とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

工事の相見積の注意点

2010-10-08 07:40:40 | 当たり前の家造り
最近雪板ばっかりで遊んでるんじゃないか?と思われがちですが、たまには為になる話し。

新築でもリフォームでも他社と見積を取るのは大事な事。
もっと大事なのは、金額だけを見ない事。
しっかりと工事内容、使用材料、工期(人件費)を比較して下さい。
「こっちの方が安いから…」で仕事の内容がええ加減では比較にならないし、その工事内容で良ければ「高い業者」が安く出来るかもしれません。

ま、こんな事は皆さんご存知でしょう。当たり前過ぎる話しです。

さぁ、ここから。

それは、比較しあう業者は対等でなければいけません。

塗装工事を例に取ると、ハウスメーカーと末端の塗装業者とで見積りを取り合うとどっちが高いでしょう?

全く同じ仕事だとしたら、当たり前に塗装業者が安い。
直接頼んだ方が安いに決まってますよね。
ただ直接は怖い。知らなきゃ安心しないもんね。
2000円くらいなら失敗してもいいけど、家は何しても安くはないですから。
だからこれを見てるアナタもオレに頼まない(笑)

まぁ安心料がハウスメーカーの高い分。2~3割は高いかな?
たま~にそれをハウスメーカー、大手企業の不動産部等に駆け引きの材料として仕掛ける客がいます。

さて、どうなるでしょう?

塗装工事の工程、材料、人件費の誤差を把握出来る客が居るでしょうか?そう、値段を合わせる為に適当にします。
戦う方法はこれしかない。
同じ材料でも工程を減らしたりね。

ハウスメーカーもなんでも最後は末端塗装業者に仕事を依頼します。やる人やる業者は塗装業者だから同じでしょう?
ハウスメーカーは儲けがないとしないっすよ企業ですから。それが2~3割の上乗せ分。それは下げないんだな~(笑)
「予算ないから安くやってくれよ~」でも儲け分は取るのさ~。

末端塗装業者が同じ仕事を違う値段ではしないでしょう?世話になってるとか、いつも仕事をくれる仲間とかそういったことで多少の誤差はありますよ、そりゃね。
業者によっても多少の誤差はありますよ、そりゃね。
それを取り合うから見積りに効果があるわけさ。

だからね、見積りを取り合うのは対等じゃなきゃダメよ。
じゃなきゃ「この金額で出来るだけやって」と言いましょう。

ま、「ケチらなきゃ良かった」ってなるけどね(笑)

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