Born Free

今まで以上の"重み"


恐らく、この類いの話題のエントリーが
この日は圧倒的に多いと思います。

阪神淡路大震災から、ちょうど十七年。
しかもあの日と同じ、火曜日である。
それに加えて、昨年は東日本大震災が起こった。

決して、我々は阪神大震災を忘れたワケや無い。
せやケドも、そんなに痛手を負って無いヒトのココロに…

「もう大丈夫なんとちゃう?」

っちゅう風なキモチが朧げに滲み出して来た
っちゅうヒトが皆無っちゅう確証も無い。

そんな我々にもういっぺん
自然が感情を露にしたんかも知れん。

原発事故を受けて

"原発反対!"

…の声を上げたヒトも多いと思う。
それ自体は間違うて無いコトとワシも思う。

せやケドも、今まで自身が助けられた
"環境"っちゅうモンを振り返ってみる必要はあると思う。

ワシ自身、こうやってキーボードを叩いてるケドも
コレも原発の恩恵であるコトは否めん事実でもある。

インターネットで動画を見たり…
DVDを見たり…

ムカシやったら、煙突の着いた湯沸器を焚いて
フロを入れてたりして、失敗して"空焚き"を起こした
っちゅう様なコトも多かったケドも
今は"電気温水器"っちゅう便利なモンもあり
劇的にそういうコトも減ったと思う。

せやケドも、いっぺん"便利さ"っちゅう恩恵を受けたら
そこから総てをリセットして、"原点"に戻るのは容易や無い。
せやケドも、出来るコトからコツコツと
やって行くコトは出来る筈。

ちょこっとハナシはズレてしまいましたが…。

昨年の震災の報道で
ちょこっと聞き捨てならんかったコトがある。

被害の状況を伝える報道の中で…

「阪神淡路大震災と"比べて"…」

っちゅう様なコトを、結構な回数聞いた。
アレは正直、憤りがあった。

規模や数って比べるモンや無いっしょ!
奪われた"命"て、総てが尊いっちゅうのを
いっちゃん正確に伝えるべきヒトが
"数"っちゅうモンで短絡的に規模を量るのが
かなり気に入らんかった。

自然の怒り
命の重さ
"便利"を見直すコト。

これらを常に見つめ直し、考えて行きたいと思う。


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