"十三淀川花火大会"なるモノがあった。
「まさかココからは見えんやろぉ~」
っちゅうなコトを云い乍らも
廊下から北の空を眺めてみる。
「…!!!」
部屋に戻って、おかんに…
「見えたでぇ!」
二人で十四階に向かう階段の踊り場で眺めてたら
ひとり、ふたり…とおばちゃんが来た。
「音が聞こえたからひょっとして…と思てねぇ。」
更には、同じ階に住む子連れの御家族も出て来た。
「よう見えんでぇ!」
「あ、ホンマやぁ!」
「おかぁ~ちゃぁ~ん、花火見えんでぇ~~~っ!」
叫び乍ら、十四階の廊下まではしゃぎ乍ら走る子供。
ムカシ、ワシらがガキやった頃のこの町が
帰って来たみたいで、しみじみとした嬉しさが…
そこに更に、三階に住んでる
長年、会話をしたコトが無かったモノの
この団地に引っ越したコトがきっかけに
ハナシをする様になった同級生が
同じ階に住む、自治会の会計係のヒトに
自治会費を渡しにタマタマ上がって来てた。
「花火、見えるんですかぁ?」
「ココからやったら結構クリアに見えんでぇ!」
そない云い乍ら、しばらく花火観覧。
「◯◯がみさんって、部屋どこでしたっけ?」
「ココやでぇ(笑)」
廊下の目の前の部屋を指差した。
っちゅうか、五十前のオッサンが他人の部屋の前で
無言で佇んで花火見てたら通報されるやろ!(笑)
「だれかさんみたいにべっぴんさんやったら
何の不審も無いケドも、ワシみたいなんが居ったら…」
っちゅうて、去り気なく笑いを取りに行った(苦笑)
なんか、不思議なコトだらけでおもろかったなぁ…。
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