暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#63

2020-09-15 08:01:51 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ナスダックのポジション調整終わりと見るモルガン・スタンレー。

…今日は<中国>8月工業生産・小売売上高。<米>鉱工業生産・FOMC(明日まで)。中国の小売りが注目されています。

…モーサテのモルガン・スタンレー藤戸さんの解説が分かり易かったので、まるっと。

「今日の株価23400-23600予想。若干円高なので、利確から入ると見られるが、スガノミクス期待&9月配当取りで、底堅い、と。

          • 3月から延々と上昇基調だった米ナスダック。9/4にはVXNが一時40超え⇒昨日32まで急降下(平常時は30割れ)。⇐※skew値は9/4でも上昇無し。前回のskew上昇は、8/20 NY時間(フィラデルフィア市場予想大幅⇓での、製造業後退懸念&上院不安で)。
          • 今回の調整は、ロビンフッダーの狼狽売りがトリガーとなっただけであり、「弱気相場入りではない」と。5G関連の伸びが確認できたので…今日のナスダックの戻り(故に、7-9(3Q)は良いと見ている)。
          • 今回の調整で、ファンドの売りが過去最低ボトムまで売られている今。20年7月:44700枚(過去最高だった)⇒20年9月:マイナス18470枚まで⇓(しかし、ファンドのポジ調整はもう済んでいる。要は需給の問題だった)。

故に、ITバブル時とかは、米政府は利上げをしてバブルを潰しにかかってきたが、今のFRBにはそれはできないとマーケットは見ている⇒故に、まだまだ強気相場は続くと見られている。

…昨日、菅政権が発足しましたが。UBSウェルスマネジメント青木さんは、菅さんを好材料として評価していました。「スガノミクス」のキーワードは「改革断行政権」。1つ1つ取り組む実直断行派etc. が複数アナリストのスガ印象。

<UBSウェルスマネジメント青木さん>

・支持率が高いうちに解散総選挙の可能性が高い。

①現実主義な菅総裁

                • ”古いしがらみ”からの脱却
                • 行政デジタル化
                • 縦割りの弊害熟知
                • 円高嫌い(製造業守るため・企業マインド維持のため)
                • 「無利子国債」論者

②課題:外交(対米国・中国)

中国{①自国内で半導体部品を製造し賄う力をつえてきている(内需⇑)。②AI・ロボット生産力が強い!}

⇒故に、日本企業は中国でのシェアを失っている。「生産性の改革が必要」とUBS。

…スガノミクスは、安倍路線踏襲に変更はないと見られており。故に、(総選挙で自民勝利からの)長期政権となり政権が安定化すると、小泉純一郎氏の時は円安へと移行したので、今回も(バイデン大統領となれば不透明だが)安定化となるかに注目。日米の関係次第、と。円高にはアクションを起こすと見られている菅さん。

<過去の円安因>

2016:①オバマ大統領による「米為替報告書」で、日本を監視リスト入り。②トランプによる「トヨタ批判」「TPP離脱」。

…今後の見通しとしては、

モルガンスタンレー藤戸さん:「米の追加経済対策がカギを握る」…上院での失業保険等別給付上乗せの話し合いで、合意が無理だった。⇒大統領選後に再度話し合い、合意を目指すとした。⇒政治が全く動いていない今の米。政治ファクターの(財政面の)懸念が上昇してきた。⇒故に、株資金が剥げたロビンフッダー。今週の米小売りに注目!(FOMCは、この前のジャクソンで追加緩和を打ち出しやすくしたので、何らかの追加緩和策を出してくるかに注目)。

UBSウェルスマネジメント青木さん:英ブレグジット・米大統領選、両方がサプライズを出してくると見られる。ので、出してくる時期に警戒を!しかし、低金利&FOMCでの金融緩和見通し。⇒経済は(景気は)回復してくるとも。故に、投資・ビジネスのチャンスだとも。

FT:今日からのFOMCを前に、マーケットの追加緩和期待が上昇。(しかし、景気回復はインフレリスクを誘発)

インフレ誘発リスク:①今のITバブル崩壊(アマゾン・アップル・ネットフリックスetc.)⇐投資資金全体の2割が、今、ナスダックに流入してきている(偏りすぎている)。②業績回復が無いままの株価急騰な今。暴落時には米国債(各国国債も)を売って現金化すると見られているので。⇒故に、国債がリスク商品となる⇒故に、”悪い金利上昇”へと。

…印のワクチン大量生産世界最大手の企業が、「大量生産は早くても2024年になる」と表明したニュースがありました。

…今朝の日経新聞・2面中段に、元駐印大使の方の「インド太平洋構想・深化を」という記事がありました。要約すると、「折からの経済不況(自動車販売⇓)のところへコロナ禍となり、今とっても大変。森元首相の時のように助けてほしい。できるなら水質改善・大気汚染改善のテクノロジー分野で。かわりにマラッカ海峡を通るとき守るから。&一緒に中国をやっつけよう!豪とかみんなで!」。グーグルや株の分割期待なアマゾンも、印へは中長期投資をしている今。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。



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