前日とは、真逆のハナシを…(笑)
何気なく歩いてたら、ある唄がアタマに浮かんだ。
それを鼻唄混じりに歌ってたワケやケドも…
"夕焼け空の彼方"
今は亡き、河島英五氏の楽曲である。
あの空のずっと向こうでは
何色の雲が流れているだろう
それはどんなカタチをした風に
押し流されて行くだろう
あかね雲なら夕焼けの彼方に
そしてもえてつきるだろう
あかね雲なら夕焼けに向かって
もえつきるだろう
ホンマに下町の夕暮れがアタマの中に
思い浮かんで来そうなカンジがする。
ワシの家は、築四十年になる古い市営団地の五階なんやケドも
ガキの頃は、周りに高い建物もあんまり無うて
夕方に西の空を見たら、ものごっつうキレイな空を拝めた。
徐々に陽が暮れて空の中に
うっすらと点灯されてる通天閣の灯りが見えたりもしてた。
今は、西の方角には南港のWTCビルが見えたりする。
せやケドも、ウチの団地のすぐ西側にある
更に古い市営団地が、取り壊され
今は更地になってるモノの
高層団地っちゅうモンになって建て直されるワケであり
西の方角に沈む太陽っちゅうのが拝められるかどうか
恐らくは、今までの様にはいかんやろうなぁ。
泣き虫やったワシなんやケドも
ばぁちゃんになだめられ乍ら見た夕焼け。
姉貴や近所のコとヘトヘトになるまで遊んだ帰りに見た夕焼け。
親父とキャッチボールをした後で見た夕焼け。
ひとしきり遊んで外から帰って来て
晩飯を作ってる最中の、おかんを呼んでまで見た夕焼け。
そんなコトをふと思い出しそうな唄。
主亡き今、この唄がアタマに浮かんだだけでも
涙腺が弛んでしまう。
続きの2コーラス目の詩が特に泣かせる。
あの宇宙のずっとずっと向こうでは
どんな音色の星が息づいているだろう
宇宙人はどんな喜びと悲しみを抱いて生きてるだろう
もしも愛があるのなら別れがあるのなら
もしも生まれ そして死んで行くのならココと同じだろう
もしも愛があるのなら
憎しみがあるのなら
傷付け合うなら いたわり合うのなら
ココと同じだろう
ふと感じたケドも…
人間って、空みたいなんやなぁ。
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