社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

結婚生活の破壊による様々な弊害 --陣内智則・藤原紀香離婚、独身男性介護事情--

2009-03-25 16:12:52 | 結婚、恋愛

 陣内智則と藤原紀香が離婚した。原因は陣内の浮気と言われているが、真相は2人にしかわからないだろう。そしてこの2人の離婚を巡り、様々な意見が飛び交っている。浮気した陣内が全て悪いといった主に女性が中心と思われる感情論から、家庭を疎か(おろそか)にした紀香にも責任があるという意見、更に一方的に陣内に責任を押し付ける紀香やその母親の姿勢を批判する意見など、世論の反応は様々だ。

 ところで、この話題にタイミング良く合わせたかのように、結婚や夫婦に関する話題が幾つか飛び込んできた。まずは、「夫は仕事、妻は家庭」という夫婦形態を肯定する人が10年前より増えているという調査結果が出た。

・「夫は仕事、妻は家庭」賛成派増 愛知県が男女共同参画で意識調査 2009年3月20日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090320/CK2009032002000027.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090320-00000015-cnc-l23

 調査は昨年9月、県内の無作為で抽出した20歳以上の男女4000人に実施。男女平等や女性の社会進出、結婚や家庭に関する意識などについて聞いた。
 「夫が外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考え方に「賛成」か「どちらかと言えば賛成」と回答した人は48%で、1998年の調査時よりも6ポイント増加。「反対」か「どちらかと言えば反対」の40%を上回った。男女別では、男性は賛成派が53%で、反対派35%を大きく上回った。女性は賛成派43%、反対派44%と拮抗(きっこう)した。
 年齢別でみると、賛成派の割合は60歳以上の世代で男女ともに54-66%と高かった。
 一方、20代では男性の53%が賛成派だったのに対し、女性は反対派が52%と過半数を占め、意識の差がくっきり表れた。20代男性の賛成派は30-50代よりも2-10ポイントも高く、98年調査時の39%と比べても大きく増えていた。
(一部引用)

 だが、これを見ると、賛成派の増加は主に20代の男性が中心で、女性は反対派が52%と過半数を超えているなど、決して男女ともフェミニズムに反対しているとは言い難いものだ。やはり優遇される側の女性にとっては、都合のいい政策に便乗している実態を反映していると言えそうだ。また20代の男性に賛成派が増加したことは、昨今の女性優遇事情と、人情味に欠ける女性が増加しているなど女性の劣化に対する怒りの表れではないだろうか。

 しかし、50代など高齢になるに従って、まだ女性は純情で可憐で華奢なものという幻想から脱却出来ない人が多く、それが20代男性の意識との隔たりとなっているものと予測出来そうだ。実際、女性専用車両などの露骨な女性優遇でも、女性のために男性は犠牲になるべきと考えている所謂「馬鹿マッチョ」的な発想の男性は決して少なくない。しかしそういう男性に限って自分の妻には負担をかけていて、それに気付かなかったりする。そして熟年離婚やDV離婚などの憂き目に遭うと、現実に目覚めたりする。しかしその時は既に手遅れなのだ。

 何れにせよ、所詮はフェミニズム率いる男女共同参画に関する調査であり、結果の信頼性もそして結果をどう政策に反映するかについては何も期待出来そうにない。フェミニズムを社会から撲滅する必要性には変わりない。

 次に、女性の3人に1人はDV被害の経験があるという結果だ。

結婚経験ある女性、11%が繰り返しDV被害 男性も3% 2009.3.24 10:21
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090324/trd0903241022007-n1.htm

 内閣府が24日に発表した「男女間における暴力に関する調査」の結果によると、事実婚も含めた結婚経験がある女性の10・8%が夫から身体的暴力や心理的攻撃、性的強要といった暴力(DV)を繰り返し受けていたことがわかった。妻から同様の暴力を繰り返し受けた経験があると回答した男性は3・0%だった。

 調査は全国成人男女5000人を対象に昨年10月から11月にかけて実施、3129人の有効回答を得た。

 一度でも暴力を受けたことがあると回答したのは、女性が33・2%、男性が17・7%。このうち、女性は13・3%、男性は4・7%が命の危険を感じるレベルの暴力を受けたと答え、女性は34・8%、男性は14・1%が暴力を受けてけがをしたり精神的な不調をきたしたりしたと回答した。
(全文引用)

 これも、見出しの付け方といい、女性被害だけを強調したものだ。DV政策では、女性をシェルター等に隔離し、外部との接触を遮断してフェミニズムの洗脳活動をしているというのはよく聞く話だが、男性被害については全く手段はなく、野放し状態が実情だ。明らかにフェミニズムは女性のご都合主義であることは一目瞭然だ。

 更に、独身男性による親の介護の実情についても取り上げられている。

・母親の介護… 仕事辞め、精神的に追い込まれ 2009/03/16 12:17
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/children/232134/
・働き盛り、伝わらない情報 介護ストレスを抱える独身男性 2009/03/16 12:24
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/children/232137/
・年金あてにし、虐待も…介護、行政との関わりは? 2009/03/16 12:28
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/children/232126/
・仲間と共に「幸せ」かみしめ 独身息子の介護参加 2009/03/16 12:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/senior/232138/

 この中で、男性の結婚難についても言及されている。

■30~50代の独身男性、急増767万人
 独身男性が増えている背景について、中央大学文学部の山田昌弘教授は「非婚化や晩婚化は昭和50年ごろから始まった。専業主婦志向の女性から、収入の低い男性が選ばれなくなったり、求められる要求が多くなり、希望していないのに、生涯結婚しない男性が増えている」とし、「今後は親の介護が加わり、婚期を逃す男性がさらに増える」と予想する。
(一部引用)

 女性の贅沢を批判することなく、女性が男性を選ぶことを肯定するような言い回しは明らかな軽蔑である。この実情を見ても、まだ女性が差別されていると言いたいのだろうか。しかし世の独身女性は、人を不幸にしているという罪悪感が全くない。こうした女性達に対する男性の怒りが、意識調査の結果や、或いは女性が狙われる犯罪などとなって表れてくるのではないだろうか。

 女性達はもっと男性の幸福感を高められるような生き方をしなければいけないのではないだろうか。その典型的な形が「結婚生活」であり、それは単に自分だけが幸せになるためにするものではなく、世のため人のため、男性のためにするものでもあるという認識が必要ではないだろうか。藤原紀香はじめ離婚する女性や、非婚を正当化する女性には、そんな敬愛的な意識は微塵も感じられないようだ。

 女性だけの趣味で男性を選り好みし、それに合わない男性はセクハラ呼ばわりして寄せ付けない。更に一旦は交際しても、女性の我侭が通らなくなったら勝手に別れてゴミのように男性を捨て、しかも原因は男性側にあると主張して譲らない。復縁を求められてもストーカーに仕立て上げて法権力を乱用して社会的に抹殺してしまう。こうした女性こそ寧ろ罰則対象とすべきではないだろうか。女性の身勝手を法的に保障する社会が正義であるはずがない。

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