社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

男女関連事件、話題(8月号、その1)

2010-08-05 21:49:41 | 事件、事故

・母親への不満募り?刺す、高2女子を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100805-OYT1T00909.htm

 福島県須賀川市で5日未明、主婦(42)が胸を刺されて大けがをした事件で、県警須賀川署は同日、高校2年の長女(16)を殺人未遂の疑いで逮捕した。

 発表によると、長女は同日午前2時頃、自宅で母親の胸を刃物で4か所刺して殺害しようとした疑い。刺し傷には、心臓近くまで達したものもあったという。母親は病院に搬送されたが、意識があり、命に別条はない。長女は午前3時頃、自宅近くで捜査員に発見され、「自分が包丁で刺した」と容疑を認めたという。近くの草地には、凶器とみられる包丁が落ちていた。同署は、母親への不満が動機だったとみて、詳しく調べている。

 長女と小中学校で同級生だったという男子高校生(16)は「(長女から)最近、『母親に携帯電話代がかかりすぎている、勉強をしないと怒られた』と相談を受けた。それにしても何回も刺すとは信じられない」と話していた。地元住民によると、長女は、両親と弟2人の5人家族。
(2010年8月5日21時05分  読売新聞)


・大阪2幼児虐待死 長女置き去り、遊びに外出 2010/08/03 01:54
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/423494/

 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人の遺体が見つかった虐待事件で、死体遺棄容疑で逮捕された母親の下村早苗容疑者(23)が、元夫と結婚していたころ、長女の桜子ちゃん(3)を三重県四日市市の自宅に置き去りにしたまま、遊びのために外出していたことが2日、分かった。子供の世話を元夫の家族に任せきりだったことも判明。府警は、下村容疑者が当時から育児放棄(ネグレクト)状態だったとみている。

 捜査関係者らによると、下村容疑者は平成18年12月に結婚し、三重県四日市市の夫の実家で義父母と同居した。19年5月に桜子ちゃんを出産した後、車で15分ほどの同市菰野町に引っ越した。20年10月に長男、楓ちゃん(1)が誕生した。

 当時、下村容疑者は、桜子ちゃんの服を選ぶ楽しみや、楓ちゃんを身ごもったことを喜ぶ気持ちをブログに書き込んでいた。

 実際は食事や入浴、寝かしつけなど現実的な子育てには関心が薄く、同居中は義母、転居後は夫にそれぞれ頼り、桜子ちゃんを自宅に置いたまま夜間に外出して遊ぶこともあった。

 ブログに書き込まれた子供への愛情は、実態が伴っていなかったとみられる。

 やがて夫婦関係が悪化し昨年5月に離婚。子供2人を引き取ったものの、名古屋の託児所付き飲食店勤務を経て、大阪へ転居した今年1月以降、仕事に追われ、ネグレクトが本格化したという。


・“夜の街”託児所ルポ 疲労で育児放棄…シングルマザー、頼りは笑顔だけ
配信元:2010/08/03 14:31

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/423678/

 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が母親の風俗店従業員、下村早苗容疑者(23)=死体遺棄容疑で逮捕=に置き去りにされ、遺体で見つかった事件。下村容疑者が働いていた大阪・ミナミの繁華街には、夜の街で働く母親たちのための託児所がいくつもある。利用者には、子供を預けながら、女手一つで懸命に育てるシングルマザーがいる一方、「雇う側の配慮がなければ、同様の育児放棄が起こる危険性は常にある」と指摘する関係者もいる。深夜、託児所を訪ねた。(八木択真)

 ■水商売こそ、周囲のサポート不可欠

 ネオンが輝くミナミの繁華街で、雑居ビルの一室からあどけない声が響いていた。約80平方メートルの空間は24時間営業の託児所で、10人ほどの子供たちが遊んだり眠ったりしながら母親の迎えを待つ。玄関のチャイムが鳴ると目を輝かせ、一斉に入り口へと飛んでくる。

 ミナミの界隈(かいわい)では、夜の街で働く母親向けの24時間の託児所が少なくない。この託児所でも利用者の約9割が、深夜まで営業する飲食店などに勤めるシングルマザーだという。最も多い利用時間帯は午後8時から翌早朝まで。利用料は週5日で月3万5千円前後だ。

 日付が変わる直前に仕事を終え子供を迎えに来たシングルマザーの女性(32)は、今回の事件について「(下村容疑者は)精神的に参ってしまったのかな。私は子供を置いて外出するなんてありえない。しんどいと思うことはあっても、この子の笑顔のために頑張れるから」と話し、1歳の一人息子を抱きしめた。

 しかし、利用者の母親のなかには、育児放棄と背中合わせの生活をしている人も少なくないのが現実だという。託児所の責任者の女性(33)は「仕事中は託児所に預けてくれても、昼間は疲れ切っていて、家で面倒を見られない人もいる」と打ち明ける。実際、過去には子供の迎えに来ない母親と連絡も取れなくなり、やむをえず児童相談所に通報したケースもあったという。

 捜査関係者によると、下村容疑者は昨年5月に夫と離婚した後、名古屋の飲食店で働いており、その当時は、店が委託していた託児所に子供を預けていた。

 身寄りがなかった大阪で、今年1月から逮捕されるまで勤務していた風俗店には、子供を連れて面接に訪れた。店からは、寮としてマンションの部屋をあてがわれた。

 事件を受け、ミナミの夜の街の関係者からは、子供を抱えたシングルマザーを雇う側の配慮の大切さを指摘する声も相次いでいる。

 ミナミのある老舗ラウンジでは面接の際、子供や夫の有無を必ず聞くことにしている。この店ではホステスの約1割がシングルマザーで、店は託児所と提携して預け先を確保している。支配人は「子供を育てる知識がない場合は、店側もサポートしないと」と語る。

 利用者の9割が風俗店従業員という別の託児所の女性園長(46)は「たとえ託児所と提携していなくても、知らない土地に飛び込んでくる女性が多い以上は、子供の預け先も配慮することも必要だと思う」と指摘し、こう続けた。

 「風俗店で働く女性には精神的に不安定な人も少なくない。今回の事件は本人が悪いのはもちろんだけど、子を持つ女性を雇う側もそれなりの対応を考えないと。同じような事件はいつでも起こる可能性があると思う」


・「レディース」の月会費2000円…払わないから暴行
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100802083.html

 愛知県警豊田署は2日までに、傷害容疑で豊田市の15歳の無職少女4人と、15~14歳の豊田市立中学3年の女子生徒3人を逮捕した。

 逮捕容疑は7月7日夜、市内のハンバーガー店近くの路上で、県立高校1年の女子生徒(15)の顔や腹を殴り、鼻骨骨折などで1カ月のけがを負わせた疑い。

 同署によると、7人は少女だけの暴走族「レディース」のメンバーで、無免許でバイクの暴走行為を繰り返していた。

 被害者の女子生徒は今年2月、レディースに加入したのに、月2回の集会に出席せず、月2千円の会費も支払わなかったことから暴行したという。
 [ 2010年08月02日 19:38 ]


・<特集>「男性差別」訴える主張続々★30代女性記者が迫る![女性優遇社会]にマジギレする男たち
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20100629/zsp1006291241000-n1.htm
(文章大量のため引用なし)


・(ニッポンを一歩前に)管理職の半分を女性にする覚悟で 2010/8/2付
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE3E0E2E7EBE0EBE2E2E0E2EAE0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

 女性の活躍はビジネスや社会に新たな刺激を与える。

 会社帰りの客でにぎわうJR東日本の駅ナカ商業施設「エキュート」開発の陣頭指揮をとったのは、鎌田由美子さん(事業創造本部・地域活性化部門部長)。利用者の視点による店づくりにこだわった。

 香川県高松市丸亀町は商店街の再開発でにぎわいを取り戻し、注目を集める。関係者と粘り強く話し合いを重ね、成功に導いたのは都市計画プランナーの西郷真理子さんだ。

■先進国で最低レベル

 製造業を中心に筋力や体力が問われた時代から、感性や知識、アイデアが重要な時代に日本も変わった。女性が培ってきた生活者としての経験や感覚、コミュニケーション能力などは、企業にとって重要な資産になる。男性と同じ分野で専門的な能力を発揮する女性も多い。

 男女雇用機会均等法が施行されてから四半世紀近くになるが、日本の女性活用は先進国の中で際だって低い。管理職に占める女性の割合は、2008年に米国が42.7%、ドイツが37.8%、英国が34.6%、スウェーデンが32.2%。これに対し日本は09年に10.2%と、ようやく2けたになったところだ。

 国連開発計画が発表する女性の政治や経済分野への参画の程度を示すジェンダー・エンパワーメント(能力獲得)指数で、日本は109カ国中57位(09年)。世界経済フォーラムが公表するジェンダー・ギャップ指数は134カ国中101位で、男女の差の大きさを表す。

 女性の活用が企業業績に好影響を与えることは、多くの調査が示している。内閣府の調査(08年)によると、仕事と育児の両立支援策と、公平な人事評価制度を持つ企業の57%は、3年間で1人当たり経常利益を10%以上向上させたが、そうでない企業では45%にとどまった。一橋大学の川口大司准教授らの研究では、賃金支払いや固定資産額などが一定なら、従業員の女性比率を10ポイント上げると売上高が0.8%増えた。

 企業も社会も、女性の能力を生かすことでもっと活性化できるはずだ。管理職の半分を女性にするくらいの覚悟で取り組んでいい。そのためにはまず、女性が働き続けられるよう本気で支援することだ。

 育児休業や短時間勤務制度など、両立支援のための法律や制度は整ったが、理解の不十分な管理職や長時間労働が常態化している職場も多く、働き続けるのは容易ではない。厚生労働省の調査では6割強の女性が第1子出産で退職している。労働生産性をあげて長時間労働を是正し、柔軟な勤務制度の導入などで両立を支援する必要がある。

 大切なのは、女性を特別扱いするのではなく、男性も仕事と生活の調和が取れる働き方ができるよう配慮することだ。ソフト開発・販売会社サイボウズの青野慶久社長は自ら8月に2週間の育児休業を取ると宣言した。こうした動きを広げたい。

 再雇用や中途採用のチャンスを拡大することも重要だ。日本は先進国の中で、高等教育を受けた女性の就業率が低い。夫の転勤などで一度職場を離れると、魅力的な再就職先が乏しく、家庭にとどまるためだといわれる。意欲と能力があれば再チャレンジできる体制づくりが必要だ。

■女性の意識改革も必要

 両立支援に加えて重要なのが、育成と登用だ。人材育成は日々の仕事の与え方などに左右される。男女差別はないと思っている企業でも、現場の管理職が無意識のうちに男性にだけ重要な仕事を与えたり、女性を管理職候補から外したりしていないだろうか。よかれと思って育児中の女性を閑職に回し、やる気をそぐ例もある。十分な話し合いが要る。

 女性の側の意識改革も必要だ。将来を嘱望していた女性が結婚・出産であっさりやめたと残念がる声や、管理職に登用しようとしても本人が嫌がるといった声をしばしば聞く。女性も若いうちから職業人としてのキャリアを真剣に考えるべきだ。

 大和証券グループは09年に4人の女性役員を誕生させた。今年7月には日銀初の女性支店長も登場した。資生堂も、今年度から女性を育成・登用するためのポジティブアクション(積極的差別是正策)をスタートさせた。同社は13年に女性管理職を30%にする目標を掲げ、その約3倍の候補者を選んでキャリアアップに必要な仕事や異動を経験させる。

 日本社会も徐々に変わり、先進的な企業ではさまざまな取り組みが始まっている。とはいえ、多くの企業はまだ手探り状態だ。厳しい経済状況を前に「そんな余裕はない」との声もあるが、有能な人材は男性にも女性にもいる。半分の可能性を排除する方が損失は大きい。


・周囲は妊娠気づかず、直前まで通学 乳児遺棄の女子高生2010年8月2日12時12分
http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK201008020069.html
    
 神戸市北区の側溝に生後間もない男児の遺体を捨てたとして、同区の私立高校3年の女子生徒(18)が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、生徒の家族や学校の教師らが生徒の妊娠に気づかず、出産前日まで通学していたことが兵庫県警への取材でわかった。

 県警によると、生徒は出産翌日から普段通り通学し、共働きの両親や担任教師は異常に気付かなかったという。校長は2日、「何とか相談に乗ってあげたかった。つらかったろうと思う」と話した。

 生徒は7月13日朝、神戸市北区のスーパーのトイレで男児を出産。「以前に交際していた先輩との間にできた赤ちゃんだった」と供述しているという。スーパーの防犯カメラに制服姿の生徒が映っており、関係者は「長時間トイレが使用中だったのでノックすると『おなかが痛いんです』と返事があった」と話した。