社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

眞鍋かをり「謝りません」、非を認めない女を賞賛するフェミニズム(改題)

2009-11-25 11:46:03 | 芸能、音楽

 「絶対に謝りません!」、こう言い放った眞鍋かをりの姿は実に醜く見えた。23日放送、フジ系「ネプリーグ」での一幕だ。当日の番組内容は眞鍋はじめ独身女性を集めた「婚活チーム」を回答者に迎えたもの。開始当初から問題を間違えた者を罵ったり、頭を叩くなどして無理矢理謝らせるという険悪な雰囲気で進んでいた。

 眞鍋の発言は番組後半で、その時の状況を詳しく覚えていないが、少なくとも眞鍋の立場が悪くなった場面でのあの発言だった。それまで人にはさんざん謝らせておいて、自分は謝らない、そういう無礼な態度に不快感を感じた視聴者は多かっただろう。

 眞鍋については、ネット上でも以前から決して評判は良くないようだ。何やら、眞鍋の友人が結婚してから態度が更に悪くなったらしい。こんな女性が婚活中などとアピールしたところで、幾ら男性過多の結婚市場とはいえ、彼女に近付きたいと思う男性はほとんどいないのではないだろうか。

 一方、滋賀県大津市が行った男女共同参画に関する市民意識調査では、「男は仕事、女は家庭」という性別役割分担の考えに賛成する意見が若い人達の間で増加しているという結果が出た。

・「男は仕事」若い世代も肯定、大津市が共同参画市民意識調査
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009112400031&genre=A2&area=S00

 「男は仕事、女は家庭」について、「賛成」や「どちらかといえば賛成」と肯定的に答えたのは全体で40・9%で、4年前の調査より13・7ポイント減った。市は「施策に一定の効果があった」とみる。

 年齢別では、70歳代は半数以上が肯定的にとらえた一方、年齢層が下がるにつれて反対意見が増え、40歳代では23・6%しか肯定的意見がなかった。

 しかし、さらに年齢を下ると、30歳代が29・7%、18~29歳の37%が肯定する回答を寄せた。若くなるにつれて否定的な意見が増えるという市の想定が崩れた結果になった。

・・・

 調査は、第2次市男女共同参画計画を策定するための基礎資料とするために実施。今年7月、市内の18歳以上の男女3000人に質問事項を郵送。有効回収率は36%だった。
(部分引用)

 この手の調査は当然フェミニズム主導で、性別役割分担を否定する結論が最初から決まっているので、調査結果もそれに即したものにしなければならない。従って設問の仕方にも小細工をする。例えば、「男は仕事で女は家庭とするべきだ、この意見に賛成か?」といった「べき」という強い語調を恣意的に含めることにより、少しでも女性の反発意識を煽り、賛成意見を減らそうという狙いを組み入れるのだ。だがそんな細工を随所に施しても性別役割を肯定する意見が一定以上あるのだから、潜在的には大半が性別役割を肯定していると考えても決して誤りではないと思う。

 それに、有効回収率が36%というのも、いかにこの調査に対して市民が関心を寄せていないかということにもなる。市民の本音は、こんな調査をやるよりも、雇用の安定などもっと市民の暮らしが向上するような政策をやれということではないだろうか。それこそ、男女共同参画事業全体を今流行の「仕分け」作業で検討し、廃止するのが最も国益に叶うと思うのだが、どうだろうか。

 更に話は変るが、広島市で23日未明に住民5人が死傷したビル火災で、自らも怪我をしたこの家の長女が放火殺人容疑で逮捕された。

・【社会】長女が放火容疑 5人死傷火事 広島県警逮捕 2009/11/25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009112502000054.html

 広島市で二十三日未明、住民五人が死傷したビル火災で広島中央署は二十四日、自宅に火を付けたとして放火や殺人などの疑いで、死亡したビル所有者の会社役員坂井幹明さん(72)の長女で無職希代容疑者(41)を逮捕した。

 広島中央署によると、坂井さんは火元となった四階建てビルの二階で、妻(68)と希代容疑者の三人で暮らしていた。希代容疑者は「火を付けたが、殺そうとは思わなかった」と供述。妻は「直前に親子で口論になり、娘が部屋で暴れていた」と話している。

 ただ火を付けた方法については希代容疑者の記憶があいまいで、同署は詳しい状況や動機を調べている。
(一部引用)

 テレビでこのニュースは報道されただろうか。また各種ポータルサイトではこのニュースをどう扱っただろうか。女の事件は恣意的に隠すという報道姿勢は依然として変っていない。しかも、「火を付けた方法については希代容疑者の記憶があいまい」など、心神喪失などの精神疾患を連想させるような記事の書き方も巧みである。記憶が曖昧なのかどうかは今の時点では判らない。供述が曖昧というのが明確な表現であって、記憶が曖昧なのか、嘘の供述を重ねているのか、それはわからない。

 今やフェミニズム=マスコミ、なのかも知れない。

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