社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

中川翔子批判はフェミニズムにより増幅される

2014-08-28 22:21:44 | ネット媒体

 捨て猫騒動を巡る中川翔子への批判が止まらない。2chの芸能・音楽・スポーツ ニュース速報+板では未だに中川に関するスレが立っており、そこでは捨て猫騒動の話題のみならず、過去の中川のブログ記事に関する内容にまで批判が及んでいる。

 何故ここまで中川が批判されるのか。理由は捨て猫騒動に関して中川が自らのツイートに対する批判があるにもかかわらず、謝罪や訂正もすることなく正当性を主張するといった高飛車な態度が一層批判を大きくしているからなのだが、それ以外にも、過去のブログ記事等から中川の「奇行」が次々に明らかになっているという事情もある。

 例えば、冥王星に関するブログ記事では常軌を逸した文字列を書き並べあざ笑うような記載をしている。冥王星に対して何か恨みでもあるのか? そもそも冥王星など宇宙空間の天体に対してそれに恨みを持ったり、馬鹿にしたりという感情を持つこと自体が異常ではないのか。しかしこの後、冥王星の名付け親が中川の遠縁に当たる人だと判明すると手の裏を返したように冥王星賛美をするブログ記事を書いている。

 また、過去に中川が学校でいじめに遭っていた経験談として、朝日新聞に掲載されたメッセージがある。しかし一方で、中川が自分のマネージャを遺影のように扱ったり、裸のイラストを書いてそれらを写真に収めブログに掲載するなど、中川の方こそいじめ加害者になっているではないかという批判が上がっている。

 こうした非常識な女が出てくるのもフェミニズムの環境下では当たり前なのかも知れないが、冥王星の事例などを見る限りでは中川特有の何かがあるような気もする。

 ところで、批判する側はどんな者達なのかというと、必ずしも元々中川が嫌いだった層ばかりとは限らない。今回の一連の騒動で中川の印象が悪くなったという者もいる。そして何より、フェミニズムの悪影響で女性が反感を買われ易いという背景があることは言うまでもない。

 つい先日も、橋本聖子参議院議員の高橋大輔選手へのキス問題があったばかり。しかし橋本には何の制裁も課されなかった。これが男女逆なら即議員辞職に追い込まれただろう。マスコミでも橋本を擁護する声はあるし、決して橋本批判一辺倒ではなかった。そもそも新聞やテレビのニュースとして取り上げられるのではなく、ワイドショーネタでしか取り上げられないところに、フェミニズムの女性優遇がありありと感じられる。

 フェミ女性団体も当然の如く黙ったままで話題が下火になるのを待っているだけだし、一般女性陣からも橋本を真正面から批判する声は聞かれない。つまり多くの女性はフェミニズムが提供した女性優遇に甘んじてしまっているのだ。こうした女のご都合主義風潮が男性陣の反感を買い、その怒りが増幅されて今回の中川批判を大きくしているという側面もあるだろう。

 因みに、中川は週末のテレビ、ラジオに生出演の予定がある。特にラジオ放送では番組内でツイッターも受け付ける内容となっているので、ネット世論がどんな反応を示すか見ものである。


・中川翔子 「猫騒動」でツイッターが大炎上した理由 2014年8月25日 9:59
http://www.asagei.com/25849
http://news.livedoor.com/article/detail/9180215/

「しょこたん」の愛称で人気の中川翔子。大の猫好きでも有名で、10匹の飼い猫をブログでも披露している。そんな彼女のツイッターが今物議をかもし出している。事の発端は、一般人のこんな書き込みからだった。

「この一般人は2匹の猫の里親を募集していたのですが見つからず、今月の14日に『この2匹を保健所に連れていきました』とツイッターに書きこみました。それに中川が猛烈に反応して『保健所に連れていくなっ』と叱責するコメントを書き込んだのです。これがきっかけで彼女のツイッターは炎上。彼女を非難する書き込みが殺到しています」(スポーツ誌記者)

 中川は、すぐさま「言葉遣いが悪かったです」と謝罪。しかし、事はそれだけで収まらなかった。

「彼女が過去に自ら立ち上げたファッションブランドで、ウサギの毛皮を使ったパンツやコートを販売した事についてツイッター上で非難が集っています」(ファッション誌記者)

 中川は自分のブランド“mmts”で過去に動物の毛皮を使った事があり、それが動物愛護者から反感を買った事があった。数年前の出来事ではあったものの、このツイートが原因で再びやり玉に。彼女の“動物愛護”に関する姿勢まで問われている。

「動物大好きを売りにする中川ですが、以前クリオネを自宅で飼った時、死なせてしまった事があります。原因は、クリオネの水槽のコンセントを猫が抜いてしまったから。彼女には『猫のせいにするな』という声があがりました。そんな過去の事もあり、この騒動は、もうしばらく続きそうで困っています」(事務所関係者)

 オタクアイドルの第一人者として、ネットで様々な活動をしている中川だが、その発言や行動は、あまりにも軽率。この炎上は、しばらく収まりそうもない。


・中川翔子の炎上は燃料が切れず、今度は「マネージャーのイラストを遺影にして遊んでた」疑惑~ネット「これはいじめ」 2014.8.26 12:05
http://www.buzznews.jp/?p=154474&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+buzznews%2Frss+%28BuzzNewsJapan%29

中川翔子さんの炎上がまだ終わりを見せず、燃え続けています。冥王星に関する発言に続く二枚舌疑惑がまた浮上。
 
こちらは2012年8月14日の朝日新聞による特集「いじめと君」で中川翔子さんが「いじめられている君へ」というタイトルで述べているものです。
 
《いじめられている君へ》中川翔子さん(魚拓)

中川翔子さんはいじめを受けた経験があることをこのように語り

 "
中学のころ、私はずっと「死にたい」と思ってた。無視(むし)されたり、陰口(かげぐち)を言われたりするのがつらくて、結局、卒業式も欠席した。
 "
 
いじめをする人間についてこう表現しています。

 "
いじめる子たちをよく見てると、仲間の中から順番に1人選び、その子を無視して喜んでた。心底(しんそこ)くだらないと思った。
 
人の痛みが分からない人間だ。
 "
 
自身がいじめを受けた経験のある中川翔子さんが述べる、いじめられることの苦痛や乗り越え方に説得力を感じる方も多そうです。
 
しかし、中川翔子さんの過去のブログ記事からこんな内容が見つかり話題になっています。
 
これは2009年8月29日に、絵が上手な中川翔子さんがイラストを書いてブログにアップしていた多数の記事の中のいくつかに、当時のマネージャーを描いたものがひどい形で写真に収められているというものです。
 
けいおん(魚拓)

みはる(魚拓)

これらについては描いたマネージャー氏のイラストを遺影替わりに茶碗と箸を供え物のようにして撮影しており、「非常識すぎる」「これはいじめ」と強い批判が起きています。また
 
マリ(魚拓)

このイラストはマネージャー氏をヌードにして描きそれをブログにアップしています。
 
中川翔子さんと件のマネージャー氏との関係が不明ながら、これらを「仲間内のおふざけ」と説明するのであればそれはいじめっ子といじめられっ子が問い詰められて釈明する内容と変わりなく、批判をかわすのは難しそうです。
 
こうした行為がありながら朝日新聞でいじめの経験者として綺麗事を述べる中川翔子さんに対する不信感は高まるばかりで、動物愛護を強く訴えながら過去にリアルファーで商売をしていたことなどと合わせ中川翔子さんの「裏表」が透けて見えると指摘されています。
 
猫を保健所に連れて行った女子大生に対し「保健所に連れて行くなっ」と発言した当初の段階であれば、「言い過ぎだった」で戻ったかもしれない中川翔子さんのネットでの評判も
 
・リアルファー使用問題
・飼い猫虐待疑惑
・冥王星・いじめなどの二枚舌疑惑
 
ともはや後戻りできない段階まで事態が進んでしまっているようです。
 
ネットの人気から「ブログの女王」とまで言われた中川翔子さんは、再びネットによってその人気を奪われてしまうのでしょうか。


・中川翔子、一般人とトラブル続出&批判殺到で、ついに事務所が愛想尽かして見限った? 2014.08.22
http://news.livedoor.com/article/detail/9171073/

 今年4月、28歳(当時)にして初ロマンスを報じられた“しょこたん”ことタレントの中川翔子が、報道以来、所属する大手芸能事務所に“見限られた”との噂が流れている。熱愛報道の第一報は、スポーツ紙。結局、その2日後に発売された女性誌でも“お泊り愛”が報じられ、お相手である俳優、小澤亮太には隠し子がおり、中川の母親が交際に反対していることまで赤裸々に報じられた。その数日後には、再びスポーツ紙で破局を報じられ、たった1週間足らずでことは収束した。

 この急ピッチのロマンス劇収束には、事務所の大きな情報操作力が働いていたというのが、業界内でのもっぱらの噂だという。中川の所属する事務所にはタレントのトラブル処理を得意として取締役にまでのし上がったA氏がいる。このA氏、まだブレイクする前のアイドルグループAKB48・柏木由紀をホテルに連れ込む様子を写真週刊誌にキャッチされたこともある、いわくつきの人物。しかし、その写真が週刊誌に載ることはなくお蔵入り。知る人ぞ知る1枚となった。最近では、ツイッターを外部操作される被害に遭ったと報じられたAKB48の高城亜紀が、A氏が警察と相談して解決してくれると、名指しで感謝の意を表したこともある。

 話を中川に戻すと、そもそも「隠し子がいる男性と知っていて交際している」というよりも、「初ロマンスだったが、実は相手には隠し子がいたことを報道で知らされて破局。失意のどん底にいながらも仕事をがんばる中川」と世間的に捉えられたほうが印象はいい。業界関係者によると、この一件についても「A氏の手にかかれば、これくらいのシナリオを現実のものにするぐらいの情報操作はお手の物でしょう」と推測する。

「女性誌が自誌のスクープを発売前に事務所に知らせるのは、業界内での流儀です。そこで事前に記事の内容を知った事務所側が、中川の都合の良い内容に設定を変えてスポーツ紙にネタを流した。先に発売されるのは新聞。その後、女性誌に隠し子がいた事実が出ても、一般的には中川に同情が集まるだけ。直後に破局という情報を懇意にしているスポーツ紙に流したことで、“破局で落ち込むかわいそうな中川”というイメージがつくられたのです」(同関係者)

●一般人とのトラブル続出
 だが、そこまでフォローしてもらっていた中川が、なぜ事務所に見限られたのか。テレビ局関係者は「最近、中川が芸能マスコミの前に出てくる場に、A氏が姿を見せなくなったんですよ。それもそんな噂がささやかれる一つの理由かもしれませんね」という。

 その後、中川といえば、Twitter上で立て続けに炎上騒ぎを起こしている。拾った子猫をやむなく保健所に連れていくことにしたという一般人に対して「保健所に連れて行くな」と批判したり、犬猫保護活動をしているにもかかわらず、プロデュースするブランド「mmts」でうさぎのリアルファーを使用していたことがわかり批判を浴びたりもしている。

 最近では中古ショップ「まんだらけ」で「鉄人28号」のフィギュアが盗まれた事件で、犯人の顔を公表することが中止された際、中川が「意識的に窃盗してる犯人甘やかすことない」と厳しく訴えたが、これは警察の捜査上の問題だったためで、よく事情を把握せずにコメントすることに対しても批判の声が相次いだ。

 初ロマンス報道の火消し後、このように立て続けに話題を提供している中川だが、そもそも小澤と破局させたがっていたのは、事務所というよりは母親だったよう。前出の業界関係者によれば「正直、言動に表れているように気性の激しいこの母娘に事務所も振り回されて、ほとほと疲れてしまったんじゃないでしょうか」とも。

 一般人を巻き込んだセンシティブな問題を次々と起こす中川。多くのタレントを抱えている大手事務所とはいえ、中川1人に手を焼いている暇はないということだろうか。


・橋本聖子議員、高橋大輔「キス写真流出」の舞台裏 2014年08月21日 07時10分
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/303342/

 9月の内閣改造で初の閣僚入りが取りざたされている自民党の橋本聖子参院議員(49)に、思わぬ“ブチュー・スキャンダル”が持ち上がった。橋本氏が日本選手団団長を務めた2月のソチ五輪で、フィギュアスケートの高橋大輔(28)に無理やりキスをしたという赤面写真が20日発売の「週刊文春」に掲載され、物議を醸しているのだ。改造を直前に控えたタイミングでの報道は、橋本氏の追い落としを狙ったものなのか。キナ臭さも漂うブチュー騒動の舞台裏を追跡した――。

「貴公子の受難」と見出しが打たれた2人のキス写真は衝撃の一言だ。橋本氏は右手を肩越しに高橋の背中へ回し、左手は高橋の右手の指に絡め、完全にホールド。その唇が高橋の口元をとらえた決定的瞬間が写された。顔をそらす高橋を橋本氏が強引に“捕獲”しようとするカットもある。

 文春によれば、キス事件は2月23日のソチ五輪閉会式後に行われた打ち上げで起きた。酒が入ったとみられる橋本氏は選手一人ひとりを抱擁し、ねぎらったが、高橋にはキスを迫り、強引なキスは数回に及んだという。

 橋本氏はスピードスケートと自転車で夏冬両五輪に7度出場し、1992年のアルベールビル冬季五輪で銅メダルを獲得した五輪の申し子。引退後に参院議員に転身し、当選4回、勤続19年のベテランになる。夫は警察官で、子供も6人(実子3人)いる。スポーツ界では日本スケート連盟と日本自転車競技連盟の両会長、日本オリンピック委員会(JOC)の常務理事兼選手強化本部長、20年東京五輪組織委員会の理事なども務める。

 そんな要職にある橋本氏が、高橋にキスを迫ったとなれば、セクハラやパワハラに当たる可能性も出てくる。いずれも女性側の被害が問題視されがちだが、男側が被害者のケースも最近では珍しくない。“被害者”側の受け止め方にもよるが、今回の件では、観念した高橋が目を閉じ、すべてを受け入れた様子が写真からうかがい知れる。

 だが、橋本氏を知る関係者はセクハラやパワハラ説を一笑に付す。

「橋本氏はスポーツ外交の顔で、東京五輪招致でも奔走した。会合では、海外の関係者から『セイコ』と親しまれ、ハグはもちろん熱いキスやお姫様ダッコされるのもしばしば。本人も慣れているから、日本人から見ればオーバーともいえるスキンシップを取るのも珍しくない。キス魔という話は聞いたことがありませんけど(笑い)、酒が入って悪ノリしたんでしょう」(党関係者)

 とはいえ、そんな“聖子事情”は、熱狂的なことで知られる高橋ファンの女性からすれば知ったことではない。19日には都内の地下鉄に文春の広告が張りだされ、その写真がツイッターに投稿された。情報は広がり、「女のセクハラ」「大ちゃんに気安く触るな」「おばさん、ふざけるな!」「橋本は辞職しろ」「大ちゃんがかわいそう過ぎる」などとネット上では、高橋ファンらが卒倒&激怒する事態となっている。

 安倍晋三首相(59)は9月3日の内閣改造で、過去最多と並ぶ5人かそれ以上の女性閣僚の起用を示唆し、橋本氏は少子化担当相兼五輪担当相での入閣が噂されていた。

「内閣改造前は候補のスキャンダルがなにかと出るもの。橋本氏は父親の借金問題を蒸し返されるのがネックでしたが、それでも支障をきたすものではなかった。今回もスキャンダルというほどの類いではないが、パワハラやセクハラとの批判は避けられないかもしれない」(永田町関係者)

 永田町では写真の出どころも注目されている。

 現場はマスコミがシャットアウトされた選手村内の一室だったため、撮影者は限定される。永田町の関心は、誰から漏れたのか、意図的に流したのかという点だ。

「橋本氏は長老キラーで、党重鎮陣からもかわいがられ、党内での敵は少ない。JOCやスキー連盟の方がお家事情は複雑で、橋本氏をよく思わない勢力からのリークが疑われています」(橋本氏の地元関係者)

 橋本氏は19日、本紙の取材に事務所を通じて「キスを強制した事実はない。高橋選手へ敬意と感謝の念は持っていましたが、それ以上になにか特別な感情があるわけではありません」としたうえで「(セクハラ行為との)認識はありません。選手や役員は外国の選手らとの交流が多く、打ち上げなどではごく自然にハグやキスすることがあります。ただし一般の方の誤解を招くようなことがあったとすれば、気を付けなければならないと反省しています」などと話している。


・無理チューセクハラの橋本聖子、五輪選手選考でも高橋大輔びいき?
http://lite-ra.com/2014/08/post-391.html

「週刊文春」(文藝春秋)8月28日号がスクープした、日本スケート連盟会長・橋本聖子参院議員によるソチ五輪フィギュアスケート男子代表・高橋大輔選手へのキス強要事件。スポーツ関係者やテレビをはじめとするマスゴミは「たいした話じゃない」と不問にする姿勢を見せているが、これはけっしてそんな小さな問題ではないだろう。それどころか、一部の関係者からは、今回の問題の背後にオリンピック選手選考にからむ重大な疑惑があるとの声もあがっている。

 まず、強く主張しておかなければならないのは、この事件は明らかに、権力者によるセクハラ事件だということだ。

 橋本氏は今回の行為を「選手との交流」「ごく自然なハグ」などと弁明しているが、そんなさわやかなものでないのは「文春」の写真を見れば明らかだ。橋本氏は以前から高橋選手の熱心なファンで、大会でもその地位を利用して追いかけ回していたという。キス強要も明らかに高橋選手だけを狙い撃ちして迫ったものだった。

 さすがは、2013年に起きた女子柔道日本代表監督の暴行・セクハラ告発事件の際に、セクハラ監督の擁護に回り、告発した選手の実名を公表すべきだと発言した橋本センセイだけのことはある。自分のセクハラ体質がよくわかっていたということだろう。

 さらにもうひとつ、今回の行為が悪質なのは、橋本氏がスケート界で大きな権力を握っているからだ。橋本氏は06年から日本スケート連盟会長の椅子に座り続け、スケート界に絶大な力を行使してきた。また、日本オリンピック委員会(JOC)の常務理事兼選手強化本部長でもあり、代表選考にも大きな発言力をもっている。スケート選手にとっては自身の生殺与奪権を握られているといっても過言ではない。

 しかも、彼女はたんにスポーツ団体のトップというだけでなく、参院議員であり、森喜朗元首相という政界の重鎮を後ろ盾にもつ、政治的にも非常に力がある存在だ。

「橋本氏が1995年に初出馬したときに口説いたのが、当時、幹事長だった森氏。森氏は東京五輪の組織委員会の会長に就任した事からもわかるように、JOCやアマチュアスポ―ツ界を牛耳っている存在で、当時、橋本氏に出馬の見返りに将来のJOC役員を約束したともいわれている。実際、橋本氏はその後、森氏の庇護のもとスポーツ界で発言力を強め、政界とスポーツ界をつなぐキーマンになっている。今では、スケート連盟はもちろん、JOCでも橋本氏にさからえる者はいないともいわれるくらいの権勢ぶりです」(全国紙政治部記者)

 こんな実力者に対して、一選手である高橋選手がさからえるはずはないだろう。今回の問題で、なぜか被害者であるはずの高橋選手が会見を開き、「大人と大人がハメを外しすぎたということ。パワハラ、セクハラとは一切思っていない」と橋本氏をかばったが、これはそういわざるをえなかったのである。

 しかも、「週刊文春」には書かれていないが、今回のことから、橋本氏のさらなる疑惑を指摘する声が出てきている。

 その疑惑とは、ソチ五輪の男子フィギュア代表選手の選考に関してのものだ。このときは代表選手3人が選ばれたのだが、その選考過程は非常に疑問の残るものだった。まず、1枠目は全日本選手権の優勝者が選ばれるため、羽生結弦選手に決定。続く2枠目は、全日本の2位、3位という条件があるため、町田樹選手。ここまでは順当だった。問題は最後の3枠目だった。

 オリンピック選手の選考は全日本選手権の成績が重視されるのだが、高橋大輔選手は直前にケガをして、5位に終わってしまったのである。そして、代表候補の資格のある全日本3位に入ったのは、小塚崇彦選手。当然、多くの人は3枠目に小塚が選ばれるだろうと思っていた。当人達も同様で、順位がわかった後、小塚選手は満面の笑みをたたえ、高橋選手は号泣していた。

 ところが、ふたをあけると、3人目の代表には高橋選手が選ばれたのである。「オリンピック時点でのケガの状態」「精神的支柱」という選考理由が説明されたが、これらはあらかじめ決められていた選考基準にはないもの。こうした不可解な選考に一部のスケート関係者からは批判が巻き起こると同時に、こんな噂がささやかれた。

「高橋びいきの橋本会長が高橋の代表入りをごり押ししたんじゃないのか」

 実際は高橋選手の代表決定は強化部会の全会一致で決まったのだが、その流れをつくりだしたのは橋本氏だった。というのも、問題の全日本選手権が始まる前、高橋選手がケガでグランプリファイナルを欠場することになった段階で、橋本氏は「すべては全日本選手権、ソチ五輪のことを考えて。彼と周囲の判断を見守ってどういうサポートをすればいいのか、考えていきたい」と、高橋選手の五輪出場が既定路線であるかのようなコメントを出したのだ。

「橋本氏が高橋の選出を露骨に命じたということはないでしょうが、あの発言で、強化部会も理事会もその意向をくみとったんじゃないでしょうか。実際、今のスケート連盟の理事会、強化部会はほとんどが橋本派で固められていますからね」(スケート関係者)

 メディアは加害者が女性で被害者が男性ということから、今回の事態を軽視しているのかもしれないが、セクハラやパワハラの本質は同じであり、男女は関係ない。しかも、橋本氏の場合は自分の地位や政治力を使って好みの選手を狙い撃ちにするようなやり口である。ある意味では、柔道日本代表監督のセクハラよりも悪質といえるかもしれない。
(伊勢崎馨)


・朝日新聞慰安婦報道の「闇」と裁判担当した福島瑞穂氏の関与 2014.08.20 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140820_271864.html?PAGE=2

 8月5日付の朝刊で、朝日新聞は吉田清治氏(故人)の証言した戦時中の「慰安婦狩り」についての1991年当時の記事を取り消した。当時、朝日にはもう一つ重大な「虚報」があった。

 吉田証言報道の3か月後、〈思い出すと今も涙 元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く〉という見出しで、元慰安婦の証言を〈女子挺身隊の名で戦場に連行された〉と“スクープ”した記事だ(1991年8月11日付)。

 女子挺身隊は慰安婦とは全く別物であるという誤りに加え、吉田証言と表裏一体をなすこの「戦場に連行された」という記事にこそ重大な問題がある。

 朝日報道の時点では匿名だったこの元慰安婦は3日後に金学順(キムハクスン)という実名を出して記者会見し、「生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌にあるキーセン(芸妓・公娼)の検番(養成所)に売られた」という経緯を明らかにしたのだ。西岡力・東京基督教大学教授が解説する。

「金学順さんは母がカネで売った相手、キーセンの検番の義父によって17歳の時に慰安所に連れて行かれたと証言しました。朝日が書いた国家権力による連行ではなく、母に売られ、義父に騙されて慰安婦にされたと明かしたのです」

 ここに朝日報道の闇の部分がある。この記事を書いたのは当時大阪社会部に所属していた植村隆・元記者。植村氏の妻の母は韓国の旧軍人、遺族らでつくる「太平洋戦争犠牲者遺族会」会長(当時は常任理事)であり、金さんは記事の4か月後に同会メンバーとともに日本政府を相手取って損害賠償請求訴訟を起こしている。

「つまり、報道は単なる間違いではなく、植村氏は親族の裁判を有利にするために、意図的に金さんがキーセン養成所出身であることを報じなかった疑いがあるのです」(西岡氏)

「母に売られ、養父に慰安所に連れて行かれた」という話よりも「女子挺身隊の名で戦場に連行された」という記事のほうが、日本政府を相手取った裁判が有利になるのは間違いない。

 朝日はこの疑惑について検証記事で、植村氏がキーセン養成所の件を「意図的に触れなかったわけではない」「金さんがキーセン学校について語るのを聞いていない」と説明したとした。また、義母が幹部を務める遺族会とは別組織である「挺身隊問題対策協議会(挺隊協)」から証言を聞き、「義母からの情報提供はなかった」とも説明した。

 これはおかしい。植村氏は、金さんの記者会見後の記事でも「キーセン」に触れていない。自分が追いかけていたテーマで知らなかった重大事実が発覚したなら、改めてレポートするなり前の記事を訂正するのが常識だ。

 しかも検証記事で「情報提供は当時のソウル支局長からあった」と説明しているが、この経緯もおかしい。ソウル支局長はなぜ、支局の記者に取材させずに、賠償請求を準備していた当事者の親族である植村記者をわざわざ大阪本社から呼んだのか。この点について朝日の検証記事は何も触れていないし、当時の支局長のコメントさえない。

 しかも金さんはその後、「裁判の過程で、最初の会見での話や訴状にはなかった『日本軍人による強制連行』があったと証言内容を変えた」(西岡氏)のである。記事が裁判に与えた影響も少なくない。

 この慰安婦訴訟の弁護を担当したのは福島瑞穂氏である。慰安婦問題の政府追及で名を上げ、その後国政に転じて社民党党首、少子化担当大臣として脚光を浴びたのは周知の通りだ。彼女も今のところ、この世紀の大虚報とデマについて何も語っていない。

 朝日新聞は検証記事で吉田証言の記事は取り消したが、植村記事については「事実のねじ曲げはなかった」と強弁した。それは、韓国の反日団体、日本の“人権派弁護士”と連携して「強制連行」を国際社会に浸透させ、日本政府からカネを巻き上げる片棒を担いだという疑惑こそ、朝日が絶対認めたくない慰安婦報道の急所だからではないのか。
※週刊ポスト2014年8月29日号


・朝日新聞の元ソウル特派員が「慰安婦虚報」の真実を告発する 2014.08.27 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140827_272961.html

 朝日新聞が8月5日付朝刊で、過去の慰安婦問題報道についての一部「誤報」を認めたが、そうした中で「そもそも強制連行の証言者はいなかった」と語るのは、慰安婦報道真っ盛りの1990年代に朝日新聞のソウル特派員だった、ジャーナリストの前川惠司氏だ。新刊『朝日新聞元ソウル特派員が見た「慰安婦虚報」の真実』(小学館)を上梓したばかりの前川氏が、「当事者」として初めての告発をする。

 * * *

 私は、ソウルで伝手を総動員して、60歳を超えた人たちに、「身近な人で慰安婦にされた人はいるか。当時住んでいた村とか町で、日本兵や日本の警察官に無理やり連れて行かれた娘がいたか。そんな噂を聞いたことがあるか」と、尋ね回った。訪ねて行った先は、友人のお母さんから新聞社幹部、元軍人、大学教授など様々で相当の人数になったが、私の質問にうなずいた人はいなかった。ある人はこう言った。

「無理やり娘を日本人がさらったりしたら、暴動が起きましたよ」

 別の人が言った。

「酒一升のために娘を売る親はたくさんいました。街の女郎屋に売ったら、娘が稼ぎを渡されるか分からなかった。軍絡みの所なら、稼ぎはちゃんともらえる。だから軍隊の方に売ったのです。売った先が軍の慰安所というのは、せめてもの親心だったのです」

 日本軍の元将校だった人に、戦場の慰安婦はどうだったかも聞いた。彼は、「敗戦後の南方戦線から釜山港への引揚船の甲板にテントを張って、彼女たちは商売をしていました。その根性に圧倒されました」と、自宅で振り返った。

 この人たちの証言は、私の従軍慰安婦問題を考えるときの物差しの一つになった。声高には叫ばなかったものの、そんな私の見方は、親しい同僚らとの打ち解けた席ではおりに触れ、話していたものだった。

 ソウルで、おばあさんたちのデモに合わせて歩いていると、会社名の入った茶封筒を抱いた若い女性が眺めていた。気持ちを尋ねてみると、「可哀想だと思う。でも、昔のことだから。そういうことがあった時代だったから」という答えが返ってきた。そうだろうなと思った。沿道でデモを眺める人は少なかった。

 強制性を認めたとされる、1993年8月4日の「河野洋平官房長官談話」よりかなり前の話だが、日本の外務省にあたる韓国の省庁に行くと日本担当幹部は、「これはねぇ、日本にとって恥ずかしいことだろうが、韓国にとっても恥ずかしい話なのですよ」と、頭を抱えていた。同胞の女性が従軍慰安婦だったことが、韓国の国家イメージ上昇につながるはずはないとの、当たり前の感覚だった。

 従軍慰安婦報道の特徴の一つは、当事者の元従軍慰安婦のおばあさんがいるソウルに駐在している記者が、おばあさんの証言などを細かく伝えるような記事をそれほど書いていないことだろう。ほとんどは【東京発】か【大阪発】であったように思う。それが、従軍慰安婦報道の軌跡を方向づけたと言えるかもしれない。

※前川惠司氏・著/『朝日新聞元ソウル特派員が見た「慰安婦虚報」の真実』より


・「笑われた気がして」31歳女が28歳女性の顔殴る、江ノ電車内 2014.8.28 16:47
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140828/crm14082816470006-n1.htm

 神奈川県警鎌倉署は28日、傷害の現行犯で、同県鎌倉市極楽寺の会社員、有馬麻優子容疑者(31)を逮捕した。

 逮捕容疑は、28日午前11時ごろ、同市御成町の江ノ島電鉄鎌倉駅に停車中の車両内で、東京都江戸川区の女性会社員(28)の顔を殴り、鼻の骨を折る全治2週間のけがを負わせたとしている。「笑われた気がするので殴った」と容疑を認めているという。

 同署によると、女性会社員は友人と2人で観光に訪れていた。車内で有馬容疑者の目の前に座り歓談をしていたところ、電車を降りる際に殴られたという。