社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

男性寄りに見えても実は女性中心の報道 --デートDVの男性被害--

2008-05-08 11:28:51 | いじめ、DV

 高校、大学男性の3割近くが交際相手の女性から暴力を受けていたことがある調査で明らかになった。暴力被害は女性だけという一方的な決め付けに一石を投じる結果ではあるのだが。

「デートDV」意外な真実 男の30%女性から暴力受ける 5月7日19時35分配信 J-CASTニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000003-jct-soci

 まずはニュースの表題が男、女性表記になっているのが滑稽だ。ここでは明らかに女が加害者、男性が被害者という構図なのだから、こんな表記がまかり通ること自体がやはりフェミニズム主導の報道だと言えるだろう。

 次に、ニュース記事では沖縄タイムスに掲載された女性の事例を紹介しているが、これも以前自分がDVの被害者だったから加害者になってしまったという趣旨の記事になっている。つまり、本を正せば原因は男性にあるとでも言いたげな内容だ。

(引用開始)
■暴力の被害者が逆に加害者になる
 沖縄タイムスの08年3月5日付けには、数時間にわたって殴られる「デートDV」を受けた女性(19)の記事が載っている。「デートDV」を受けた男と別れ、新しい恋人ができたときに、
 「自分がされたように相手をコントロールしようとしてしまった。気付かぬうちため込んだ怒りがふいに爆発したり、フラッシュバックを起こし苦しんだ」
 と、被害者が逆に加害者になる様子が書かれている。
(引用終了)

 更に、デートDVの命名者であるというある団体の代表の解説が掲載されているが、これもフェミニズム得意の、支配被支配関係を強調している。更にセックスと所有関係とをこじつけ、暗にセックスが悪であるかのような表現をしている。そして最後には、やはり深刻なのは女性被害であると結んでいる。

(引用開始)
 セックスすることによって、相手を自分の所有物のように思い、「支配」が始まるのだという。そして、相手を独占することが愛することだと勘違いし、「DV」だと気付かず、行為がエスカレートしていくことが多いのだという。
・・・中略・・・
女性と体格差がある男性に比べ、深刻なのはやはり暴力を受ける女性。
(引用終了)

 結論として、この記事はあたかも男性被害にも目を向けていると見せかけながら、実は暴力の根源は男にあり、女性は被害者であるということを巧みに表現しているだけで、何らフェミニズムからの脱却は見られないと言えるのではないだろうか。

 だいたい、DV加害女の全てが過去にDV被害者だったとは限らないし、暴力は肉体的なものだけではなく精神的なものもあり、むしろ言葉による暴力は男よりも女の方が攻撃性が強いとも言われている。

 そもそも、女の暴力などの攻撃性が増加したのは、何よりフェミニズムの影響ではないだろうか。女性の権利だけを強調し、不快なものは全てセクハラだの人権侵害だのと騒ぎ立てて男性をねじ伏せる。そうした女性の態度そのものがDVであるし、それを国家的に推進している男女共同参画そのものが暴力法律と言えるのではないだろうか。

 男女交際でも、友人との付き合いでも、必ず意見が分かれる時がある。その時には必ず妥協点を見出していくのが人間関係である。仮に支配という言葉を使うなら、自分の意には反しても、相手に合わせることによって関係を持続する場面は全て「支配」である。しかしそれはある時には立場が逆転する。つまり、お互いにある時は「支配者」となり、またある時は「被支配者」となることは実は普通の人間関係に過ぎないのであって、それを悪とするのなら、人付き合いそのものを絶つしか方法はない。

 しかし、ならば誰とも付き合わなければ良いのかとなるとそれが誤りなのは明らかである。非婚化による少子化が問題視されているが、結婚を求める男性は多いのに対し、それを拒絶する女性は多い。だが女性の拒絶行為は暴力にはならないのか。離婚でも同じだ。別れたいと思う女性の意識は最優先されるのか。それは相手男性に対する暴力ではないか。支配や被害という言葉を並べながら、実は実権を握っているのは女性だということは社会を注意深く見渡せばすぐわかる。

 フェミニズムとはそもそも支配思想である。自分を被害者と認定してもらうことによって、自分の欲求を相手に強制するという手法で権力を拡大していく。連中は全てが自分の思い通りになることだけをひたすら追い求める。そうした社会が女性の我侭を助長するだけだ。付き合いたい時だけ付き合って、要らなくなったら捨てる。まるで人を物のようにしか扱っていないのは何よりもフェミニズムなのだ。女性によるDVはそうした自己欲求が満たされないために引き起こされると考えるのが適切ではないだろうか。

 何れにせよ、社会の癌はフェミニズムであることはいうまでもない。

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