グレゴリーペックのある日あの時

還暦を過ぎた極真空手家の人生のつぶやき

あたりまえ

2014年04月17日 | 日記
井村和清さんの「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」の詩

あたりまえ
こんな素晴らしいことを
みんなはなぜ喜ばないのでしょう?
あたりまえであることを
お父さんがいる
お母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある
行きたい所へ自分で歩いて行ける
手を伸ばせば何でも取れる
音が聞こえて声が出る
こんな幸せはあるでしょうか?

しかし誰もそれを喜ばない
あたりまえだと笑ってすます
食事が食べられる
夜になるとちゃんと眠れ
そしてまた朝が来る

空気を胸いっぱい吸える
笑える
泣ける
叫ぶことも出来る
走り回れる
みんなあたりまえのこと

こんな素晴らしいことを
みんなは決して喜ばない
そのありがたさを知っているのは
それを失くした人たちだけ
なぜでしょう?
あたりまえ

散歩途中の家に咲いたツバキの花

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