夕方の報道番組で、被災地の瓦礫の受け入れ問題を
取り上げてて、一人の女性のコメントを流してた。
それを聞いて、ワシ的にものごっつう
同じ"府民"として、情け無い想いを覚えた。
「"あんなモノ"をあっちこっちに動かさないで欲しい。」
たしかに、子供を抱える親御さんからしたら
心配な問題やろうし、ワシは独身やさかいに
云えるコトなんかも知れん。
せやケドも、我が國には世界で唯一の"原爆被爆"
っちゅう経験をされた広島や長崎の方々が居てる。
そんな困難を経験しつつも、"痛み"や"傷み"、或いは"悼み"を
抱えたり、乗り越えたりし乍ら、クチを"ヘ"の字に結び
歯を喰い縛って、街を栄えさせ、子孫も繁栄させて来られた。
ホンマにアタマが下がる思いである。
瓦礫の受け入れに、"賛成""反対"っちゅうのは
それぞれ、個々の思想があるさかいに
押し付けれんモンやとは思う。
せやケドも、上に挙げたコトバを被災地のヒトを前にして
簡単に吐けれるモンなんかなぁ…?
たしかに、あの瓦礫を目の前にしたら
想像を絶するモンがあると思う。
実際に震災直後の神戸市内を目の当たりにした時の
あの様を見たり、鼻に入って来る臭いは
ハンパや無いモンがあった。
せやケドも、"あんなモン"っちゅうても
手付かずで置いとくコトは出来んっしょ!
もし、仮にワシの住む町にあんだけの瓦礫があって
どこのヒトにも同じ様にあしらわれたら哀しいし…
「ワシらが悪いワケや無いのに…」
っちゅう風に思い乍ら、奥歯を喰い縛るコトやと思う。
それだけに、受け入れの決断した東京都や
試験的に岩手県の瓦礫の焼却を受け入れた静岡県島田市。
それに、前向きに検討を始めた大阪府の勇気には
大阪府民で或る前に日本国民として
胸がアツくなる思いである。
確かに、自分や未だ見ぬ我がの子(諦めん!)の
未来を考えた時、放射能を浴びたらっちゅうコトを
考え出したら、どないなるんか
想像が着かんしコワいモンはある。
せやケドも、まだ判明らん"死に様"を気にし乍ら
ビビって生きる、しょうもない人生より
限り或っても、与えられた人生をチカラの限り
全力で我武者羅に"活きる"人生の方がワシの性に合うとる!
ワシは"あんなモン"に簡単に殺されんつもりやし
人生を翻弄されたりするつもりは毛頭無い!
かかって来んかい!
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