暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#445

2022-04-01 08:14:25 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 9/2らへんにオプションカットがたくさん入っている米マーケット。∴ストップロス買いが入ると見られている。(3/31.WMZ)

…Twitterの方①

「インフレの長期化(特に賃金⇑でのインフレ)は、”株価マイナス60%”を引き起こすリスクがある」というグローバルマクロリサーチの記事。「金融引き締めは、インフレ率よりも先に株価を退治してしまうだろう」と。

→「QTのストック効果が無ければ、そうかもしれない。QTペースの加速は、利上げペース加速以上に警戒が必要(も、結局全てはインフレ次第のQTだが)。”インフレ上昇率に警戒”ということ」

→昨夜NYの米2月個人消費支出物価(PCE)は、前月比+6.4%だった。∴以下②へ繋がる。

&今夜NYは雇用統計よりも米ISM製造業が注目されています。

…Twitterの方②

「米ヘリコプターマネー給付金支給で急上昇した個人貯蓄率の低下トレンドに変化は無し。給付金により、”平常時に見られる米消費者センチメント改善”と”貯蓄率低下”の相関関係が崩れている。給付金による消費押し上げ効果が薄れる中、ガソリン価格上昇により消費はかさ上げされており、貯蓄率低下を強い消費意欲と捉えて楽観的にはなれない」

…中国の景況感が5ヵ月ぶりの悪化(5ヵ月ぶりに50を下回った。前月比-0.7ポイント)。都市封鎖&ウクライナ問題での資源高により。

∴今後の中国政府当局の「ゼロコロナ政策」の行方には注意(世界的景気悪化?インフレ加速?)

…opecプラスは、バイデンの備蓄放出発言(1日100万バレルを数か月)を見ての、原油増産ペース据え置き。現状維持。からのoil下落。

…GS:FF目標金利を2024年に3.1%と見ている。

  • 2022年3/31「金で固めて金で潰す仕組み。明日4/1も稀に見る星並び」(黄金の金玉を知らないか?より)

…先日の同ブログ「来たこれ‼ロシアと中国、単一通貨の導入を検討」記事に引き続き、面白かったので抜粋(も、ロシアびいき目線な記事)

「なんと最近、ロシアがルーブルの金兌換(だかん)制を発表しました。∴ルーブルと金相場が固定された。ルーブル=GOLDになるってことです。以下、海外サイトから⇓⇓」

<ロシア中央銀行が、ルーブルの金兌換制を発表。1g5000ルーブル>

ロシア中央銀行は、2022年3/28付けでロシア:ルーブルを金兌換制に移行することを正式に発表した。

レートは金塊1gにつき5000ルーブル。つまり1トロイオンス(32g)は16万ルーブルとなる。これを米$に換算すると”1600$”となる(米$建では1928$で取引されている)。∴ロシアは、金地金に限り、世界中の米ドルの価値の約15%を消し去ったのです。

更に悪いことに、ロシアはロシア産石油と天然ガスをルーブルでしか売らず(大統領令を出した。4/1から施行)、ルーブルは現在GOLD1gを5000ルーブルで固定しているので、∴ロシア産石油や天然ガスを買おうとする人/国は、ルーブルかGOLDで支払う必要があります。

∴世界中の人々が、文字通りルーブルにお金をつぎ込み、米ドルやユーロを捨てることになるのです(∴ロシア産のコモディティを買う時(買う前)に、まずルーブルを買わなければならないということ)

参考までに。この地球上で最後にGOLDで通貨を支えようとしたのは、リビアのカダフィでした。NATOはリビアに侵攻し、リビアの人々がカダフィを路上で捕まえて血まみれにして彼の頭に弾丸を打ち込むまで、リビア空爆を続けました。

ロシアのやった事は、米$・ユーロを破壊したという事(中国と共に?)。∴(イルミ側の)銀行家たちは、”国家元首”に「第3次世界大戦を直ちに開始しなければならない」と伝えることでしょう。

その理由として→今日(3/28)、ロシア中央銀行はルーブルをGOLDと固定しました。先週、ロシアはロシア産原油とロシア産天然ガスをルーブルでしか売らないと宣言しました。これは、ロシア産の石油とガスが、ルーブルをGOLDの代理としてGOLDにペッグされた事を意味しています。

影響:ロシアのガスと石油を必要とするヨーロッパ(特に独・仏・伊etc. )は、GOLDを使ってプーチンからルーブルを買うか、石油・ガスの支払いをGOLDで直接支払わなければならなくなった(現在、ルーブルと米ドルの為替レートは約100:1)

しかし、5000ルーブルが1gのGOLDと等しくなり、∴ロシア産石油はGOLDで直接価格設定されるようになった為、”1$が買えるGOLDの量”という点で、為替市場では大きな価格破壊が起こるだろう。

∴ドル紙幣を準備している外国はすぐにその使い道が無くなり、「もっと安定したもの」つまり「価値を保持できるもの(=GOLD)」を選ぶ為、更に紙幣を捨てることとなっていくでしょう。→基本的に、GOLDとペッグしている通貨がそれに当たります(資源コモを沢山保有している国の通貨)

つまり、日本のような国(資源の無い国)は米国債同様に投げ捨てが始まるだろう。そして米国債保有NO.1の日本は、米国債を投げ捨てた後に「ルーブルのような、より安定した通貨に移行するでしょう」。そして「日本etc. のルーブル買い支え」によりルーブルにインフレ抑制効果をもたらし、時間の経過とともにルーブルの価値を高めていく事となる。

∴これは、プーチンがいつでもルーブルを500$・50$・10$と切り上げることができる、という事。∴プーチンにとっては、ルーブルの価値が上がり続けるという事(ロシア産コモを人質にして)。その結果、外国が$基軸通貨を捨てる(米国債売り)。&余ったドルが自国(米)に大量に還流する(ドルの信認失墜からのドル安?)。∴米は更に酷いハイパーインフレを引き起こすこととなる。→プーチンは正しい。ロシアが今回行った事(金兌換制への移行)は、米$とユーロの心臓に短剣を刺したようなものだ。

原油価暴落を恐れ、シェールオイル・ガスの設備投資に中々踏み込めずにいる米。米国内ではほとんど何も製造していない(コモが無いという事か?)ので、外国が支払い基軸通貨として米$を受け入れなくなれば、欧米国内ではあらゆるものが不足し、欧米を更なるインフレーションが襲うことになる。

…「プーチンが正しい」は?ですが。しかし「バチカンがガス代をルーブル支払い。今日(3/30)10millionユーロ分、ルーブル購入の為にロシア中央銀行に送金。~バチカン銀行」という情報もあり。

「インドもガスのルーブル支払いを準備している」との地元紙報道。現在、双方の中央銀行が協議中とも。インドではエネ価格が連日高騰、ガスプロム社からLNGを輸入している印。昨日にはロシア:ラブロフ外相が訪印。「天然ガスのルーブル支払いを拒否すれば供給停止にする」とプーチン。

&ブログ主は「今後生まれる中国ロシアの統一通貨は、金兌換制通貨となる」「そして、中国ロシアになびく国が増えてくる」「つまり、資源保有国の”資源(現物)”に裏打ちされた通貨が主流になっていく」「そして今年の夏、米$基軸通貨体制は崩れ、資源を持たず、資源の裏打ちが無い通貨は無価値となっていく」との事でした。

  • 今朝の日経FTでは「ロシア産天然ガス購入時のルーブル建て支払い義務の大統領令」「ロシア:ラブロフ外相の印訪問について」を細かく分析していました。

…独:ショルツ首相が昨日に「ロシア産天然ガス購入時のルーブル支払いはしない。支払いはユーロで行われるべきだ」と発言した直後に、プーチンが「ロシア産天然ガス購入には、ルーブル支払いを義務付け」という大統領令に署名。「ショルツ首相の顔に泥を塗った」と日経FT。

「独を揺さぶり、西側のロシアに対する経済制裁を解きたい思惑があると見られる」とも日経FT(『”ルーブル支払い義務付け”への移行期間は10日ほどある』とも)

…ブルームバーグ:印とロシアは伝統的な友好国(印:武器の80%をロシアから購入)

          • quadに加入している印だが、欧米と一線を画している。印の態度に不満を表している欧米。
          • ロシア産原油を大幅割引で印に売っているプーチン(ロシア産原油を禁輸していない印→3.4月は更にロシアからの輸入量を増やしている)

→ルーブルとルピーの決済制度の導入を検討している2国(ロシア・印)。も、最終決定は未だ。訪印中のラブロフ外相(ロシア)が印にいる間に新決済制度の発表が出てくるかどうかに非常に注目、と今朝のBS1:キャッチ。

…ソロモン諸島と中国が安保協定締結へ。∴豪は警戒(仏もか)


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