口に足を入れたり?


“空に向かう坂”の風景を、一緒に楽しみながら歩きました。


おお!

なんて素敵なアイデア!

ちなみにこれは、御嶽山の噴火後、町が無料で貸し出してくれているヘルメットです。

「火口に近づく方は、ヘルメットを携帯しましょう!」というポスターに使えそう(^_^)

ところでお客様は、助産師の仕事をされているそうで…

いつも休憩する“たった一滴のマグマのしぶき”を、まるで人間のお腹を診察するかのごとく叩き
「この辺り、音が違う」とおっしゃっていました。
(さすが助産師さんですね!)

三原山のフルコース上で、今年初めてカジイチゴの花を確認しました。


ちょっと情けない感じの咲き方でしたけれど、また一つ春を見つけたようで嬉しかったです。


青空が気持ちよくて、いつもよりゆっくり裏砂漠で寝転びました。


白い雲がどんどん形を変えていくのを、ボーっと見上げていると幸せな気分になります。


お客様は、ゴツゴツ溶岩地帯で溶岩の一部となってポーズを決めた後…


“葉っぱを運ぶ蟻”を発見してくれました!

蟻は自分の何倍も大きな葉っぱを、縦にしたり横にしたりしながら一生懸命運んでいました。
何のためにこんな行動をしているのでしょう?

有名な中南米のハキリアリみたいに、これを土台にキノコでも栽培するのでしょうか?
それとも巣に敷き詰めるとか??
イヤイヤもしかしたら、伊豆大島の蟻は葉っぱを食べるように進化したとか??

スゴ~く不思議で、2人でしばらく蟻の行動を観察しました。
…が時間切れで、最後までは見届けられませんでした~。

ところで実は、ある場所に、キョン(小型の鹿)の死骸があります。

発見から数ヶ月で骨と皮になりましたが、ここでお客様が「歯は何本だろう?」と…

2人で数えた結果、キョンには上下各6本の歯と、1対のキバがあることがわかりました!

今まで何度もこの場所を訪れていますが、歯の本数を数えた方は初めてです。
やっぱり日頃常に“観察眼”が要求される医療職の方ならではかも…

…ということで、新しい気づきがたくさんの楽しい1日でした。

ツアーご参加、ありがとうございました!

(カナ)





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