Born Free

クサらんと、やるだけ!


新しい体勢になってから
ひと月が経過したっちゅうコトで
改めて改善点なんかを話し合うコトになった。

結局、問題点らしきコトも出んかって
発言するヒトが居て無かったさかいに
ある意味ホッとはしたケドも
前日の例を挙げて、作業のフォローを
出来んモンなんかいなっちゅう提案をさせて戴いた。

そこで一瞬、前日憤慨した対象のヒトと
意見をぶつけ合うコトがあった。
それを課長が間に入るっちゅうカタチで
ハナシが進んでた。その中で…

「◯◯がみさんが"行きたい仕事"を優先させて
           書類を挙げてるハズですよ!」

っちゅうコトバは、聞き逃せんかった。
っちゅうか、聞き捨てならんかった。

せやケドも、コレが彼の本音やと思う。

さすがに、それはマズいと感じた課長が間に入って…

「ちょっと待って!」
「あくまでも、◯◯がみさんは
   オレらの仕事の効率を考えてやってんねんで!」

っちゅうヒトコトを戴いた。

理解ってくれてるヒトも居る。
せやさかいに…クサらんと、ただ…

やるのみ!

ただ…

「作業を振る姿を後輩に見せるんも、無言の教え。」

っちゅう、ワシの理想論は…

「それはボクらがやるんで…」

っちゅう風に、あしらわれた。

それは違うと思う。

貴方が朝礼で何回もそのコトバを説いてるのを
ワシはよう知ってる。せやケドも実際には
前日の様なコトが起きてるんである。

それを、外様のワシが吐くっちゅうコト。
それがどんだけ恥ずかしいコトかっちゅうコトを
実際に彼ら課員が実感せんとアカンと考える。

課長の言う通りやとは思う。
ワシが口出しする問題や無いと思う。
せやケドも、ずっとそのまんまでええんですか?

結局は堂々巡りやと…。

今の彼らにはある意味
プライドを瓦解させるコトが必要である。

まぁ、ワシはもう何も云いませんが…。

それでも…

クサらんと、やるだけ!

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