グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

テイカカズラのツルの虫たち

2019年07月02日 | 
今日は、1本のテイカカズラのツルで見られた(?)虫たちのお話です。

6月4日
風車のような形の花をつけるテイカカズラが、クルンと丸まって風に揺れているのに気づきました。

「可愛いなぁ」と思って思わず車を降りて観察したら、クモが巣を作っていました!

「なんてオシャレな場所に巣を作ったのだろう!」と感心しました。

まるで“花に囲まれたハンモック”のようだったのです💕😀

たぶんサラグモの仲間だと思いますが、奥に隠れているので鮮明な写真は撮れませんでした。
でも、そっとしておくことにしました。

6月7日 
昼からポツポツ雨が降り始めました。

「クモはどうしているかな?」気になったので見に行ったら…


葉裏の雨が当たらない場所に陣取っていて「賢いなぁ」とますます感心しました。


夕方、雨はザーザー降りになりました。

巣の下の道路も、水が川のように流れていきます。

もちろん巣も水びたし…(~_~;)

でも、クモはじっと耐えていました。

6月22日
再び雨!


クモはまだ同じ場所で生きていましたが、枯れた花やら雨つぶがゴチャゴチャしていて、なんだか居心地が悪そうに感じました(^◇^;)

それに…

巣には、クモの大きさの10倍ぐらいある黒い物体がくっついていました。

何でしょう?(不思議に思ったけれど、雨もひどいのでそのまま放置)

6月28日
クモはついに、居なくなっていました。

「暴風雨、捕食者、餌不足…いろいろ大変なことがあったのだろうなぁ」とクモのことを考えながら巣を観察していると…

まだ黒い物体がついていました。

ゆっくり観察したら、どう見てもサナギ。
そして隣には、毛だらけのナニモノカ…(^◇^;)

7月2日
今日、蛹の正体を追求しようと再び撮影に。

調べてみたら、マイマイガのサナギと脱皮殻のようでした。
同じテイカカズラのツルに、5個体のサナギが見つかりました。

今年大発生したマイマイガの幼虫たち。


色は個性豊かだけれど、どれも長い毛を持つ幼虫たちは…

サナギになっても毛がついているのですね!
そしてマイマイガ幼虫たちは、クモの巣に引っかからないのでしょうか?

…ということで、一歩外に出れば不思議がいっぱいの、伊豆大島なのでした😀

(かな)


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