1年前の2013年3月に80歳で亡くなられた、建築専門雑誌GAの創
始者であり写真家の二川幸夫さんの写真展が六本木タカ・イシイ
ギャラリー フォトグラフィーで開催されている(3/15まで)。
「落水荘、主屋とベア・ラン」1986 / 2002
1959年に毎日出版文化賞を受賞された全10巻の『日本の民家』の
方は、これまでも写真展は開かれてきた(ちょうど青森県立美術館
で3/31まで開催中)。
1970年創業された建築雑誌GAを中心に彼が発表してきた世界の
建築写真は質量とも優れたものだが、生前は書籍雑誌以外での発
表、いわゆる写真展などは、『日本の民家』を除けば皆無。
何度も話はあったそうだけど、出版物で発表するものだという理
由で固辞されていたそうだ。晩年写真展もという気持ちの変化が
あって準備が進んでいる中で、残念ながら亡くなられたそうだ。
なかでもライトの建物には魅入られ、20数年かけて400の建築物
すべてを撮影し、全12巻の世界初の作品集を刊行(1984年)と
いう偉業を成し遂げている。凄いし、面白いなぁ、って思う。
そんな思い入れの深いライトのプリント写真が初公開。会場で展示
されている20数点のうち、3点を除いて生前プリントされた写真。デ
ジタル化の前だから、出版社ではプリントしてスキャンするのが当た
り前だったことを思い出させる。
「グッゲンハイム美術館、メイン・ギャラリー見上げ」1975/2003
二川幸夫さんが作り上げた独特の写真。人が映り込むことは基本的
になく、記録性もあるけど、アート性も高い。
始者であり写真家の二川幸夫さんの写真展が六本木タカ・イシイ
ギャラリー フォトグラフィーで開催されている(3/15まで)。
「落水荘、主屋とベア・ラン」1986 / 2002
1959年に毎日出版文化賞を受賞された全10巻の『日本の民家』の
方は、これまでも写真展は開かれてきた(ちょうど青森県立美術館
で3/31まで開催中)。
1970年創業された建築雑誌GAを中心に彼が発表してきた世界の
建築写真は質量とも優れたものだが、生前は書籍雑誌以外での発
表、いわゆる写真展などは、『日本の民家』を除けば皆無。
何度も話はあったそうだけど、出版物で発表するものだという理
由で固辞されていたそうだ。晩年写真展もという気持ちの変化が
あって準備が進んでいる中で、残念ながら亡くなられたそうだ。
俺はイイ建築が好きで好きで仕方ない
なかでもライトの建物には魅入られ、20数年かけて400の建築物
すべてを撮影し、全12巻の世界初の作品集を刊行(1984年)と
いう偉業を成し遂げている。凄いし、面白いなぁ、って思う。
そんな思い入れの深いライトのプリント写真が初公開。会場で展示
されている20数点のうち、3点を除いて生前プリントされた写真。デ
ジタル化の前だから、出版社ではプリントしてスキャンするのが当た
り前だったことを思い出させる。
「グッゲンハイム美術館、メイン・ギャラリー見上げ」1975/2003
二川幸夫さんが作り上げた独特の写真。人が映り込むことは基本的
になく、記録性もあるけど、アート性も高い。
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