社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

男性の幸福を妨害するフェミニズムはいじめ集団に等しい

2012-07-26 17:47:16 | 結婚、恋愛

 男性の一番の幸せは結婚して家庭を持つこと、こんな調査結果が出たという。婚姻暦のない50歳以上、いわゆる生涯独身がどんどん上昇し20%を超えているとも言われる昨今、男性の幸せが奪われている要因は何だろうか。

・男性の幸せ=“幸せな家庭を作ること” 7月25日 7時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120725/k10013829651000.html

 そもそも結婚相手がいなければ結婚も出来ない。女達は相変わらず年収800万以上とか理想ばかり高くして全く結婚しようとしない。そもそも女が男を選ぶという構図そのものが女の権力社会を益々強化させている。それでも尚且つ、女性は弱者で守られるべきなどと言っているのだから始末が悪い。弱者は権力などが無いからこそ弱者といえるのではないのか。

 独身男性には更に不利な点がある。それは病気等になりやすく既婚者よりで平均寿命が短いということだ。

・心臓病患者に独身男性が多い? 目立つ未婚高齢男性の健康リスク 
http://www.wa-dan.com/article/2012/07/post-942.php

 独身だとどうしても食生活はじめ日常生活が乱れがちになるからというのが理由のようだが、空しい人生を長く続けたところで意味もないからといった自暴自棄の意識がそのような生活を招くことになるのだろう。当然それは健康状態だけではなく生活全てに影響する。そして、風俗通いや児童買春など性的欲求を求めざるを得なくなり、中には犯罪に手を染める者も発生する。社会全体の健全性を考えれば、漏れることなく全ての男性が結婚して家庭を持てる社会があるべき姿であるというのは言うまでもない。

 以下に紹介するリンクは、独身男性が増加することに対する社会不安を懸念した論考である。ここでは、伴侶を得られない男性の増加で社会は不安定化し、暴力的になり、暴動や騒乱、ひいては戦争の危険性が一気に高まっていくと警鐘を鳴らしている。 

・「男だけ増えすぎ」の時代 「モテない」では済まない恐ろしい未来予測 2012/7/13 10:49
http://www.j-cast.com/mono/2012/07/13139277.html?p=all

 ところが、そんな不安な社会の警鐘にも知らぬ顔で、結婚出来ないのが当たり前であるかのように正当化するのがフェミ支持派の言い分だ。

・性に革命と話題の「契約婚」 提案者恩師の上野千鶴子氏一蹴 2012.06.24 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120624_122118.html

 ここで取り上げられている契約婚の是非についてはここでは特に触れないこととする。また上野千鶴子についてはここをご覧の方ならどんな女か大体知っていると思うので、彼女のコメントなど論外ということでいいだろう。

 問題なのは、後半の内田樹のコメントである。彼のコメントは非婚主義の女を全面的に擁護するものだ。それは開拓時代の米国における男女比が40:1だったという事例から、時代によって伴侶を得られないのは不思議ではないというものだ。

 しかし、この理屈はあまりに無謀であるのは言うまでもない。まず今の男女比が開拓時代の米国と同様であるはずがない。確かに女性は少ないと言われているが、明らかに結婚を否定する女性が存在するのは確かで、連中の身勝手には触れずに、その身勝手を援護して男性の不利益には我慢しろと言うのだから暴言も甚だしい。もしその理屈を正当化したいのなら、内田自身が生涯独身の人生を歩んで手本を見せろと言いたい。

 大切なのは、伴侶を得て子孫を後世に残すという生命体としての本質には格差を付けてはいけないということだ。万人の幸福のために法律が存在し社会を統制しているのであれば、男性の幸福を奪い取っている非婚女性に対する統制があって然るべきではないだろうか。

 男性を不幸に陥れ、社会不安を起こし、治安を乱すフェミニズム。大津の中学生いじめ自殺は未だに解決の方向性が見えていないが、これもフェミニズムの功罪であることは言うまでもない。加害者の母親が女性団体の会長というのは誤情報だったようだが、それで女性団体が罪逃れを出来るという訳ではない。そもそも女性団体のような女性のためだけの利権組織が税金で運営されていること自体が異常なのだ。しかもその活動には恣意的に男性を苛めてやろうという悪意が含まれているのだから極めて悪質である。何故これが犯罪にならないのか不思議なくらいだ。

 税金が男女とも同じ条件で徴収されている以上、その使い道が女性だけに偏ったものになってはならない。しかしフェミニズムが強行する男女共同参画は男性を業と不利益にして女性に利益を与えるものだ。それも恩恵を受けられる女性はごく一部に過ぎず、大半の女性は消費税の増税など重税を課せられるだけだ。だがマスコミの多くはフェミニズムと結託しているため、この矛盾については全く報道しない。原発反対デモは報道するがフジ韓流批判デモは報道しないマスコミの姿勢を見れば、マスコミが信頼出来ないのは自明である。我々は自らの力でネット等から有益な情報のみを収集し、フェミニズム撲滅への力へ結び付けていかなければならないのだ。


<引用記事一覧>
・男性の幸せ=“幸せな家庭を作ること” 7月25日 7時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120725/k10013829651000.html

男性の幸せとは何か、およそ3000人を対象にアンケートをしたところ、「幸せな家庭を作ること」という答えが最も多く、休日に夫婦で過ごす時間が長いほど、強く幸せを感じているという調査結果がまとまりました。
この調査はことし3月、民間の研究所が全国の20歳から64歳の男性3093人を対象に幸せに関する意識を探ろうとインターネットを通じて行いました。
それによりますと、「男の幸せとは何か」と尋ねたところ、「幸せな家庭を作る」が29%と最も多く、年代別でもすべての年代で1位でした。
次いで、「好きな仕事をする」が10.2%、「恋人や妻を愛すること」が10.1%でした。
また、結婚している男性に対し、幸せの度合いを10点満点で答えてもらったところ、「休日に夫婦が一緒に過ごす時間」が10時間以上の男性は7.29、7時間から10時間未満だと6.96と、時間が短くなるにつれて幸せの点数も下がる傾向があり、1時間未満では5.62となりました。
さらに、「1週間に夫婦が一緒に夕食をとる回数」が2回以上だと、いずれの回数でも6.8前後でしたが、週1回になると6.11と極端に低くなり、食べない場合は5.29となりました。
調査した明治安田生活福祉研究所では、「忙しいなかでも、週末などを活用して夫婦の時間をしっかり作ることが、幸せな人生のために大切なのではないか」と話しています。


・心臓病患者に独身男性が多い? 目立つ未婚高齢男性の健康リスク 
http://www.wa-dan.com/article/2012/07/post-942.php

 男性の生涯未婚率(50歳で一度も結婚していない人の割合)はどんどん高くなっている。2010年時点で男性の「2割以上」が結婚歴なしで、その数は30年間で約8倍になった。

 大阪大学では、40~79歳の男女90064人について、10年間にわたり婚姻状況とその後の死亡との関係を追跡調査し、2007年に発表している。それによると、独身男性は既婚男性に比べて循環器疾患で3.1倍、呼吸器疾患で2.4倍、外因死(事故や自殺)で2.2倍、全死亡では1.9倍の死亡リスクの上昇がみられたというのだ。

 長年、数多くの心臓手術を手掛けてきた大崎病院東京ハートセンター南淵明宏センター長も、同じような傾向を感じているという。

*  *  *
 現場の感覚としては、とにかく「独身男性」というのが心臓病になりやすいという印象が強い。未婚者や、やもめ暮らしの方の救急搬送がとにかく目立つ。狭心症や心筋梗塞を発症する平均年齢は60歳ですが、30代という若さでも重症な人がいて、聞けば必ず独身男性なのです。

 そういう方は一様に、好きなものばかり食べたり、外食ばかり、とにかく食生活が偏っている。外食では鮮度や添加物など確かめようがありませんし、「出されたものを食う」という男性の本能で何でも口にしてしまいます。

 独身だと往々にして時間にもルーズ。毎晩飲んで寝るのが遅いという生活では、腸内細菌や自律神経の日内変動のバランスも狂います。さらに掃除がおろそかだと、部屋はダニやカビなどばい菌だらけ......。口内、爪、耳、足先などの汚れも、心臓病をはじめとする現代病を招くといわれています。

 一方、女性は食を見る目が鋭いし、清潔好きな存在です。そんな女性の「管理下」に置かれる既婚者のほうが病気にはなりにくいのです。
※週刊朝日 2012年8月3日号


・「男だけ増えすぎ」の時代 「モテない」では済まない恐ろしい未来予測 2012/7/13 10:49
http://www.j-cast.com/mono/2012/07/13139277.html?p=all

 地球温暖化は世界中の関心事だが、意外と知られていなくて、もっと切実で恐ろしいドラマが地球規模で進行しているという。 講談社から出版された『女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ』で、2012年のピュリッツァー賞ファイナリスト作品に名を連ねた気鋭のジャーナリスト、マーラ・ヴィステンドールによる告発が、それだ。

■消えた1億6000万人の女性たち
 
 人口統計学者はずっと、女子100人に対して男子が105人生まれることに注目してきた。これが「自然出生性比」だ。早死にする人数が女性より男性のほうが多いので、生まれる人数も多いのが自然の摂理なのだ。

 ところが、超音波検査などの科学技術の進歩に伴い、男女の産み分け、つまり中絶が可能になると、事態は様相を変えていく。もともと労働力として男子を好むインドや一人っ子政策で男子の後継ぎをほしがる中国など、人口の多い地域でこの傾向に拍車がかかると一気に数字がふくれあがる。

 この数十年間で自然出生性比が維持されていたなら、アジア大陸にはあと1億6300万人の女性がいたはずだというのだ。日本の全人口以上の女子が消えたことになる。

■男性が増えすぎた社会はどうなるのか?

 中国では、余った適齢期を迎えた男性は不足した女性を補うため、隣接する国々から人身売買や誘拐によって女性を「輸入」する。

 伴侶を得られない男性の増加で社会は不安定化し、暴力的になり、暴動や騒乱、ひいては戦争の危険性が一気に高まっていくというのだ。

 男性が増えすぎただけで起こりうる恐ろしい未来予測が、ここには描かれている。<モノウォッチ>


・性に革命と話題の「契約婚」 提案者恩師の上野千鶴子氏一蹴 2012.06.24 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120624_122118.html

 非婚、晩婚が増え、童貞処女率も上昇……現代社会は男女を結びつける機能が弱まり、同時に性の悩みを抱える人が増え続けている。この「性の問題」を解決する方法はないのか。

 その問いに対する答えを模索し続けているのが、障害者への射精介助を行なう「セックス・ヘルパー」を派遣する非営利組織・ホワイトハンズ代表の坂爪真吾氏(31)である。

 昨年5月に立ち上げた「童貞処女卒業合宿」は、性経験のない男女を集めてセックス実習を行なうという過激なプランだったことからネット上で批判が噴出。そこで今回は「契約婚」なる新プランを打ち出したが、これがまたしても轟々たる賛否を呼んでいる――。

 坂爪氏は東京大学で上野千鶴子氏に師事。その後、日本の性に革命を起こそうとホワイトハンズを起業した。この度、その奮闘記を『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』(小学館101新書)としてまとめ、発売早々重版が決定するなど話題となっている。

 坂爪氏が今回提案した「契約婚」とは期間限定の交際契約のことで、ホワイトハンズのHPによれば、「抽選で選ばれた異性のパートナーと、期間を限定した交際契約を結び、実践形式で、男女交際のスキル、相互扶助・共同生活のスキルを磨くことを目的とした、新しいプログラム」という。

 参加者の条件は、交際相手がいない22歳~35歳の男女で、学歴は「大学卒以上」。また、無職・フリーターは不可で、定職についているか、大学院・専門職大学院在学中なら応募可能。

「恋愛スキル」を学ぶものであって、「恋愛関係」を築くためのものではないので、男女のマッチングは抽選で行ない、参加者の意思でパートナーとなる相手を選ぶことはできない。

 このプランを立ち上げた理由を、坂爪氏はこう語る。

「かつての日本には夜這いなど、若者に男女交際や性を教える仕組みが存在したが、今はそうした場がない。それが少子化や晩婚化、未婚化の一因になっている。現代の社会でも若者が、自分と相手の身体と心を尊重する価値観を学びながら、生身の異性と安全に性体験を積むことができる機会を社会的に保障する仕組みが必要で、そのために契約婚を打ち出した」

 では、恩師の上野千鶴子氏はどう考えているのか。

「夜這いは、閉じられた村落共同体における性の管理と統制の形態で、最終的にはその間から結婚相手を選ぶ『宿命』しかない人たちのルールでした。選択肢がこんなに増えた今の時代には、こうした抽選によるマッチングは非現実的でしょう」

 とかつての教え子の計画に疑問を呈する。村落共同体が消滅した現代社会に、この仕組みは成り立たないとの指摘だ。さらに作家の内田樹氏は「ナンセンス」とバッサリ。

「例えば開拓時代のアメリカは、男性40人に対して女性は1人。39人の男性は生涯伴侶がいない状態で死んでいった。それぞれの時代によって配偶者を得られたり得られなかったりするわけです。

 人の人生における標準もどんどん変わっていて、日本はもはや大学を出て、27~28歳で配偶者を得て、子供ができて……という時代ではなくなった。契約婚というのは、新しいようでいて旧来の人生観にしがみついている。無理があるし、意味があるとも思えません」

 こうした意見について、当の坂爪氏は、「皆さんの意見を伺って、改めて困っている人たちの役に立つプログラムを作りたいと思います」とめげる様子はなく、さらなる情熱で活動していくという。
※週刊ポスト2012年6月29日号