棚田ぐらし

住み慣れた京都を離れ限界集落の棚田の里へ移り住みました。
日本の原風景といわれる棚田の景色を次世代に繋げて行きたい

ヴェゲタティブ(フェゲタティフ)

2011-06-06 | 棚田から
オランダスタイルのアレンジを学んでいて一番好きだったアレンジは何かと問われたら
なんといってもヴェゲタティブ
作り込むアレンジ、デコラティブルなアレンジが多いオランダスタイルのなかで
ヴェゲタティブアレンジは悩むことなく作製出来た唯一のスタイルでした

山野の一部を切り取ったようなアレンジというのがヴェゲタティブです
自然の状態をそのまま表現するということは
太陽はひとつ、
花はそれに向かって咲き葉も光に対して水平に育つ
それを踏まえてアレンジする

なんだかカタカナばかりでややこしいのですが要約すると
植物の植生を考えたナチュラルアレンジそれがヴェゲタティブなんです

棚田に通い庭づくりをするようになって
解ったことが有ります
それは私の庭づくりはヴェゲタティブアレンジが芯になってるということ

田舎が見直されIターンされた方も多く
オシャレなヨーロッパふうのお家やログハウスが高島周辺にも目立ちます
そしてお庭は流行りのイングリッシュガーデン
雑誌から抜け出たようなオシャレなお庭

でもでも、なんだか生命の息吹きを感じないのは私だけでしょうか?
作り込んだものにはそれはそれで美しいそれは解るのです
日本庭園だって作り込みの極みですもの

山と田んぼしかない里山にイギリス風庭園が有るってどんなん?

と、能書きをたれたところで我が棚田の庭をお目にかけます


何処までが庭か畔か…




農業用水路をそのままビオトープに利用
なので畔の草刈の時刈払機でよく刈られてしまう水性植物たち


草むしりが出来てなくて荒れた庭をお見せするためのいい訳でした
ゴメン!

でも、土曜日曜2日間でもう少しすっきりしたことをひとこと申し添えておきます


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