近年、オリンピックの柔道を見てたら
途中で煮え切らんカンジがして
オモロ無くなって、見るのを止めてまうコトがある。
ムカシは組み手をしに行く時に
選手同士が正対して向き合い
その状態で襟を取りに行く駆け引きがなされてた。
ガッコで授業で柔道をやってた時も
そう組み合う様に指導を受けてた。
せやケドも今の柔道は、なんかちゃう！
選手同士が半身になり、しかもかなり前屈みになり
いかにして相手に、組ませんかの駆け引きになってる。
なんか姑息で、清々しさを感じんで
かなり不愉快になって来るワケである。
以前、某日本の金メダルを取った選手が…
「確実にポイントを取って勝ちに行く」
っちゅうスタイルを"正論"として語って話題になったケドも
その後、元銀メダリストで代表監督になった篠原氏が…
「一本を取りに行く柔道に拘る！」
っちゅう姿勢を前面に出すコトを宣言し
先述の金メダリストを一蹴した。
その選手が大嫌いやったワシは…
「ざまあみさらせ！」
っちゅう風に思たモンである。
せやケドも、一本に拘らずに"有効"や"技あり"や
もっとヒドいモンやと、減点になる"指導"を
相手が喰らう様に持って行く、姑息なスタイルが
世界的に浸透してるカンジがする。
せやさかいに、ホンマにキレイに投げる
一本勝ちっちゅうのが、あんまり観れん様になったし
正々堂々と闘ってるっちゅうカンジがせん。
世界最強を決める場所で在るべきモンがこんなんでええんか！
