社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

バーベキュー殺人での被害者批判、苦情優先の社会は人間社会を破壊する

2017-05-10 22:36:42 | 事件、事故

 庭で子供達とバーベキュー大会(以下、BBQ)を行っていたら、精神異常者からうるさいと因縁をつけられ、子供達を守るために路上に出たらもみ合いになり、刺されて亡くなってしまった。自分の家の庭でBBQをしていただけで何故殺されなければいけないのか。被害者遺族は無念と怒りで気持ちが収まらないことだろう。だがネット上では、殺人犯よりも被害者を過剰に批判する意見が多数ある。そこにはどんな勢力が絡んでいるのだろうか。

 ネット上の中でも工作し易いヤフーコメント欄では、そもそもBBQを自宅の庭で行うこと自体を問題視する意見が目立った。1人でも文句が出たら止めるべきであるとか、匂いなどが洗濯物に付くから迷惑だとか、普段から近所と良い関係を維持するために菓子折りの1つでも持って行くべきなど、まるでBBQそのものを悪者扱いしているとしか思えない。また子供が騒ぐからうるさいなど、騒音に結び付けて批判する意見も目立った。

 更に、犯人が精神を病んだのも被害者家族が度々BBQを行っているからそのストレスで精神病になったのではないかといったこじつけ論(*1)まで噴出し、まるで被害者が犯人を挑発したのだから、殺された方が悪いかのような意見が多数飛び交った。

・子ども守ろうと刺される 亡くなった大脇さん
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20170509-00004190-gifuweb-l21
(被害者を批判するコメントが多数投稿され、多くの賛同があるように見せかけている。2chにもそうした傾向のスレッドが多数ある。)

(*1)
 引用のニュース記事にもあるように、犯人は中高生の頃から不登校でひきこもり同様の生活になっていたとあるので、精神疾患はかなり前からあったと考えられる。少なくとも、被害者家族のせいで精神疾患になったと考えるのは真っ赤な嘘である。

 そもそも、文句を言って来たのは犯人だけで、それ以外の近隣住民は何も文句は言っていない。そのような状況なら、BBQを行うことに何ら問題はないはずだ。しかも事件があった岐阜県瑞浪市の住宅地をgoogleの地図で確認したところ、住宅地ではあるが空き地も目立ち、決して都会の街中のような小さな家が密集しているような地域ではない。タレントのフィフィも、十数人という人数を疑問視するようなコメントを出しているが、少年野球の子供達を交えているのだから、10人を超えるのは当然のことだ。子供達なら騒ぐこともあるだろう。そこに何の問題があると言うのか。以前、保育園の子供の声がうるさいと裁判を起こした事例があったが、原告は敗訴している。だいたい子供の騒ぎ声をうるさいと感じるような人は、既に人間性を失っているのではないだろうか。

 しかも犯人は先述の通り精神疾患があり、度々近隣トラブルを起こしていた。どうも音に過剰反応する疾患を抱えていたようで、この事件でも、声がうるさいと文句を付けて来たようだ。従ってこの事件の論旨は、騒音公害になるのかならないのかであって、BBQをしたり魚を焼いたり、焚き火をしたりということとは本来無関係のはずだ。

 だが工作員連中はあくまでBBQに論点を摩り替えてコメントをしている。しかも被害者が刺青しているとか、墓地で魚を焼いていたことがあるなど、被害者の普段の素行を問題視したり、或いは犯人を挑発するためにわざと騒々しく大人数でBBQを行ったなど、被害者にも問題があるように巧みに印象操作を行っていた。

 もっとも、犯人を挑発することになるという認識が被害者側にもあったのなら、防犯という観点でやや脇が甘かったということはあるかも知れない。しかしBBQを行うにあたって、大人も複数人いるわけで、もし過度に犯人を挑発することにもなりかねないという懸念があれば、その時点で歯止めがかかってもおかしくないはずだ。しかし結果的にはイベントは行われたのだから、犯人がここまで暴走するのは予想外だったに違いない。

 では、工作員連中の正体は何なのか。そして目的は何なのかについて考えてみよう。連中はBBQを一般家庭で行うこと自体を快く思っていないようなので、恐らく自分達はそれをする機会も仲間もいないのだろう。禁煙勢力も嫌煙家が中心なのと同じで、単純明解である。まさに今回の犯人の如く孤独で誰にも相手にしてもらえない人達がネットで吠えているだけなのか。勿論そういう連中もいるだろうが、どうもそれが中心ではない気がする。

 BBQなどのイベントは、家族が仲良くしている証でもある。逆に今にも離婚しそうな家庭がBBQなどするわけがない。つまりBBQを敵視する、或いは嫉妬する勢力とは、幸せな家庭を破壊することに躍起になっている連中ではないかと考えられる。そうなると、フェミぐらいしか思いつかない。

 フェミ連中は、母親が幼い我が子を連れて公園で遊んでいたり、デパートや娯楽施設などで楽しそうにしているところを見るだけでも腹が立つ種族だと言われている。つまり連中の発想は、自分より幸せな奴らを不幸になるように引き摺り下ろしてしまえというものだ。それがDV、離婚、非婚女性の促進など各種の活動につながっている。BBQを規制して、家族の絆を深める要因を少しでも失くしたいという狙いがあるのではないだろうか。

 更に、さゆ氏のサイトで我孫子女児殺害の報道が地域社会のつながりを失わせることを目的としていると説いているが、こうした勢力も中心的存在と言えるだろう。そもそも隣人が行っていることに対して文句を付け、文句者の意向の方が優位になるのは公平性に欠けている。今回の場合なら、BBQを行う権利と、それを止めさせる権利は同等に扱われなければならないはずだ。その中で、必要性や他者への影響、そして回避策など様々な視点で分析し、個別に結論を出すのが筋だ。従って、ある時はBBQの権利が優先したり、また別の時は止めさせる権利が優先したりと、状況によって変るはずである。

 ところが、現代においては、いかにも文句を付けた方が優位になる場面が多々ある。例えばフェミが碧志摩メグなどのポスターに性的だといちゃもんを付けて撤回させるというのはその典型例である。実際には文句を言っているのはごく一部であるのに、そちらを優先させるというのはいかにも不合理である。しかし、女性専用車両のように、権力側が行っていることに関しては、文句が多かろうが絶対に後退はしない。そしてフェミが増長すればするほど、ますます女達は恨みを買われる結果になる。

 家庭を破壊する勢力がBBQ文化を潰そうとしているのなら、ネットの世論操作も簡単に見通せそうだ。しかしそれが一般家庭でBBQを行うことを躊躇させる社会になってはいけない。何故ならそれが連中の狙いだからだ。


・バーベキュー中、男性刺され死亡 瑞浪、逮捕の男「うるさい」2017年5月9日 08時59分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017050990085948.html

 7日午後6時半ごろ、岐阜県瑞浪市陶町(すえちょう)大川の住宅街で「2人が刃物で刺された」と110番があった。県警多治見署によると、自宅でバーベキューをしていた会社員大脇正人さん(32)が、男に腹部を刺され、搬送先の病院で死亡した。男を取り押さえようとした男性会社員(42)は腕などを切られるけがを負った。

 署は殺人未遂の疑いで、東隣に住む無職の男(26)を現行犯逮捕した。腕を切られた男性と、バーベキューに参加していた別の男性会社員(45)が取り押さえ、駆け付けた署員に引き渡した。署は、殺人容疑で9日に送検する。

 男は「刺したのは間違いないが、殺意はなかった」と容疑を否認している。男や男の家族は、以前に家庭内のトラブルで、署に相談していたという。男は精神科への通院歴があり、意味不明な言動もあることから、県警は刑事責任能力の有無も慎重に調べる。

 署などによると、大脇さんは自宅の庭で、友人家族ら十数人でバーベキューをしていた。男が「うるさい」と言いながら、包丁のような刃物を持って現れたため、庭先の路上でもみ合いになり、大脇さんが刺されたという。現場で凶器とみられる刃物が見つかった。

 近隣住民によると、大脇さんがコーチを務める市内の少年野球チームのメンバーらが集まっていたという。

 男は小中学校は不登校で高校に進学せず引きこもりの状態で、現在は一人暮らしだったという。近くの女児を怒鳴りつけるなどトラブルを頻繁に起こし、町内会で不安の声が出ていた。

(中日新聞)


・瑞浪・2人死傷事件 近隣トラブルか(岐阜県)
http://www.news24.jp/nnn/news86234631.html

 7日、岐阜県瑞浪市でバーベキュー中の男性2人が刃物で刺されて死傷、男が逮捕された事件で、警察はバーベキューの声が事件の引き金になった可能性もあるとみて、当時の状況を調べている。事件が起きたのは、瑞浪市の住宅地。7日午後6時半ごろ、住宅の庭先で大脇正人さん(32)らがバーベキューをしていたところ、刃物を持った男に襲われた。腹を刺された大脇さんは死亡し、ほかにも男性(42)が腕を切られて軽傷を負った。逮捕された無職の男(26)は「刺したのは事実だが、殺意は持っていない」などと供述。警察によると、事件の直前、男は「うるさい」と叫んでいたという。周囲では、以前から「音」に対してクレームをつける男の行動が目撃されていた。付近の住民は「子どもに『うるさい』と大声を出したのは、1回ぐらい見ただけで、あとは親のところに電話をしていたようだ。『やかましい』と」と話す。また、別の住民は「(男は)少しの音でも気になると、電話をかける。警察に」「だから(被害者は)『もう何もできない』というようなことを言っていた」という。警察は、バーベキューの声が事件の引き金になった可能性もあるとみて捜査。逮捕された男には、不可解な言動もあり、刑事責任能力の有無を含め動機などを慎重に調べている。
[ 5/8 17:51 中京テレビ]