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米国、食生活指針でコレステロール摂取基準は撤廃、日本も削除予定

2015-03-30 | 食・レシピ
 米政府は今年の食生活指針で、コレステロールの摂取基準を撤廃する方針との事(2015年2月発表)。撤廃されるのは食事から取るコレステロールの基準である(血液中のコレステロールの値が高くてよいわけではない)。
 米国の農務省と保健福祉省の諮問委員会は、「コレステロール摂取量と血中濃度の関係を示す証拠がないため、過剰摂取を懸念すべき栄養素ではない」と結論づけ、「前の指針で1日300ミリグラムを超えないよう制限すべきだとしたが、今年の指針ではこうした勧告はしない」とした。コレステロールの取り過ぎは動脈硬化などを招き注意が必要だとされてきた。現在、国民から意見を募集中。
 血中のコレステロールは体内で合成できる脂質である。食事で摂取されたコレステロールの4割~6割が吸収されるが、経口摂取されるコレステロール(食事性コレステロール)は体内で作られるコレステロールの2割程(1/3~1/7)である。また、多く摂取すると肝臓でのコレステロール合成は減少し、少なく摂取するとコレステロール合成は増加し、末梢への補給が一定に保たれるようにフィードバック機構が働く。このためコレステロール摂取量が直接、血中総コレステロール値に反映されるわけではない。・・報告された多くの科学データから。
 日本での「厚生労働省:日本人の食事摂取基準」2010年版では、18歳以上の1日のコレステロール摂取目標を、男性750mg未満、女性600mg未満としていた。5年ごとに出している食事摂取基準の2015年版においては、“目標値を算定するのに十分な科学的根拠が得られなかった”として、コレステロール摂取基準の項目をなくしている。

 今日も晴れて良い天気。風が少しあるが冷たくはない。
 雑木林の木陰で、ショウジョウバカマの花が咲いている。葉は根本から多数出てロゼット状に平らに広がり、花茎はその中から出て、その先端に横向きに花が付いている。花の色は淡紅紫色、生育場所によって紫色・紅色・白色と変化する。
 名(ショウジョウバカマ)の由来は、紅紫色の花を空想上の動物”ショウジョウ(猩々)”の顔に、葉がロゼット状に広がる様子を”袴”に見立てたと言う。花の色が猩々の赤い髪や緋色の袴の色にいているからと言う説もある。
 ショウジョウバカマ(猩猩袴)
 別名:簪花(かんざしばな)
 ユリ科ショウジョウバカマ属
 常緑の宿根草
 やや湿った場所を好む
 垂直分布が広く、田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生えている
 原産地:日本、朝鮮半島
 主な開花時期は3月~4月



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