社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

NHK経営委員会人事案、フェミ称賛報道を是正する存在となれ

2013-10-30 20:47:16 | ネット媒体

 相変わらずフェミ称賛報道が続くNHKだが、先頃発表されたNHK経営委員会の人事案を巡り、早くもフェミ陣営などから反発の声が上がっているようだ。フェミ支配の利権構造を永続的に維持したい、少しでも風穴を開けられてはまずいという連中の危機感の表れなのだろうか。

 今回の人事案では、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏はじめ保守思想の者ばかりを集めているとして、「安倍カラー」、「安倍ファッショ」などと各マスコミが批判している。また民主党も反対意志を表明した。特に長谷川氏に関しては、「女は子を産み育てよ」を大義名分として少子化を口実に家父長制の復権を公然と唱えるなどと評している。

 しかし、これまでのNHKの報道姿勢はどうだったろうか。つい先日もラジオの夕方ニュースの中で、増え続ける離婚問題について取り上げ、女性の社会進出に伴い女性が自立した結果であるなどと、あたかも離婚を正当化するかのような論調で報道していた。また同日夜のニュースでは、男性育児、いわゆるフェミ用語でイクメンに関して取り上げ、とりわけ男性の意識改革が必要だと強調していた。勿論女性の意識改革とは絶対に言わない。この話題ではある夫婦の事例を取り上げ、子供が泣き止まず母親が困り果てている時に父親から偶然電話があり、会社の飲み会が盛り上がったので(二次会などで)今日は友達の家に泊まることにした、と明るい声で言われてキレてしまったといった、いかにも女性側に全面的に同情を誘うような事例を意図的に取り上げて男性を悪者に仕立て上げる演出をしていた。更にこの時には番組担当者のうち女子アナが「その(母親)気持ち、よーくわかりますねー」と台本通りの台詞を読み上げ演出効果を狙っていた。

 だいたい、女性の社会進出で離婚が増えたというならそれを是正する論調で報道するのがあるべき姿であるし、男性育児の事例にしても、それは生活の中のほんの1コマに過ぎず、例えば夫が残業続きで疲れているのにもかかわらず、家事分担は当然だと妻は夫を気遣うことなく、家事を夫に押し付けて自分はママ友などの友人とカラオケや飲み会に行ってしまうという事例なども紹介できる筈だ。結局、女性だけに都合のいいその場限りの印象付けだけを狙った全く一貫性の無い報道をしているわけだ。

 更に本日30日朝のラジオ第一「すっぴん」では、当日担当のダイヤモンド・ユカイ氏の小学生当時と思われる初恋話に関し、ユカイ氏は隣席の女の子が好きだったのだが、ある日その女の子が突然ユカイ氏の耳に噛み付いたのだという。それで彼の恋心は消え去ってしまったというものだったのだが、これにアンカー(まとめ役)の藤井彩子アナが「女の子に以前何か悪いことしたとかじゃなくて?」、「愛情表現かも知れないよ」としきりに女の子を擁護するコメントに徹していた。所詮女は自分の非を認めようとせずに言い訳ばかり探す習性があるのだろうか。報復で噛み付いたからと言うのならDVもその原因を作った女性側の責任も生じるし、愛情表現で済ませるなら、スカートめくりもセクハラも愛情表現だと女性は認めるべきだ。

 このように、今や番組の至る所でフェミ支配の報道がなされている。従ってファッショというなら現在の体制がフェミニズムを中心としたファッショであり、それを是正するために安倍首相に近い人々を委員会の人員に送り込むのは至極真っ当なことであり、それを「安倍カラー」、「安倍ファッショ」などと評するのはお門違いも甚だしいのではないだろうか。

 
・NHK経営委員に“お友達”ズラリ 安倍政権の露骨すぎる言論介入 2013年10月29日 15:06 更新
http://gendai.net/news/view/112144

 「皆サマ」から「安倍サマ」のNHKにする気なのか。安倍政権が示したNHK経営委員の人事案には、首相の“お友達”がズラリ。経営委はNHKの最高意思決定機関で、会長の任命権など強い権限を持つ。来年1月に任期が切れる会長人事をにらみ、日本最大の放送機関を「安倍カラー」に染めようとする狙いはミエミエだ。秘密保護法案で国民の「知る権利」や「報道の自由」を奪おうとする中、安倍のさらなる露骨な言論介入は民主主義への挑戦である。

<なぜ傍観しタレ流しているのか、この国の大新聞>

 NHKの経営委員は国会同意人事だ。衆参両院に提出された新任委員の顔ぶれは、JT顧問の本田勝彦氏(71)、哲学者の長谷川三千子氏(67)、小説家の百田尚樹氏(57)、海陽中等教育学校長の中島尚正氏(72)の4人。安倍とは全員親密な仲で、思想的にも極めて近い。よくもまあ、これだけ偏った考えの持ち主を集めたものだ。

「本田氏は安倍支援の保守系財界人の集まり『四季の会』のメンバー。東大生の頃に小学3、4年生だった安倍氏の家庭教師を務めた。東大卒後に当時の日本専売公社に入社し、00年にJT初の生え抜き社長となり、06年まで務めました」(経済ジャーナリスト)

 長谷川氏は「オンナは子を産み育てよ」がモットーで、少子化を口実に家父長制の復権を公然と唱える保守論客だ。

 百田氏は「永遠の0」や「海賊とよばれた男」のベストセラー作家で、安倍も作品の愛読者のひとり。「探偵!ナイトスクープ」の構成作家という経歴から、単なる「おもろいオッチャン」と思ったら大間違い。いわゆる「自虐史観」を一貫して批判し、ある月刊誌で「安倍政権の最も大きな政策課題は憲法改正と軍隊創設」と言い切ったバリバリの軍国主義者だ。

 中島氏が校長を務める「海陽学園」は次世代のリーダー育成を掲げる全寮制の中高一貫校。副理事長を務めるJR東海の葛西敬之会長は、本田氏と同じ「四季の会」の一員だ。葛西氏は財界きっての原発推進論者で、NHKの松本正之会長に不満タラタラだという。

「『アイツは国益に反する放送をしてけしからん』とボロクソに言っている、と雑誌に書かれました。松本会長はJR東海の元副会長で、葛西氏自身が3年前にNHKに送り込んだ。脱原発に転じた小泉元首相が『NHKが震災後に放送した海外ドキュメンタリーを見たのがきっかけ』と発言したのも、元部下への不満に火をつけた。中島氏は、葛西氏の意向に従った“松本降ろし”の刺客でしょう」(財界関係者)

 恐ろしいのは、これだけ保守色の強い面々がNHKの首根っこを掴んだことだ。会長選任には経営委員12人のうち9人の同意が必要だ。新任4人が反対すれば「拒否権」が発動される。

 安倍やその取り巻きの意に沿わない会長は、簡単に葬られてしまう。

「つまり、安倍首相や偏った思想の“お友達”が、NHKトップの人事を左右し、公然と公共放送を乗っ取ろうとしているのです。狙いはひとつ。放送法第1条に定められた『不偏不党』の原則をかなぐり捨て、NHKの報道姿勢を権力の思うがままに操ること。安倍色に染まった会長の下で、原発推進の一大キャンペーンや、反中反韓の偏向報道だって始まりかねません。戦中の大本営発表を想起させる言論封殺の危機なのに、大手メディアの追及は鈍すぎます。民主主義の基盤である『言論の自由』を抹消する動きを、絶対に許してはいけません」(元NHK政治部記者で元椙山女学園大教授の川崎泰資氏)

安倍ファッショは、すでに始まっている。


・“安倍カラー”前面のNHK経営委員の面々って? 次の焦点は会長人事 2013.10.25 19:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131025/plc13102519080020-n1.htm

 政府は25日の衆参両院の議院運営委員会理事会で、NHK経営委員会委員に小説家の百田尚樹氏ら5人を起用する国会同意人事案を提示した。保守論客や安倍晋三首相に近い人材が並び、NHK改革に向けた政権のカラーが打ち出された格好。経営委はNHKの最高意思決定機関で、会長任命など強い権限を持つだけに、松本正之会長の来年1月の任期満了に向けた会長選考に大きな影響を与えそうだ。

 政府が人事案を提示した新任の委員は、百田氏のほか、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏、海陽学園海陽中等教育学校長の中島尚正氏、日本たばこ産業(JT)顧問の本田勝彦氏の計4人。再任のJR九州会長の石原進氏も含め、近く衆参両院の本会議で採決、承認される見通し。

 百田氏の作品は首相も愛読者の1人で、8月に月刊誌で対談するなど親交が深い。本田氏は首相の元家庭教師で、5月にも経営委員長就任が取り沙汰された。

 長谷川氏は保守派の論客。中島氏が校長を務める海陽学園は次世代のリーダー育成を掲げる全寮制の中高一貫校で、首相に近いJR東海会長の葛西敬之氏が副理事長を務める。NHK会長の松本氏はJR東海副会長からの転身。3年前、葛西氏が当時の経営委員との間で仲立ちしたとされる。

 ただ、NHK幹部によると、葛西氏は最近はNHKの報道姿勢への批判を幹部や経営委員の一部に伝えているといい、今回の経営委員人事は「会長交代に向けた布石」との見方も出ている。これに関連し、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は25日の記者会見で、委員選任の経緯について「経営委員にふさわしい方、首相自らが信頼し評価している人にお願いするのは当然のことだ」と強調した。


・民主、百田氏ら3氏に反対へ=NHK委員 10月30日(水)11時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131030-00000072-jij-pol

 民主党は30日、政府が国会に提示したNHK経営委員会委員の国会同意人事案のうち、作家の百田尚樹氏、哲学者の長谷川三千子氏、日本たばこ産業(JT)顧問の本田勝彦氏の新任3人について、「安倍晋三首相と近く、経営委員会の私物化、言論統制の道を開く」との理由で反対する方向で調整に入った。新任の中島尚正氏と再任の石原進氏については賛成する方向だ。 


<その他の話題>
・ストーカーになりやすい人は 過保護で育ったか孤独感強い人 2013.10.29 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20131029_223993.html

 警察庁調べによれば、現在、ストーカーの実に半数以上はかつてか今の交際相手だ。安全生活アドバイザーで女性の防犯に詳しい佐伯幸子さんは、ストーカーになる男性には、こんな傾向があると話す。

「束縛が強く、愛されることに飢餓感を持っています。たとえば、“相手の一日の行動を事細かく聞いてくる”“初対面の相手に自分のつらい過去などの身の上話をする”“相手によくカマをかける”などの特徴があります」

 精神科医の町沢静夫さんは、育った環境も判断する基準になると話す。

「過保護に育てられ、全能感を持っているタイプと、逆に親から冷たく育てられ、孤独感が強いタイプがストーカーになりやすい」

 こうした男性たちは、いつストーカーに豹変するかわからない。今回取材した多くの専門家たちは、少しでも彼らを「おかしい」「なんだか怖い」と思った時点で、親や警察、学校に相談することをすすめる。

 ストーカー規制法では、無言電話や自宅周辺をうろつくなどといった行為を繰り返した者を1年以下の懲役などに罰することができる。家に入られたら住居侵入罪が、郵便物を持ち去られたら信書隠匿罪や信書開封罪が適用されることも。たとえ、ストーカー規制法が適用されなくとも、他の法律で裁けるケースもあるので、警察に行けば、それに応じた対応をしてもらえる。その際に必要なのは物的証拠だ。

「相手に関する記録はすべて保存しておいて、具体的な証拠を持っていくことで、警察に事態を理解してもらいやすくなります。

 例えば、メールであればプリントアウトしておく。着信があれば、その画面の写真を撮っておく。もしくは、“何月何日に着信があった”というように、メモを取っておく。そして、簡単でいいのですが、自分や相手の家族構成、知り合った時期や経緯、そのつきあい方、何回くらい会ったか、などをメモで書いておくことも大切です」(佐伯さん)

 警察官がその資料を見たら、おおよそのことがわかるようにしておくということだ。そうすることで警察官に、置かれている状況の切迫さも伝わり、より早く、より的確な対応をとってもらえる可能性が高くなる。

※女性セブン2013年11月7日号

(一言コメント)
 相手女性の性格によっても、男性の行動は変るはず。物事に飽きやすい、忍耐力の無い女性ならすぐに別れ話を切り出すだろう。そもそもストーカーという考え方が女性基準の考えであり、公平性に欠けることは何度も指摘している通り。安易に別れることを考えないように女性に対する教育が必要ではないだろうか。