mono森音

焼きもの・紙もの・布もの、そして贈りもの。
大切なmonoと出会う雑貨店。

絵本。

2010-06-24 | 本のこと

店に並んでいる絵本は、
大人の私が眺めて幸せな気持ちになるもの という、
わりとラフな基準で選んでいます。

「一番好きな絵本って何ですか?」
って何度も聞かれた事がありますが
一番、と決めるのは難しく・・・ いつも答えられない。

一番 が決められないながらも、かなり気に入っていて
多くの人に知って欲しいと思う作家の一人である
手島 圭三郎(てじまけいさぶろう)さん。
北海道の美しく厳しい自然を舞台にした物語(時に民話)と
圧倒的な画力で構成される美しい木版画、
どんな時も 何度でも どの本を開いても
心を揺さぶられる絵本ばかりでオススメです。

今日、手島さんの本の事を書こうと思って
どれの写真を撮ろうか悩みましたが、
厳しい自然を描いた作品が多いせいか
心に残っている本はほとんど、冬の絵本でした。
多分、一番好きなのは『おおはくちょうのそら』という本で
それについては
前に一度、記事を書いていました。 → 2008-10-22 Blog

今、手島さんについて再び記事を書こうと思ったのは
北海道新聞の夕刊、私のなかの歴史~という
北海道に縁のある著名人が自分の歴史について語るシリーズで
6/21から手島圭三郎さんの連載が始まったからです。
北海道新聞を購読している方は、ぜひチェックしてみてください。

森音にも、今日の画像の二冊を含め何冊か手島絵本が置いてますので
いつか機会がありましたら どうぞ手に取ってご覧ください。


いくつになっても絵本への興味が消えることは無い。
そんな大人が少なからず居るようで
最近入手したこの本 ↓ は、ズバリ大人のための絵本ガイド。
読み応えのある内容で、こちらもオススメ。
(お店に置いてます。売ってるわけではありません)