Born Free

"自己弁護の美辞麗句"


毎年、この時期には
避けたくても避けられん話題がある。

"FA宣言解禁"

この日、とあるチームの看板選手が
泪を流し乍ら記者会見をしてた。

普段は、この手のモンに
貰い泣きしてしまうワシやけども
今回は、逆に憤りに近い感情が生じた。

正直…

「ほな、なんで出るの?」

っちゅう風に思た。

野球選手である以上
優勝争いが出来るチームでプレーがしたい。
キモチは理解らんでも無いケドも
そのチームにはファンが居る。
それも、大人だけや無い。
子供のファンにはどう説明するん?

ムカシ、野村克也が南海ホークスを追われた時に
当時、小学校低学年のワシにはいろんな疑問が生じた。

監督で四番打者でキャッチャーの選手が
トレードに出されるっちゅうのは
フツウでは考えられんと思てたのに、なんで?
っちゅうカンジやった。

成績不振で、監督を解任させられるっちゅうても
その年の成績は、阪急ブレーブスに次ぐ二位である。
まぁまぁの成績やったさかいに、余計に不思議やった。

あの悪妻が原因っちゅうても
それは所謂、"オトナの事情"である。
それにまつわる、OB会や球団との確執っちゅう
政治的な原因なんか、ガキは知らんで当り前。

翌年、ロッテのユニフォームを着た
"野村選手"を見た時は、ショックやった。

毎年、FAの報道を見る度に言いたいのは…

「子供のファンのコトも考えて欲しい。」

っちゅうコトである。

レベルの高い環境でやりたい
っちゅうのは理解らんでも無いケドも
自分が中心になってレベルを上げようとは思わんのか?

そのチームには、ボロボロのカラダで
チームを引っ張る、ベテラン選手が二人も居る。
その選手達は一体なんなんか?

「自分のチカラで強くしたい!」

そんな意識が無いのを棚に上げて
他所で優勝争いをしたいっちゅう考え自体
考えが甘いんやなかろうか。

よその球団のコトやさかいに、別にどうでもええねんケドも
文面を見て不快に思うヒトが居るかも知れんケドも
あくまでも、ワシが思た感想は…

「ちょけとったらアカン!」

我がのチカラだけで
おっきなったと思とったら大間違い。
自分を育成するには球団のサポートが要ったし
なによりもファンの支えがあったからこそである。
泪でコトバを発しても、それは弁解にしか過ぎん!

ぢつに、しょ~もない言い訳やった。
ホンマに、ゲンクソ悪い!

ワシは、あの制度は大反対!
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