暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#65

2020-09-16 07:52:11 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米製造業が強い!中国の鉱工業も強い!

…中国の経済指標が強く、英etc. 世界の株価やコモディティを牽引していました。元高も進んでいます。中国関連株(特にA株)も買われています。しかし、ファーウェイが窮地に陥りつつある中国。去年から、米からの部品供給が停止され、9/15には対ファーウェイへの半導体出荷が世界中で出荷停止となりました。ファーウェイのスマホ売り上げが来年激減すると見られており、ファーウェイはスマホ事業から撤退するのでは、ともマーケットは見ています。

この状況をにらんでの、今、香港に上場する中国企業(大統領選前までに、と)が相次ぎ。駆け込みIPOラッシュバブルとなっている様相。故に、中国の金融センターと化しているとのこと。中国の銀行の独占状態となっている今の香港(米マーケットで上場廃止を迫られても、香港中国で重複上場しておけば安心、との思惑から)。

IPO主幹事はもちろん中国系証券会社で(外資で唯一認められているのは、スイスのUBSのみ)、7/1に施行された香港の「国家安全維持法」は、この為だったとも。これまでは米ドルを融通する場だった香港が、国策(内需を強くするため)の半導体銘柄の集約地となり、今後ナスダック以上の活況となるか or IPO枯れとなるか。

昨日、WTO紛争協議会は、「米の対中関税は不当だ」という結論を出しました。これに対し米は「中国の方が不当貿易であり、米は許されるべきだ」と。これにより、米のWTO離れが一層進むと見られている。ファーウェイも逆転する日が来るか?でも、アップルウォッチの新モデルにつけた新機能「血中酸素量が量れる」は、やはり凄いし、AMDのCPUも凄い。米に勝てるのか中国。中長期投資を見ても良いのか中国半導体株。

ちなみに、中国への輸出を停止した①東芝(キオクシアのメモリ)⇒「米と合わせたい」、②ソニー(画像)⇒「米の法令を遵守する」。…マーケットは違うか、今日の日本電産の株価に注目。

…NY連銀製造業景況感が強かったが、経済指標はまちまち、今夜にあるFOMC結果発表待ちで身動きが取り辛いと見られる今日。(今夜のFOMC:①大きな変更は無いと見られる、②FRBメンバーほぼ全員が「今後2年はゼロ金利は据え置き」としているが、今夜で、更なる”ゼロ金利長期化”が打ち出されるのか?)、③最近の、労働市場(雇用の停滞感・鈍化)上院で進展なし、にパウエル氏は言及するか?

株価は変わらず割高感(業績と見合っていないPER)で。いくら「株価は将来を織り込んだ値」と言っても、米の銀行は「景気がコロナ前に戻るのは3年後」としているので、マーケットの健全化機能として、大統領選イベント通過後に10%程の調整が入ると見る向きが増えている。

FOMCでのタカ派発言警戒から、昨日は米金利⇓なのに、ドルも下がりましたが。「追加緩和策は出ない」と見るみずほ証券アナリストはドル反発予想。ジャクソンでは新政策発表の場と化していたので(追加緩和策が全く出なかったので)、今日は追加緩和策が出る、と見る向きも多い今夜。⇒出ればリスクオンムード。

クレディスイスは「9月からは米景気は弱含む」と見ており。FRB(FOMC)の財政出動が出てこない、という今の状況は、=個人消費が底上げされないということであり(上院も話合いがまとまらなかったし)、故に、米の年末商戦に多大な影響がある、と見られている(スローダウン)。⇒故に、FRBの緩和姿勢+ゼロ金利は長期化する、という見立てのクレディスイス。日本においては日銀はコロナ後弱く(打つ手が無くなってきており)⇒円高方向と見ていた(今後一年で100円台視野、とも)⇒ドル安となる⇒菅政権で円高となると見ているマーケット。しかし、中国の早い回復&強い経済指標改善で、アジアへの期待からの、円・豪$買い入ると見られる。

アジア開発銀行が「成長率が、経済的に影響が波及する程の落ち込みとなる」と発表した、というニュースには注意。アジア開発銀行は、上海協力機構の手先。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。



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