http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000000-maip-soci
インフルエンザ治療薬「タミフル」服用後の異常行動に関し波紋が広がっている。これまで飛び降りなどの異常行動の事例が128件もあったことが明らかになった。
この薬品については、以前から服用後の異常行動が指摘されていたのは周知の事実だが、今回明らかになった数字は、タミフルの信頼性を更に疑わしくするものと言えるだろう。
調査会では、この薬品の10代への投与を原則禁止している現在の厚労省の対策について当面は追認するとしたが、異常行動との因果関係については「十分な資料がなく判断が難しい」と結論を見送り、今後、作業部会を設置し、更に詳細な調査をするとしている。
しかし、10代への投与を禁止しても、10歳未満なら異常行動は起こさないのか、20代以上なら大丈夫なのか、いかにも現状の投与制限はその場しのぎの付け焼刃という印象が拭えない。
今回の経緯を見て、製薬会社と政府との癒着を多くの人が疑っているのではないだろうか。調査会やら作業部会とやらも政府や製薬会社が大きく関与しているものではないだろうか。だとすれば、まさに自分で自分の成績表を判定しているようなものだ。
今や医療機関まで信用出来ないのかと思うと、気が重くなるばかりだ。
ところで、医療機関にもフェミニズムの勢力が蔓延しているのは御存じだろうか。代表的なものは女性専用外来というものだが、この他にも、ピンクリボンと呼ばれる乳癌検診の推進活動をはじめ、女性の健康を優先した活動が行われている。
ふと思ったのだが、もしもインフルエンザの患者が急激に増え、タミフルが不足し、投与する患者に優先順位をつけなければならなくなった場合、一体どうするのだろうか。まさか女性患者に投与を優先させて男性患者を見殺しにするということは起きるのだろうか。但しタミフルの安全性は疑わしい。