暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#17

2020-07-30 16:12:31 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

  • もう少しドル安進むかもだが、材料がない。

…未明のパウエル会見で「近い将来の金融政策」という文言があった。これは、次回FOMC(9/15.16)で何かしらの”更なる追加緩和”が出てくるのでは、というマーケットの受け止めへとつながっている。

①引き続き国債買い入れ

②YCCではなくフォワードガイダンス(実質ゼロ金利)をやる(YCCをやってる日銀のように失敗はしたくないから)。

⇒故に、金利低下でのドル安トレンドはまだまだ続くと見られる。(8月下旬辺りから次回FOMC 9/15.16を見据えて、一段のドル安、とも。)

…以下、参考にしている大手FHアナリストの見解も交えて。

<目先ターゲット> 101.19 ~ 111.76 。ドルと円の名目実効為替レート103.67 (76.4%) をラインに見ている、とアナリスト。しかし、ドル安は徐々にブレーキがかかってくるだろう。そしてドルと円はまた同じ動きになると見ている、とも。

…リスクオフ時の最強安全資産がドルと円なので、今回のドル安以前の膠着ドル円相場は”安全資産がリスクオンにより拮抗して売られていた”という動きだった。

そして今回の

①総領事館閉鎖合戦でかなりの緊迫化となり、円買いへと。リスクオフがピークに達したところで総本山ドルが買われてくる、と見るので、100円割れはないと思われる。

なおかつ

②FRBが資金供給を物凄くしているので、3/19らへんのドル需要で皆たくさんドルをキープしている分(=$実効レートも上昇)、ドル安因はそのままなのだが、地政学での円買い。アングロサクソン英加豪米vs中国では、ドルは強い。

…ユーロの実効為替レートが、まだ2~3%の上昇余地があるので(ユーロ円だと125~126円が視野に入ってくる)、ユーロドルでの更なるドル安、となればドル円も追随か?

…今夜の米GDP速報値で大幅な落ち込みとなれば、米金融企業に売り圧力がかかる(体力が削がれる)。⇒ドルの更なる売りか。

 

 

宜しくお願いいたします。


株価予想日記#16

2020-07-30 07:29:38 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米・反トラスト法に関する公聴会。GAFAは「正当な行為」と主張、議会は巣ごもり需要恩恵によるGAFA株価⇑を追求。

…追求前日に証言を公言するなど、巧みなGAFA首脳陣。悪材料は出ず、ナスダックも反発(⇑140)。毎日値幅が振れすぎるナスダック。議会の追及背景には、過去に巨大企業(石油、通信)を分化して権力を潰した成果があるので、今回も潰したい?イルミには不都合なGAFA。

…FOMC。結論としては「”先が見えてこない不安感”の方が勝っている」ととれたパウエル発言。「何かあれば支える」の一点張り。YCC(イールドカーブコントロール)議論にはならず(前回は「YCCは時期尚早」として無視、今回においては議論にもならなかった。「YCC検討」的な発言も皆無。)、金融緩和がきちんと成されているので、ツールとしては用意されているけれども、その必要はないとするFRB、とマーケットは捉えていた。

FRBは「YCC」を言葉にしないのは、3月らへんの「世界的米ドル不足」を避けるため(ドル高で金利が上昇してしまうことを避けるため)。インフレ2%超えを容認し(原油価格をワザとつり上げてくると見ている)、フォワードガイダンス(実質ゼロ金利)を提示することで、どっちにも転がさないスタンス。

…気になるのは中外製薬。海外での治験で改善が確認できなかったようだ。ロシュ傘下のイルミ系。IT、電子部品、薬品がトランプでもバイデンでも強いと見られているが、ボーイングが最終赤字2500億円とかの話題を見れば、やはりイルミ系(軍産複合企業)を大底で買っておいたほうが強いのかとも考える。中国ロシアチームの反イルミ勢力の動向も気になるが、印も政府調達系事案から中国企業を排除するとしたし、米豪チーム(ファイブアイズ+ファイブパワーズ)に日本・印も加える勢いだし。

何よりも、尖閣防衛に米軍が口を挟みだしてきた。過去最高に大挙して押し寄せている中国調査船団。8月下旬からさらにやってくるそう(中国の規制解除で)。

…あとは、カナダの「ショッピファイ」が売上高倍増で過去最高益を出したという話題。アドバイザー企業。時価総額も2倍に。

米ではアマゾンキラーと呼ばれていて、大手モールから乗り換えてくる人が大挙している今。こういう良心的創設者には、ずっと良心的で居てもらいたい。潰しにかかってくる存在がいると思うが、中国ロシアもイルミに潰されたくないと、頑張っている今なのだろうかとも思いがよぎる。

ただし、11月の大統領選で民主バイデンが勝てば、「もう元には戻らない」と見られている中国利権に群がっていくであろう米民主と世界。ソ連解体の時と同じことを今の中国共産党にしようとしている米。来年建国100年の中国の節目を潰しにかかると見られている。南沙諸島の暗礁を爆破する可能性が高い、と中国専門家。

…今夜の米GDP速報値が前期比大幅落ち込みなら、ワクチンに良い材料が出ても、今後金融機関に下押し圧力がかかってくると見ている。⇒貿易量もダウンで、金利・通貨も悪い上昇か。

…安定感なディフェンシブ株に買いが入っている新興市場。オンライン診療需要で医者のためのメドピアや、回線から見てNTTドコモはこれから(大容量の回線がオンライン診察需要にハマると見ている)。

 

 

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2529円

・1552:VIX短期:9900円

・1679:NYダウ:25100円

・2561:日本国債:2740円

 


よろしくお願いいたします。