グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

島ガール下見にて

2010年12月07日 | 今日の大島
 カテゴリーを「今日の大島」にしてしまいましたが、正確には昨日です。ごめんなさいっ。

さて、いよいよ東海汽船主催「島ガール」ツアーが今週末にせまりました!
今一度、行きそうな場所をチェックしておきましょうね、って事で、愛宕山を登ってきました。

ど~ん。
これが愛宕山。
いわゆる「側噴火」というもので、はるか昔に一度だけ、どーん、と噴いて出来た山です。
側噴火というのは、一度噴くともう二度と同じ所からは噴かないのですって!

元町と岡田のちょうど真ん中あたりに存在します。
飛行場が拡張された時(今からもう10年ぐらい前です!)、山肌がジェット機の視野に入って邪魔なので、って事で削られちゃって、今も痛々しい感じでコンクリートの壁面を正面に見せています。
一応、その時にはすぐに削った斜面に植樹をして、今ではかなり再生もしたのですけどね。
ちなみに、そこまでして飛行場は拡張されましたが、その時から飛び始めたジェット機は、8年ぐらい頑張ったでしょうか、残念ながら今では就航していません。
せっかく飛行場が広くなったわけだし、またジェットが飛ぶぐらいまで来島者数が回復して欲しいものですね!!

まぁとりあえず、登ってみましょう~。


って、いきなり頂上に着いちゃいました。
実はこの山はとってもコンパクトで、登頂するのに10分程度しかかからないのですっ。
何か珍しいもの~~・・・と探している間についてしまいました^^

頂上で景色を楽しみ(頂上からの素敵な眺望は本番ツアー報告の時にでも^^!)、その後、頂上で何か面白いもの・・・と探して歩いてみると、いきなり発見!!

おっと~、誰かさんが食い散らかした感じです!
この山には、普段カラスやトビが飛び交っているので、そのどちらか、かな~。
(*トビは植物には反応しないのと、カラスバトもこの辺りにいる、という情報を得たので追加します)

この赤は何だっけ~・・・?
あ、きっとあれですよ、ウラシマさん!!
トウモロコシのような粒々と、かくかくとして、角ばった感じが密集してました、というのを現していて、すぐに思いつけました。
このあたりにウラシマソウは見当たらないので、実の塊をカブっと加えて飛んでいた鳥が、何かに追われたとか何かでボトっと落としてしまったのかも?!
なんて色々な想像を膨らませて話しているうちに・・・
好奇心旺盛なボスが「えいっ」と果肉を割ってみました!
すると・・・・・

なんと、中には種がこんなに入っていました!
(注;写真は店に帰ってから撮影したものです)
なるほどね~。
よく、赤の一粒一粒がばらばらと散っているのを見かけていましたが、その中にさらにこんなに種が入っていて、
それらがかなり効率よく芽生えるのですね~。
だから、あんなに群生しているんですね!

ウラシマソウって毒だって聞きますが、これを食べる事の出来る鳥がいるのでしょうか?!
何度も登場していますよね、ウラシマソウ・・・。
何かと話題性のある植物でごんす。

さて、次。
イヌビワも実をつけていたので、やっぱり割ってみました。(やっぱりボスが・・^^)

ちょっとヌメヌメした感じ。
これは「閉鎖花」と言って、実の中に小さな小さなボールのような花がたくさん詰まっています。
という話は聞いていましたが、実際割って中に花と思われるものを見てみたのは初めてでした!
(さらにアップには出来ていなくてごめんなさいっ)


こちらは、シロダモの花に混じってさりげなくいた、カマキリの卵。
このまま越冬するのでしょうね~。

そして、今度はツバキの森に行ってみました。
雨だったらここを歩いてみようか?と話をしているのです。
歩いても~、歩いても~、そこは椿ばかり~。
あたりまえ!
ツバキの森なんですから^^
ってな感じで、リスにかじられた後を見ながら、年輪はどうだ?!とか考えながら、進みました。
椿ばかり~、と思っていたその森にも、実は色々ないきものが共存していました。
キョンの足跡もありました。
それから・・・

こんなふうに工夫をしているミノムシさん。
ツバキの幹と幹の間に風の当たらない場所を見つけ、こっそり住んでいるのですね~^^
あんたらエライ!と感心しました♪

さらに、

こちらは、カルデラ内でお馴染みのハチジョウイヌツゲです。
やはり椿の幹と幹の間にたまった水などを糧にして、うまく芽吹いたのでしょうね!
椿も温床になってるんだな~!という発見はちょっと嬉しいものでした^^

人間にとっても防風や木材、炭、油、飾りと大活躍の椿さん。
人間じゃない所にもたくさんの恩恵を与えていたのでした!
すごいね、椿さんっ。

これからぼちぼちと、椿の最盛期に向かっていきます。
そして今年も椿まつりが新春にあります!
椿を愛でに来る皆さまとお会い出来るのを楽しみにお待ちしております!

(友)




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