仕事が終わった後で"MOVIX堺"で
"世界最速のインディアン"を観に行った。
二月にいっぺん観てるんやけども
もういっぺん観たいと思てたんで
MUVIX堺の最終上映日やったさかいに
スポットの仕事を一本頼まれたのを
断腸の思いで断って観に行った(苦笑)。
いっぺん観てるさかいに
ひょっとしたら、今回は冷めた目で観てしもて
劇場を出てからも冷めてしもてたら…
っちゅう風なコトを考え乍ら単車を走らせた。
観てみたら…
いやぁ。考えてた様なコトは
全く以って無く、それドコロか
前回観に行った時より
主演のアンソニー・ホプキンス(バート・マンロー役)の
台詞がアタマに遺り、前回より流した泪の数が多かった(苦笑)。
いっぺん目はストーリー全体を把握するコトや
字幕を目で追うコトに夢中になったりするケドも
二回目になると、ストーリーや台詞が少しでも
アタマにある分、台詞を吐き出されるシチュエーションや
そのシーンで出て来る独特の"オーラ"
っちゅうモンが感じ取られるっちゅう風に感じた。
"五分が一生に勝る"
"夢を追わないヤツは野菜と一緒"
"シワはあるケドもココロは18のままだ"
これらの名台詞が情感たっぷりの中で吐き出される。
その中でも特に…
"五分が一生に勝る"
っちゅう台詞を吐いた時のシーンが印象に遺った。
隣に住む、バート(役名)の家の
大家の息子、トムにムカシのアルバムを捲り乍ら
ムカシのハナシを語るシーンやったケドも
亡くなった家族のコトを話すバートの表情を見てたら
親父やばぁちゃんや亡くなった友達。
はたまた、生きてるケドも悔いを残し乍ら
無念にも縁が切れてしもた仲間のコトを思い出してもた。
しまいに、泪が止まらん様になり
終演後に外に出てからも、そのシーンを思い出して
単車までの歩く間にも大泣きしてしもた(苦笑)。
「二回も同じモン観てどないすんの?」
ワシ自身も思てたケドも、去年から…
"DUST TO GLORY"
"ナチョ・リブレ 覆面の神様"
"世界最速のインディアン"
この三作を二回づつ観たケドも
違う視点で観れるっちゅうコトが
改めて、ハッキリと判明った。
これからも、気に入った映画は
出来る限り二回は観るコトにしたい。
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