暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#188

2021-04-01 08:11:48 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米J&Jが新型コロナウイルスワクチンの出荷を一時停止、「品質に問題がある」として。現況で出荷済みのワクチンは「安全」とJ&J。要警戒。

…8年間で220兆円のインフラ投資を表明したバイデン大統領。「一世一代の投資で、中国との競争に勝つ!」とバイデン。老朽化した道路や橋、高速道路などへの交通インフラ投資(68兆円)で「雇用を作り出す」ともバイデン。他、EVに19兆円、サプライチェーンや環境技術などにも投資するとも。

財源とする増税は、

        1. 法人税を現行の21%⇒28%へ増税。
        2. 海外工場etc. 海外での収益に対する課税を21%に引き上げる。

としていました。(⒉は「米に戻ってください」「Made in USAの復活を!」というバイデンのメッセージとも受け止められています)

しかし、米産業界・議会(共和党)からは反発が(「大きな間違い」と)出ており、「議会で通すのは難しい」とマーケットは見ており、このバイデン発表はまだマーケットには織り込まれていない。⇒∴米長期金利は1.7%台で高水準も、大手ハイテク銘柄が買われた3/31のNY。

…米金融規制の枠外だった「ステルス」株式投資のアルケゴスみたいな投機筋の”ファミリーオフィス”。マーケットアナリストさん達は口を揃えて「終わりの始まり」を連呼しています。

昨夜MXの近藤さん⇓

トータルリターンスワップをしていたタイガー・フアン氏のファミリーオフィス。

「今回のアルケゴスは、リーマンショックに次ぐ不安感をマーケットに漂わせている」と近藤さん。あまり”小さい材料”とは受け止めないほうが良い、とも。「これは個別の証券会社(プライムブローカー)の問題ではない」。

…「①国債、②FRBへの準備預金をリスクアセットに入れなくてもよい」というSLR法だったが、4月からこの緩和が無くなるので、米銀行のリスクアセットが増えることになる。

⇒∴銀行への実質リスク規制(銀行にリスクウェイトをかけていくことになる)。

⇒∴米国債が売られると読んでいるマーケットなので、

⇒∴リスクウェイトの高い資産から削ることになる4月~(リスクアセットを少なくしたいので)。

⇒∴4月から当局のルールが変わるので、タイガー・フアン氏の件のように、投機筋のファミリーオフィスには(今まで大口には追証も甘々だったプライムブローカーだが)資金を貸さないと見られています。&回収。

⇒∴米金融株暴落からの世界同時株安に気を付けて、という”バブル崩壊”を次の材料にすると決まっているような今のマーケット。

…仏:コロナ再拡大をコントロールできずで、規制強化を発表。独以外はサービス業が主幹産業のEU。

…FRBが金利上昇を容認している理由:住宅価格高騰な今(住宅=実質資産)。⇒住宅バブル崩壊での金融株急落を防ぐため、とシティG証券タカシマさん。

…ラガルド:各国の長期金利上昇について、牽制を入れました。

EU2月以降の金利上昇について「市場はECBを試すがよい」と。

…日米金利差からドル円を買う人が増え、円安な日本。しかし、”良い円安”ばかりではない、と。日本の経済指標、東北で相次ぐ地震、での半導体ひっ迫etc. 外国人の「日本はデフレに戻る」という見立ても出てきている怪しい今。

…独が方針変更:英アストラゼネカのワクチンを「信用が落ちてしまった」と。血栓問題で。「65歳以下には打たない」と。躊躇する65歳以上。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。



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