仕事終わりのおしゃべり。
トラックの運転手をされてる方が
以前居てた会社で、航空貨物の荷裁きをされてた時の
エピソードを色々聞かせて戴いた。
その中で、とある国から輸入されて来た貨物の
航空機内での積載方法がヒドかった
っちゅうのを聞かせて戴いた。
本来、生鮮品のパレットを下にして
機械モンのパレットを上に積載するそうである。
重さから考えたら逆の様な気がするケドも
乱気流による衝激により生鮮品から発する
液体などが機械にかかったりするコトをも
想定してのコトらしい。
せやケドも、そこまで丁寧に梱包したり
積載順を考えたり、場合に寄っては
養生したりするっちゅう様なコトをするんは
日本人特有のモンやそうである。
そのとある国の貨物。
積載順がめちゃくちゃやったさかいに
機械の上に鮭が散乱して汁がかかってたそうである。
「なんや、コレ!」
相手国にクレームを着けても大概は…
「ノープロブレム!」
っちゅう風な答えをメールでよこすらしい。
日本人をナメてるっちゅうのがホンマやそうで…
それを把握してたさかいに、担当者に…
「コレノドコガアンシンデキルカ
キチントセツメイセンカイ!
ニッポンジンヲナメトッタラアカンゾ!」
「アンシンヤッチュウンヤッタラ
イマスグココマデキテセツメイセンカイ、ボケ!」
っちゅうのを、一字一句間違えん様に訳させたそうである。
翌日には日本に来て、キッチリと謝ったとか…。
こういう丁寧な仕事。
いつまでも忘れてはならん精神やと思う。
伝統工芸の職人や無いんやさかいに…大袈裟な?
いや、こういう精神があるからこそのモンなんや無いかなぁ。
何を産み出そうが、産み出すまいが
そういう精神があっての"ええ仕事"なんやと…
改めて思いました。
最新の画像もっと見る
最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事