持続可能な国づくりを考える会

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異常気象の報道

2013年09月04日 | 環境

 岡野です。 

 記事を更新しなければ・したいと思いながら、個人的事情(神奈川県から香川県へ転居)のためなかなかできないでいました。

 ようやく引越し後の片づけも目途がついたので、少しずつ書いていこうと思っています。

 この夏の猛暑や記録的豪雨、そして竜巻など、どう考えても、温暖化の進行による異常気象だと感じていました。

 被害に遭われたみなさまに心からお見舞いを申し上げます。

 しかし、それにしては、メディアでは個々の出来事の報道がほとんどで、はっきりした「異常気象」や「温暖化の進行」の報道があまりないのではないか(私が見ていないだけ?)と思っていたところ、ようやくという感じで8月28日(水)、NHK・クローズアップ現代で「連鎖する”異常気象” 地球でいま何が」というテーマの報道がありました。http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3392_1.html

 残念ながら、ここでも「だからどうすればいい」という話はまったくありませんでしたが、状況の分析と説明としてはよくまとまっていてわかりやすかったと思います。 

 ご覧にならなかったみなさん、ぜひ共有してください。  

 なかでも気象庁の異常気象分析検討会の代表で東京大学・大気海洋研究所教授の木本昌秀氏は、はっきりと「確かなことは、地球温暖化、気温が上がる、これは誰もが分かると思いますが、同時に、今年起こったような雨が強い、集中豪雨が起こる、あるいはゲリラ豪雨が増える、こういうことも予想されます」と言っていました。 

 当面の景気対策、中期の財政と福祉のバランス、そして長期の環境問題の解決は、決して別々の問題ではなく、したがって個別に取り組むだけではなく総合的・統合的に取り組む必要があり、総合的・統合的取り組みのための社会システムの顕著な成功例としてスウェーデン‐北欧モデルがあるにもかかわらず、依然として日本人とりわけリーダーたちの目が向かない(らしい)ことに、残念感が改めて強くなるこの夏でした。 

 香川県も、今夜にかけて大雨・洪水注意報が出ていて、庭は水浸しです。被害がなければいいのですが…… 

 みなさんもご無事であられますようお祈りしています。

 



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