前にもハナシはしたと思うケドも
今、仕事でペアを組んでるんは20歳の若いコである。
去年の今頃は60前のおっちゃんと組んでた。
残念乍ら、最後までお互いの考えを理解出来ぬまま
そのヒトは職場から立ち去って行ってしまった。
それはともかく…
最近、結構そのコに仕事を任せ切ってる時がある。
ええコトかどうかは理解らんケドも
少なくとも、彼のスキルなら任せられるっちゅう
安心感はあるコトは確かである。
ワシは人間がちっちゃい臆病な人間である。
今まではヒトに仕事を任せるコトがコワかった。
ヒトを信頼出来んとかそんな理由やったら
まだマシやと思うケドも、そんなこっちゃない。
「サボってるっちゅう風に思われるんやないかなぁ？」
「ワシが信頼されん様になるんやなかろうか？」
「ワシを越されたらシャレにならん！」
っちゅう、全くを以ってしょうもないコトが
ココロの隅にいつもあった。
前の職場で、仕事を率先してやらせて貰てたコトがあった。
それは、もしかしたら自己満足やったんや
なかろうかと自問自答するコトがある。
「我がのスキルを早く上げて、他のヒトに追い付きたい。」
「安心して仕事を預けられる人間になりたい。」
それとわりかし大きなモンとして…
「タダの"運び屋"と思われたく無い！」
っちゅうキモチがココロの中にはあったと思う。
前の職場の仲間には恵まれたし
ものごっつう世話になった。
それになんっちゅうても、そんなワシのコトを
心配してくれたり、ありがたがってくれた。
それだけにそんな自分勝手なワシ自身に
ハラが立ったりする。
そんなコトが最近、理解って来た気がする。
"ヒトに任せるコトがヒトを育てる"
そうかも知れん。
せやけども、今回はワシ自身が育てて貰てる気がした。
"余裕を保つコト"
っちゅうモンを手に入れるチャンスかも知れん。
ヒトにどない思われてもええ。
「あいつはちゃんと働いてるんかいな？」
「最近、手を抜いてるんやないかいな？」
そない思われるかも知れん。
そんなヒトの目に曝されたり耐えたり…
せやけども、見てるヒトは見てるやろうし
ワシが培って来たモンっちゅうのは
ワシ自身が手を抜いて無いっちゅう自負があったら
簡単に色褪せるモンや無いやろうし…
それをワシ自身がキチンと自覚しながら
動く時に動いたら、決してそない思われるコトは無い。
逆に…
「ちゃんと理解ってくれてる！」
っちゅう風にヒトを信じる
っちゅう大切なコトも手に入れれる。
あんじょう、表現出来んケドも…
ホンマにそのコ以上にワシ自身が鍛えられてる。
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ジェイ☆
