社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

高学歴女性は非婚加害者、フジ韓流とフェミニズムの関連見出せ

2011-10-26 12:52:14 | 結婚、恋愛

 結婚出来ない女性の話題はよく出るが、出来ない男性の話題はほとんど出ない。女性が贅沢な理想ばかり追い求めて男性を無視しているから男性が結婚できなくなる。つまり男性は女性に見殺しにされているのが現状だ。だがマスコミの報道は常に女性中心でしかも女性を被害者的に描いている。

・高学歴の稼げる女性はなぜ結婚できないのか?――森川友義・早稲田大学国際教養学部教授 11/10/21 12:18
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/a866991bc292385abdcd97be46af1df3/page/1/

 勿論、この論考の中には、女性が自身の魅力のなさを棚に上げ男性に対する欲求を高くしているなど、頷ける部分もあるのだが、男性側にも高学歴女性に引け目を感じるなどの問題点があるなど、責任を男性にも転嫁している論調となっている。

 そもそも、男女比で男性の方が数が余っているのだから、女性が結婚出来なくなることは理論的にありえない。出会いがないなどという話をよく聞くが、そもそもそこら辺の普通の男性では満足しないからこそ、女性は出会いを求めようとしないだけだ。つまり出会いがないのではなく、出会おうという努力を怠っているのだ。

 フェミニズムは大学教育にも大きく介入している。セクハラ、DVなど、男は性欲と暴力の塊という反男子感情を女性に植え付けることにより、女性を恋愛から遠ざけようと必死になっている。そして仕事の出来る女性こそ先進的な女性の姿であると思わせて、キャリア女性を多産しようと躍起になっている。そして女性はその風潮にまんまと騙されている。

 しかしその傾向は雇用環境も破壊する。事務職などを中心に女性を優先的に採用し、男性の雇用条件を圧迫し、必然的に現場職、営業職、肉体労働など3Kの仕事にしか男性は就けなくなっているのが現状だ。更にそれらの仕事は派遣労働など不安定な収入のため、女性は結婚対象から門前払いする。つまりこれらの男性を彼女らは人間扱いしていないのだ。

 しかし、痴漢や盗撮といった男性の性に対しては女性は悉く拒否意識を誇示し、男性を犯罪人として社会的に抹殺する。それは人としてではなく、害虫を追い払うような差別意識が女性の中に存在する。つまりゴキブリのような何か汚いものに触られたといった不快感が女性に大声を出させる原動力となっている。しかしそこには既に性的な概念は存在せず、単に男だから気持ち悪い、従って退治せよという意識しかない。従って女性専用車両のような不当なものでも女性は大歓迎する。また災害時等に女性が優先的に帰宅したり、避難所で毛布や食糧の物資を女性優先で配布してもそれが当然としか思わない。

 つまり、社会的に常に女性は優遇された立場が当然という意識が女性の心に潜在的に根付いている。だから女性が困った時に男性が助けるのは当然だが、男性が困った時に女性は助ける必要などないと思い込む。しかもその不公平な実態を「男が甘えるな」といった女性の御都合主義の一言で正当化している。

 そんな女性がいくら高学歴で高収入の仕事をしようが、自分より高いレベルの男性だけを追い求め、女性であるが故の優遇に甘んじているうちは、女性の地位など上がりはしない。もし本当に女性に実力があるのなら、無職や非正規労働の男性と結婚して養ってやるくらいのことをやってみろと思う。

 先週末もフジ韓流偏向批判関連で、フジの大手スポンサーである花王に対するデモが行われた。だが韓流偏向が例えばフェミニズムなどの女性権力拡大と結びついているという根深い事情にまで掘り下げた抗議活動にはなっていない。プロ市民でもない一般人による画期的なデモが折角行われているのだから、この勢いを絶やさぬよう努力していくことが必要だろう。

<参考>
・高学歴の稼げる女性はなぜ結婚できないのか?――森川友義・早稲田大学国際教養学部教授 11/10/21 12:18
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/a866991bc292385abdcd97be46af1df3/page/1/

 教育面での女性進出が目覚ましい。大学学部における女性比率は、東京大18%、慶応大32%、早稲田大34%に達している。そこで問題になってくるのが、高学歴女性の恋愛と結婚である。早稲田大学で恋愛学を教える森川友義教授に、学歴と恋愛の関係について聞いた。

■高学歴な女性に独身が多いのはなぜでしょうか?

 恋愛とは、自分の恋愛価値、商品価値を基にした物々交換です。一般的には、価値が同じくらいの男女同士が恋人や夫婦になります。素敵な人の配偶者は素敵な人であろうと想像できるわけです。これを「恋愛均衡説」といいます。

 女性の場合に一つのポイントとなるのが学歴です。そもそも、大学受験は男女の魅力に基づいて作られてはいません。東大卒の女性の中には、素敵な人もそうでない人もいます。学歴が高くても、恋愛上の資産価値が高いとは限りません。

 ただし女性は、つねに自分が最低ラインと考える傾向があります。この自分を基準とする考え方を「ベースライン理論」と呼んでいます。つまり、男の人を選ぶ際、学歴や収入が同じか、あるいは自分より高い人を求めてしまうということです。

 そのため、高学歴の女性は、自分より低い偏差値の男性に、社会的条件としての魅力を感じなくなります。極端な言い方をすると、自分が女性として魅力的ではなくても、相手に対する欲求がものすごく高くなってしまうわけです。

 高学歴の女性は、大企業の総合職などの地位に就き、年収が高い人も多い。よって、自分を最低ラインと考えると、男のパイがなくなってしまいます。

■高学歴の女性に白馬の王子は現れない

 もう一方の男性側も、自分が私学出身で女性側が東大卒だと、引け目を感じてしまう。普段は問題がなくても、けんかしたときに、「どうせ俺は私学だから」という話になってしまう。磁石の同極のように、お互いが離れ合ってしまう。

■高学歴の女性が“売れ残る”のは日本特有の現象でしょうか?

 米国でも同じです。ハーバードでMBAを取った人と、無名大学卒の人はそもそも出会わないですし、教養レベルや関心事が異なるため、お互いがなかなか引き合いません。

 どの国でも高学歴の女性は、よっぽど努力をしないと、自分の求める恋愛、結婚は難しい。自分と釣り合う男性が多くいるところで、出会いを求めなければなりません。

 自分が投資できる資産は、時間、エネルギー、おカネの三つ。高学歴の女性は、おカネはあっても、仕事が忙しくて、エネルギーと時間がありません。ただ、時間はいくらでもやり繰りできます。受験勉強のときと同じように、意識して努力すべき。それなのに、「待てば白馬の王子が現れる」と思っている人がいまだに4~5人に1人もいます。

 女性の中には、自分の年収が上がることがモテにつながると考えている人もいますが、それは勘違いです。生物としての女性の魅力は、19~20歳がピーク。女性誌を見ると「30代後半がモテキ」と書かれていますが、事実とは異なります。

もりかわ・とものり
1955年生まれ。オレゴン大で政治学博士。同大客員准教授などを経て2004年より現職。専門は進化政治学、恋愛学、日本政治。
(週刊東洋経済2011年10月15日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

・【速報、同行取材記】東京・花王本社周辺で2回目のデモ、現場でみえた前回との違いとは 2011年10月21日 23:00
http://www.otonano-kaisha.com/news_D9yNegCY1.html

■平成23年10月21日、花王周辺にて抗議活動
平成23年10月21日、東京都内の花王株式会社(以下花王とする)の本社周辺にて、フジテレビの主要なスポンサーとされている花王に抗議する2回目のデモ行進が行われました。

今回の抗議活動の主催者である「花王デモ実行委員会」の公式サイト(「花王デモ 公式サイト」)によると、10月21日に行われたデモは、フジテレビの偏向報道がひどいので、花王にフジテレビのスポンサーを降りて欲しいというのが、主な目的とのことです。

■今回のデモ参加人数は
取材した記者が見た限り、21日のデモ行進開始時には、少なくとも約750人くらいのデモ参加者が集まっていました。なお、今回の参加人数は、前回(9月16日)のデモ参加者数(約1200人以上)に比べると減少しています。

21日のデモ参加者層は、前回と同様、幅広い世代に渡っていました。そして、取材した記者がみた限り、参加者の約4割近くが、主婦層とみられる女性でした。

また、前回と同様、取材した記者が取材活動をした範囲では、フジテレビなど大手メディアの表立った取材活動は、見受けられませんでした。

■取材記者が見たデモの印象
そして、前回のデモ活動と同様、今回のデモ参加者も、デモ行進を誘導する警察官の指示に従った秩序のあるデモ行進を行なっていました。

なお、デモ行進終了後、同行取材した記者が、「花王デモ実行委員会」の関係者に取材したところ、現時点において、花王デモ実行委員会側が出した要望書に対して花王サイドは、何ら回答をしていないとのことです。

今後、花王に対する一連の騒動の行方は、抗議を受けた花王サイドが、一連の不買問題騒動に対し、どのような反応を示すかが、カギといえます。

※なお、本記事作成において、取材(撮影)の許可をしていただいた花王デモ実行委員会の関係者には、この場を借りて感謝と御礼を申しあげます。
編集部:西原崇文