暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#255

2021-07-19 08:51:59 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米ブリンケン国務長官は月1で訪欧。中国は訪西アジア・中東・アフリカを中心に。

…”住み分け”が始まっている、と日経電子版の世界パワー地図。

共通都市はアンカレジのみ(本当にハブで立ち寄ってるだけか?)。Quadの首脳会談を9月末までに開きたいバイデン。年内に習と首脳会談をしたいバイデンなので、習との会談の前にQuadで、と企むバイデン。

…今週20日は、7月中国最優遇貸出金利(LPR:ローンプライムレート)の発表です。

厳しい中小企業に資金を回す為、銀行の預金準備率を引き下げた中国当局なので、「利下げに動けば、よっぽど中国経済は厳しい」とマーケットは受け止め、”失速懸念”へと繋がるか、と日経FT。

※2020年7/20のLPRは、

            • LPR1年物(優良企業に適用する貸出金利の目安):3.85%(不動産バブルを防ぐために据え置いた)
            • LPR5年物(住宅ローンの目安):4.65%(引き下げれば不動産投機の助長となるため、据え置いた)

…「産油日量を増やす」としたopec+。コロナ禍で協調減産していたも。

サウジとロシアも増産へと(来年5月から)。「来年9月までに協調減産を終了させる」ともopec+、も、「3ヵ月の移行期間を設けた」とも(”いつ起こるか分からないハプニング”に備えて)。⇒∴原油価格は落ち着くか?

…イラン・米の核合意協議。8月のロウハニ現大統領任期終了までに合意させようとしていた米ですが、協議が延期となり、ロウハニ任期終了までには合意できないとの見方がマーケットに広がってきました。

…東京オリンピック。海外メディアは「デルタ株感染者が急増しており、なおかつ、ワクチン接種がまだ国民の20%と進んでおらず」と、もしオリンピックがきっかけで世界に蔓延&新型変異株の出現となれば、”武漢ウイルス”的な扱いとなる日本。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#254

2021-07-16 08:31:49 | 日記

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<今日の私的材料>

  • 今夜の米6月小売売上高よりも、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数よりも、日銀政策決定会合後の黒田総裁の会見を要注視。

…米は「テーパリングでの利上げ」が織り込み済みとなり、次の材料探しに。

日本では、日銀のESG投資への骨子が今日出てくる予定&来週には政府も出してくるので。ESG投資をする民間銀行に補助金を出すかどうか or 日銀が民間銀行の先導となるかに注目、とニッセイ基礎研ヤジマさん。

…パウエル議長の上院銀行委員会での議会証言で、米10年債利回りは低下傾向へと(「金融緩和の縮小は急がない」と今日も明言したことで)。

なのにナスダックの大幅な下げの因は、TSMCの決算においての”粗利益率の低下”が嫌気された、との見方(利益率が⇓2~3%となったので)。も、「台湾TSMCにおける『受注減』観測が後退し、年後半の受注増加が確実視された」という報道により、「ナスダックは落ち着きを取り戻すだろう」と大和キャピタルマネジメントアメリカの森本さん。

東海東京調査センターの仙石さんも「テーパリングetc. 利上げをしても米の株価の上昇基調は続く」と。地に足がついた慎重派。

ニッセイ基礎研のヤジマさんは「他国の”コロナ後”に注目。どんな銘柄が注目されている今なのか。(『業績の二極化』が鮮明)(米は予算の大部分を『脱炭素・IT』に分配している。しかし、宇宙etc. 技術革新はバブルを生む要因となる)

”コロナ後”の日本は課題が山積しているので、”政府の舵取り”が非常に重要となってくる(秋の総選挙)。マクロも全く伸びていない日本なので、”コロナ後”の政策での失敗、躓いてしまえば、日本は泥舟となるだろう」とも。

そうならない為には、今後のDX(デジタル・トランスフォーメーション)対策や、単身認知症患者の急増に対する施策、成熟産業の頭打ち対策(生産性が低下している今)、育たないグロース企業etc. 対策が必要。

外国人の動向は、日経平均が⇑時でも⇓時でも売り越しが続いている今。⇒∴大幅な上昇は当分見込めない。⇒も、秋口以降の①ワクチン進捗期待、②企業業績の上方修正、などで「先物の買戻し」はくるかも。と、東海東京調査センターの仙石さん。(政局は期待していないのか外人よ)

…”コロナ特需”が剥げてきた中国経済。4-6月期GDPは5ヵ月の連続プラスでしたが、伸び率は鈍化となっていました。も、「順調なコロナ後の回復ぶりが示された」として、上海総合も失望は無かった様子。

昨日は大幅反発でした(3564(⇑36))。も、原油や資源etc. のコモディティ高により、年後半は生産活動・消費活動に陰りが見えてくる、と日経FT。&若者の就職難etc. ”当局の対策”頼みの中国。(華融などの時限爆弾の存在にも注意)

豪クイーンズランド州沖合でのクアッド4ヵ国の合同演習中に中国情報収集船も付近を偵察航行したりとか、米軍機が台北空港に着陸したりとか(習は「台湾に米軍が派遣された時が戦争の時だ」と過去に宣言しているが、中国側の行動は今のところなし。米に対して「挑発はやめろ」のみ。&「台湾独立の企みは粉砕する」とも)。

…「米とロシアが『気候変動対策』で緊張緩和」というFT報道。数少ない協調案件。

EU内では航空企業と自動車企業らがEU委の気候変動対策を批判中(セメント・鉄鋼・肥料・アルミの企業らのCO₂取引を段階的に廃止していく、と決めたことで)。仏ロスチャの結束を潰したい米露か。世界のパワーバランスがグチャグチャな今。(EUの復興ESG債を一番多く持っているのは英。次に独仏)

…IOCバッハ。過日のスガ首相との会談で「東京都の感染者が減少傾向となれば有観客にしろ」と指示(提案)したとの報道。仏ロスチャの手先バッハ。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#253

2021-07-15 07:54:07 | 日記

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<今日の私的材料>

  • パウエル議会証言「インフレへの早すぎる対応(=テーパリング)は間違いだ」で安心感が広がった昨夜のNY。(も、高値警戒感広がる)

…しかし、

          • 「インフレは一時的だが、今後数か月はインフレが続く」(「適切に対処していく」とも)
          • 「雇用回復への道のりはまだ遠い」(「適切な処置をしていく」とも)
          • 「住宅価格が、今後の(テーパリング開始の)判断材料の一つになる」ともパウエル。
          • パウエル、先週のレジメで「商業施設の不動産価格は高すぎ」と記していたので、∴バブル弾けは商業不動産の弾けからか。「パウエルの口から『不動産は高い!』と出たら、ヤバい」とも近藤さん。

&ベージュブックでは「世界的サプライチェーンの混乱が、コモディティ価格上昇への因となるだろう。∴今後数か月は物価は上昇していく」と。昨夜は米5年債利回りのみが荒れていましたが、ナスダックは10・2年債が買われたにも関わらず、終了際にマイナスへと。

…先週の、米10年債利回りの1.2%台。複数ストラテジストが「投機筋の、リスクヘッジでの米国債買い(先月末からSP500の買い越し額が大きく増加している)」からの、「金利低下なのに、米$高な今」とか。

昨夜WORLD MARKETZの、another stageの近藤さんは、「CMS債(長短金利差が広がるとリターンが増えていく投資。逆に発行元は不利益を被る。も、発行元は1年毎にコールをかけることができる)を組み込んだ仕組債が買われている。CMS債解消での10年債利回り1.2%台だった」と。

(2020年.2/20頃からコロナが広がり始め、短期2年国債金利の方が10年債金利より高い、という逆イールドが起こっていた時と同様、今回も『今後、イールドカーブがスティーブ化していく』とマーケットは読み、∴発行元がCMSを売り抜けようと(不利益を被る前に)、CMSを繰り上げ償還したと見られている。それゆえの、ヘッジの10年債買いだったのではないか、との見立ての近藤さん)

(もしくは、7月下期始まりにまつわるテクニカル因。上期が終わって、下期は10年債利回りが上昇すると予測しての、発行元の『CMSの手仕舞い』で大きく売った ⇒での、ヘッジで10年債を買った ⇒∴昨日の10年債利回り下げ)

も、日本株は「”ワクチンの進捗が遅い・コロナ問題混迷・秋口の政局”で投機筋が利確しても、日本株(先物)へは戻ってこないだろう、27500が下値か」とみずほ証券・三浦さん。

…対立していたサウジ&ロシアとUAE。”協調減産”で対立していたも、「”歩み寄り”で一致した」でoil価は下落。WTI終値で73.13(⇓2.12)。(「2022年末まで協調減産継続」で合意、とロイター)

GOLDは、「米金利低下なのに、米$高・米株高」とくる最近の則の無秩序の裏にある”きな臭さ”を察知しての(CMS債に流れており、CMS発行元のテクニカル因での10年債買い、という見立てとかで)、GOLDが買われている直近。終値1825.0(⇑15.1$)。

(地政学リスクもあるか?中国の監視船(情報収集船・最新の機能を搭載)が、豪クイーンズランド州の海峡を通過したのを豪は確認済み。「演習が目的と見られる」と豪)

…中国の河北省での大洪水。ワールドニュース:上海・東方衛視が詳細に伝えていました。国民に警告を与えるような、中国にしては珍しいニュース内容。下流の上海は大丈夫か。

…日銀:金融政策決定会合(今日明日)

 

 

 

 

 


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株価予想日記#252

2021-07-14 07:35:02 | 日記

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<今日の私的材料>

  • 午後の米30年債の入札で、需要が低調だった ⇒∴長期金利の大幅上昇となり、ナスダック下落へと。
            • 10年債利回り:1.420 (⇑0.057)
            • 2年債利回り:0.254 (⇑0.022)
            • 5年債利回り:0.852 (⇑7%)
            • 30年債利回り:2.050 (⇑2.6%)

…米CPIは中古車・トラックetc. 13年ぶりの高水準での大幅上昇。エネ&食品を除いたコアも29年7ヵ月ぶりの高水準。

引き続き、中古車・トラック以外にも、

            1. 住宅価格
            2. 資材価格(コモディティ)
            3. 労働者の収入増(特に9月以降)

など、本当に”一過性の物価上昇圧力”なのかどうかに要警戒(今は”回復期待”だけで上昇している相場なので、”景気減速”因が来ると少し大きい下落となってしまう(特に今はSP500が強すぎるので)。も、今朝の日経では「米でインフレ加速。マーケットは”今がピーク”と静観」という記事有)。

今夜の米は、バンカメ・シティG・ブラックロックの決算発表や、パウエル議長の下院議会証言(明日は上院)を控えており、日本株は上値が重いと見られています。

ブルームバーグ(7/13,JST,13:00)…「(米の)財政出動を伴う経済対策期待が後退し、連邦準備制度のレトリックがよりタカ派になる現況で、債券市場は『大規模な金融緩和・財政刺激策の縮小』『来年より先の成長減速見通し』にシフトした」と。”緩和縮小”に、経済が上手く対応できるか。「”政策ミス”を引き起こすかもしれず、私は”先送りする必要がある”と見る」とTDセキュリティーズ。

…コロナへの危機感が低下してくると、バイデン政策である巨額インフラ投資、”大きな政府”の必要性がなくなってしまう。

⇒∴民主党の信頼性が⇓へと。なので、来年の中間選挙でバイデン政権を維持するためには、今のワクチン接種鈍化(トランプ支持者・共和党支持者に多い)etc. の「コロナ対策の行方」が鍵になってくる、とみずほリサーチ&テクノロジーズの安井さん。

バイデン大統領や米議会が夏休みに入る前の”8月第一週”までに、インフラ投資額etc. を超党派合意へと持っていかなければならない(9月以降は、対中政策etc. 他法案の審議が目白押しなので)。

…米財政収支は、赤字が⇓79.8%と大幅な縮小に。納税額が増えたことにより(所得税・法人税が⇑)。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#251

2021-07-13 08:16:11 | 日記

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<今日の私的材料>

  • 消費者のインフレ期待(消費動向期待)が過去最高となっている米。今夜NY:6月消費者物価指数、6月財政収支。

…1年先のインフレ率が過去最高となった米。

        • 住宅価格の上昇・購買意欲の強さ(特に郊外一戸建ての強さ)
        • 「労働市場が今後強くなってくる」という期待からの、個人の収入上昇期待から。

⇒∴FRBの物価目標2%をオーバーシュートするだろうと見られています。

⇒∴「テーパリングが前倒しとなるか(早まるか)」がマーケットに注目されている今ですが、大和証券:石黒さんは今朝のモーサテで、

「米21年のQ3・Q4は上昇するも、22年以降は下落方向と見ている(も、FRBの利上げ終了は4年後なので、大崩れはしない、とも見ている)」と(「日本の株価上昇率は鈍いと見る」とも)。「米利上げ:2023:2回、2024-2025:計4回。⇒合計6回の利上げ」とも石黒さん。⇒「終了は4年後の2025」と。

日経FTでは、6月FOMCでのパウエル発言「2023年に利上げ前倒し」で、マーケットの長期金利は下落方向という逆の展開となってしまった今ですが。

この動きは、マーケットによるFRBへの不信感から来るものであり(”常にFRBは的外れな数字ばかりを言い、正確な予測ができてこなかった”過去から)、バーナンキショック時のテーパリングも、”利上げ実施3ヵ月前”という直前で本当の数字を言ってきた事などの経験から、日経FTは①米のゼロ金利解除は遅れる。②利上げ後のFFレートも「0.5%」より下がる。と見ていました。パウエルも6月FOMC時に「FRBの利上げ予測は、FOMCとしての組織の予測や計画ではない」と弁明していました。

&リッチモンド連銀総裁は「就業率が59%を上回ってからテーパリングを始めるべきだ。今は金融緩和を維持すべき」と。しかし、6月の就業率は58%(現況では61%)。∴マーケットは「もうしばらく続く」で、安心感が広がっている。

∴国債利回りが朝から少しずつ上昇、終値で「10年債金利:1.367%(⇑0.012)、2年債金利:0.228%(⇑0.012)」という動きに。も、2年債利回りのみ、時間外で低下している今(買われている)。

”雇用”から”就業率”に文言を変えてきたFed(昨夜NYは3指数とも2営業日連続で過去最高値更新でしたが。エネルギーと生活必需品のみがマイナス。あとは、債券・商品etc. 全てが上昇)。

…南シナ海における米の”自由航行作戦”を無視している中国。EUは中国に対し”連結性戦略”で新しい方針を提示してきました(も、”中国”とは名指しせずに)。

「グローバルに連結したヨーロッパ」。来春の新戦略だそう。中国の一帯一路に対抗するもので、「国際秩序を中心に、持続可能な連結性&質の高いインフラ提供」がコンセプト。”日印・ASEAN・米との協力を強化”とも。

7/10(土)のワールドニュースでの、中国CCTV「”米キッシンジャー訪中50周年記念”のイベントを行った」という報道からしても、「欧米 vs 中国」というよりかは「ロシアと中国の関係」がクローズアップ。

…デルタ株に有効、と言われているJ&Jの健康被害ネタに注意な為替。

&外国人によるREITが年始から強いので。適格格付ジャンク債とREITが崩れるきっかけは2023年利上げ実施の3ヵ月前か。

 

 

 

 

 


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