グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

生きもの好きなお客様とツアーに行ったら?

2021年09月24日 | ツアー
3日前、2組3人のお客様たちと1日ツアーに行ってきました。

スタート時は霧で山が見えなかったけれど

溶岩の上に到達する頃には、霧が晴れてきました。


お客様が足元に「ピンクの❤️」を見つけてくれて、ホッコリしました〜😊

(正体はイタドリの実です)

皆さん生きもの好きで、小さな虫もジックリ観察。

たとえば、ススキについていた数mmの虫が「金色で綺麗!」ということで盛り上がり

「ゴールデン・ビートル」という呼び名を授けました(笑)
(本名はウリハムシ??でも、何か雰囲気が違うような…)

クロウリハムシの艶々ぶりも、話題をさらってました。

お客様には、私の帽子に乗っている虫を教えてもらったうえ…

撮影にも協力してもらいました!(笑)

なぜか、数mmの小さなハナグモも合計4匹確認!(1匹でも嬉しいのに4匹も!)

うち1匹は、獲物を捕食中でした〜😊


この日一番驚いたのが、最近火口一周コースで見かけるようになったツヤツヤで緑色のカメムシ(たぶんツヤアオカメムシ)の、ある姿でした。
溶岩の上で全く動かないのを見つけて、不思議に思って石ごと拾い上げたところ

風に吹かれて体は揺れるものの、足は全く動かず…

「これってもしや、足先が溶岩の気泡に入ったまま抜けなくなり、そのまま天に召されてしまったのかも?」と想像して、そっと戻しておきました。

お客様のアイデアで楽しい写真もGETしました。撮影風景はこんな感じ。

どんな写真が撮れたかというと…

「イタドリの根っこのアーチ」の中の人物写真です〜❤️
いや〜、この感性、すばらし〜😊

帰り道、日に日に大きくなるススキの花が、風に揺れていました。

すると、ほんの〜り甘い香りが漂ってきました!

一回前のツアーではよくわからなかった、ススキの花の蜜の匂いを、みんなで楽しむことができました😊

ツアー最後の森でも、小さなカタツムリや

出てきたばかりと思われる、柔らかいキノコなど

たくさんの生きものたちとの出会いを、ゆっくり楽しんだツアーでした。

(かな)
コメント
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