某放送協会で報道番組で
"リターンライダー"
…にスポット宛てた特集があった。
所帯を持ったりして
経済的なコトや様々な事情が生じたり…
仕事が多忙になったり…
っちゅうコトで、一旦単車を降りたヒトが
四十代になって、ちょこっとゆとりが出来たコトで
もういっぺん単車の乗るっちゅうヒトが増えてるそうな。
"リターン"のヒトだけや無い。
若い時にタイミングを逃したり
経済的に余裕が無かったりで
免許を取るタイミングを逃したヒトが
リターンのヒトと同じ様に
手に入れれる"ゆとり"が出来たコトで
免許を取り、憧れてたゴツい単車に乗るヒトも増えてる。
しかも、我々が二十代初頭の頃には
大型二輪免許は試験場での試験を受けんとならんかったんが
今は教習所で所定の教習～検定を受けるコトで取得が可能。
っちゅうコトで、ハードル下がってる。
ワシは有り難いコトに二輪免許取得から今日まで
単車から離れたコトが殆ど無い。
（高三の時に、人身事故を起こして
半年間自粛したコトはある。）
せやさかいに、今の年齢になって
いきなりゴツい単車に乗るっちゅう感覚が把握し切って無い。
それでも、今の1000ccの単車に乗るコトに
最初はヒトから想像で出来ん程の"不安"があった。
かなり強いモンやった。
今の仕事を自車持ち込みで始めた時に
仕事用に250ccの単車で始めたんやケドも
そないなったら、250ccの単車に乗るんがメインで
元々乗ってた650ccの単車は休みの日にしか乗らん
っちゅうコトで、感覚的に自分の単車にし切れん様な
なんとも皮肉な違和感を感じたモンやった。
それをどないかしたいっちゅうコトと
もっと650を"自分の単車"にしたいっちゅうコトで
その後、仕事用の単車を600ccにシフトした。
ワシは未だに単車が巧くならん。
それドコロか、これからは動体視力や反射神経
バランス感覚…総て落ちて行く。
悪足掻きするかの如く
毎朝、バランストレーニングをやってから職場に行く。
朝、夕、1分間ずつ、壁を使ってたケドも倒立も欠かさん。
そんなコトで、安全運転出来るんか…？
っちゅう風に云われたら…そうや無いとは思う。
せやケドも、やった日と
やらんかった日と…ワシの精神的なモンかも知れんケドも
バランス感覚に安心感と違和感と…
それぞれ感じるコトがある。
単車乗りとして、単車乗りが増えるコトは嬉しいコト。
せやケドも、それと比例して事故が増えるコトを
「しゃぁないなぁ…」では済ましたく無い。
折角手に入れたモン。大事にしましょ！
