ジムで、こないだ室戸に行った時のハナシになった。
「時間か掛かったんちゃうん?」
「フェリー入れて六時間でした。」
「フェリー使こたんや。」
そこからフェリーのハナシになった。
「"小松島"に出たんか?」
「いや、今は和歌山~徳島しか無いんですよ。」
「そうなんやぁ。」
ムカシは、大阪~徳島と大阪~小松島。
更には、深日~徳島と現在、和歌山~徳島になってる航路が
和歌山~小松島やったし、一時期は泉佐野~徳島っちゅうのもあった。
話し相手をしてくれたヒトはサーフィンをやってるっちゅうコトで
室戸の北側にあるサーフィンのメッカでもある"甲浦"のハナシになった。
「それこそ10年前位やったら"甲浦"まで楽に行けたんですケドもねぇ。」
「そやそや、フェリー出てたやろ。」
「夜出て朝着いてたし、室戸まですぐやし…」
「そうそう。」
「しかも、帰りは夕方出て日変わらんウチにこっちに戻れましたからねぇ。」
そない考えたら、ラクが出来ん様になったなぁ(苦笑)。
たしかに、高速道路が安くなったし
割高でしかも手続きとかの時間を入れたらどうしても
時間を余計目に取らんとならん交通手段をわざわざ選択するのは
ホンマにフェリーが好きなヒトか、"休憩"っちゅう意味合いを重視する
一部のヒトに限られて来るんやろうなぁ。
せやケドも、鉄道でも夜行列車が減ったり
長距離の鈍行もムカシに比べたらかなり少なくなったり
スキーに行くのもムカシやったら汽車に板を積んで行くヒトも見たケドも
今はかなり少数派になり、一時期あったスキー列車も今は殆ど無い。
"てっちゃん"やったガキの頃。
当時の国鉄には個性豊かな列車があった。
フェリーもムカシ存在した航路を書物で調べてみたら
今では考えられんかった航路が存在したみたいで
需要の有無は別としても、楽をする手段としてはおもろいモンが多い。
大阪~広島
神戸~海南~白浜
神戸~川崎
松阪~東京
あったら使ってみたいモンである。
鉄道でも、夜行の急行が多くあった。
特に大阪~九州は寝台特急が多くあったモノの
貧乏旅行者には急行の存在は有り難かったと思う。
今は"急行"っちゅうのはかなり少なくなったケドも
コレも個性的な路線が多かったみたいである。
あと、"快速"っちゅうのもあった。
中でも、中一の時に理科のセンセに連れて行って貰た
紀伊半島一周の汽車旅で使た、"快速 はやたま"は今でも忘れられん。
ワシが乗った時は、天王寺~新宮やったケドも
ムカシは、名古屋まで行ってたみたいである。
今はもう、汽車旅は腰が痛いさかいに殆どが新幹線を使うケドも
寝台特急の旅なんかはもっとしたかったモンである。
フェリーなんかは、航路さえあったら
まだまだいろんな航路に乗ってみたい。
無駄が省かれて便利になった分、確実に"旅情"が失われつつある。
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