仕事の上でのコト。
仕事でペアを組むヒト。
日頃から返事を怠るクセがあり
幾度と無く注意して来た。
最近は、気になりつつも
なるべくクチにするコトは避けて静観して来た。
せやケドも、この日は仕事で連携ミスがあり
どうしても苦言をクチにせ去るを得んかった。
その時に、返事を怠られた。
不満があるのは承知である。
ただ、出来んかったコトがあるのも事実である。
考えが在ろうとも、我々のやってるコトは
飽くまでも"仕事"である。
出来んかったコトに対して対策を講じる必要がある。
それに対して、利く耳を持って無いコトに対して
こちらも不満が生じるワケである。
「最前からなんべんも言うてますよね？」
そうクチにしたら、今度はふてくされて
イヤイヤ返事をし出した。いつもこの調子。
それを指摘したら、また…カオを真っ赤にして黙る。
こっちも揉めたく無い。
このヒトはこういうヒトってもう理解してる。
書き物をしてる手がイライラしてるっちゅうのが理解った。
「それ、もう貸して。」
「えっ？」
「こっちが悪かったから、もう御昼行って！」
ワシにも至らん点があるのは理解ってるつもり
恐らくはこのヒトにとってワシの努力が足らんのやろう。
せやケドも、ワシが好き、嫌いの以前に
"礼儀"を知らんヒトと仕事をしてるのが
ワシにはどうしても許すコトが出来ん。
その上、イヤイヤ仕事をされるんやったら
昼を潰してもコツコツと独りでやってる方が
お互いの気分転換にもなるっちゅうワケである。
せやケドも、この対処方法。
ぢつは、親父のワシに対する怒り方とほぼ一緒である。
「アカンよなぁ…。」
ただ、ワシに云いたいコトを飲み込んで…
「ワシが悪かったから…」
っちゅうて、我がのキモチを紛らわせてた
親父の気遣いにも気着けた気がする。
彼だけが悪いワケや無いし
ワシが総て正しいワケや無い。
せやケドも、礼儀に対しての反省だけは…
う～ん…難しいなぁ。
