社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

【News】上原美優さん関連

2011-05-13 11:24:17 | 芸能、音楽

 人の性格というものはそう簡単にわかるものではない。しかし、身勝手で自己中心的な女性が多い現代、上原美優さんのような女性は貴重な大和撫子的な存在だったかも知れない。決して学生時代に乱れた生活をしていたからといって、本質的な人格まで悪いわけではない。

 そんな貴重な女性だからこそ、この荒れた社会の中で、押し潰され、命を落としていく。

 逆にフェミニストのような図々しい女ばかりが生き残る、実に皮肉な社会である。

・上原さん生前番組放送でもミソつけた日テレ 2011年05月16日14時45分 http://news.livedoor.com/article/detail/5561177/

 自殺したグラビアアイドル上原美優さん(享年24)の収録済み番組放送について、テレビ各局の反応が分かれている。なかでも、顔にモザイクをかけ番組を放送した日本テレビの対応がひどいとインターネット上などで批判が噴出している。

 上原さんが生前に収録していたフジテレビ系「センスの神様<金キラ☆ナイト>」は14日未明に放送されたが、番組では冒頭に「この番組は2011年5月1日に収録されたものです」とのテロップを入れた。自殺後に改めて編集されたのだろうか、上原さんの出演シーンは少なめだった。

 また、14日夜放送のTBS系「飛び出せ!科学くん」では、都内で食べられる野草を探すロケ風景をそのまま放送したが、番組終了後のテロップや番組HPで、フジテレビ同様に収録日を公表し「上原さんの出演部分の放送に関しましては、スタッフ一同、非常に悩みましたが、上原さんが子供のころから培った自然への気持ち、そして、その自然のすばらしさ、楽しさを視聴者の皆様に伝えようとする姿を尊重し、番組では、所属事務所の了承の元、上原さんが明るく素朴な人柄で撮影にのぞんでいただいたシーンを、放送させて頂きました。上原美優さんのご冥福を心からお祈り申し上げます」と放送の経緯を説明している。放送では、しょこたん(中川翔子=26)と都心に生えていたゼンマイなどの野草を嬉々として採取していた。

 一方、ミソをつけたのが日本テレビ。13日夜の日本テレビ系「一攫千金オークション!! 世界☆ドリームワーク~カラダを張って稼ぐぞSP」では。上原さんが出てくるシーンは極力カットされ、全体が映る引きの映像では、顔やネームプレートにモザイクがかけられたのだ。これには視聴者から批判が噴出、ネットなどでは「上原さんがかわいそう」「収録日をテロップで入れればすんだことなのに」との書き込みが相次いだ。

 テレビ局関係者が残念がる。

 「日本テレビはバラエティー番組などで頻繁に上原さんを起用していたんです。今回の放送だって、ゲストのひな壇にはお笑い芸人ばかりだった。むさくるしいところに上原さんを同じひな壇に並ばせることで番組としてのアクセントをつけやすかったんです。上原さんも仕事を選ぶことなく収録に臨んでくれることから使いやすかったんですよ」。

 日本テレビにとって上原さんは「酷使」しやすかったタレントだったようだ。テレビ局関係者は続ける。

 「2010年2月に行われた東京マラソンに上原さんを走らせたときだってそうですよ。キー局が持ち回りで幹事社をやるんですが、あの年は日テレだった。一般のエントリーは競争率何倍もあろうかという『プラチナ・マラソン』に、社の方針で局アナやお笑い芸人などをどんどんエントリーさせた。上原さんにも、ろくに練習もできないのは承知の上でオファーを出したと聞きます。まったく、いいように使われた感じ(25キロ地点で制限時間オーバーによりリタイア)。そんな日テレが自殺したからといって上原さんをモザイク処理とは…。あまりにも…ですよねえ。最近の日テレは社内のゴタゴタが番組制作にも反映されてるんじゃないかと思いますね。こじんまりしてしまったというか官僚的になってしまったというか」

 視聴率低下や社員の収入激減報道がなされるなど凋落ぶりがささやかれている日本テレビ、「貧すれば鈍する」ということなのか。


・アイドルを死に追い込む「芸能界の孤独」 2011年05月16日08時00分 メンズサイゾー
http://news.livedoor.com/article/detail/5559871/

 "貧乏アイドル"として人気だった上原美優(享年24)が12日未明、東京都目黒区の自宅マンションで首をつっている状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。10日付のブログでは「リアルに私、恋愛が出来ない。恋多き女だった私が、恋の仕方も、恋愛の仕方も、リアルにわかんなくなってる」「私の周りはどんどんみんなHAPPY loveになって美優も嬉しいけど(中略)本当の心の美優、ヤバいヤバいヤバいヤバい」などと恋愛の悩みを告白。彼女は最初に遺体を発見した男性会社員(26)と恋愛関係にあり、死の直前まで自宅で一緒に過ごしていた。周囲からは「二人の交際は順調だった」との証言もあったが、「2時間だけ一人になりたい」と上原が希望して男性会社員が部屋を出ていた間に自殺しており、本人たちにしか分からない問題を抱えていたのかもしれない。

 著書『10人兄弟貧乏アイドル☆ 私、イケナイ少女だったんでしょうか?』(ポプラ社)では、過去に失恋によって自殺未遂を図ったことを告白しているが、精神的にもろい部分があったのだろうか。

「昨年3月に母親を亡くしてから、精神的に不安定になることが多くなり、精神安定剤や睡眠薬を常用していたようです。手首のリストカットのあとを目撃した関係者も少なくありません。スタジオで見掛けても、以前のような明るさや前向きさが失われた印象があったので、自殺の知らせは驚きと同時に『やっぱり......』という気持ちもありました」(芸能関係者)

 若くして命を絶ったアイドルといえば、1986年4月8日に所属していたサンミュージックの屋上から飛び降り自殺した岡田有希子(享年18)が真っ先に思い浮かぶ。彼女の死の真相も諸説あるが、人気俳優との恋愛関係のもつれが直接の原因だったというのが業界の定説となっている。岡田が投身自殺する10日ほど前には、ドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ系)などに出演したアイドル・遠藤康子(享年17)が飛び降り自殺しており、恋人との交際を事務所に反対されたことが原因と言われた。97年5月に自殺した女優・可愛かずみ(享年32)は、当時ヤクルトスワローズ投手で元交際相手の川崎憲次郎が住んでいたマンションから飛び降りた。また、90年代に活躍した三人組セクシーグループ「みるく」の堀口綾子(享年22)は、音楽的才能が認められてソロ歌手としての将来を嘱望されていたが、仕事の方向性に関して事務所と衝突があった中で95年4月に首つり自殺した。

 いずれも誰もがうらやむほどの才能や若さがあり、将来を悲観する要素が一見ないように思える彼女たち。上原についても、ひところよりは仕事が減ったものの、FXの勉強を始めてラジオで冠番組を持つなど十分に活躍していたと言える状態だった。大事な恋人や肉親を失ったとしても、慰めてくれるタレント仲間や関係者はたくさん居たはずだ。にもかかわらず、なぜ彼女たちは死を選んでしまったのか。

「失恋や肉親の死など大きな心の支えを失った時に死を選んでしまうのは、タレントに限ったことではありません。しかし、特に人気タレントとなると世間とのかかわりが薄くなり、タレント仲間やスタッフ、事務所関係者としか顔を合わせなくなるため、視野が極端に狭くなります。しかも、ほとんどが仕事上の関係であり、自分を『商品』としてしか見てくれません。だからこそ、自分を一人の人間として見てくれて、どんな時でも絶対的な味方でいてくれる肉親や恋人に極端に依存してしまうのです。依存対象がマネジャーや事務所の社長になることもありますが、その信頼関係は仕事の成り行きで簡単に崩れてしまう。人気アイドルといっても、心に弱さを抱えた若い女性。支えを失った時のショックが大きすぎるあまり、自分の状況が冷静に見られなくなるのかもしれません」(芸能事務所関係者)

 一見華やかな芸能界だが、孤独に苦しみながら必死に笑顔をつくって愛嬌を振りまいている悲しいタレントは、我々が思っているよりも多いのかもしれない。