Born Free

"プロフェッショナル"


 ジムに行くつもりではあったケドも
眠気が強かったんと、食事後に吐き気がしたさかいに
今日はお休みするコトにした。

昨日、本を買うた。
前から気になってた本がタマタマ
立ち読みしに行った本屋にあったさかいに
即行で買うたモノである。
久々の本格的読書である。

御題は…

門田博光著 "門田博光の本塁打一閃"

ちょこっと寝た後で、昨日の続きを読む。
その中で、思わず爆笑したエピソードがあった。

以前、山本和範著 "ベッタ人生"
っちゅう本を読んだんやけども
その中の下りで、こんなエピソードがあった。


 ある球団のエース級のピッチャーが…

 「お前のカオが気に入らん! 必ずぶつけるから覚悟しとけ!」

 っちゅう風に宣言されて、その通り実際にぶつけられた。
 そのピッチャーは門田さんにはインコース責めをしないので
 門田さんに聞いてみた。

 「あのピッチャーやったら、オレにはぶつけて来んよ!」
 「なんでですか?」
 「いっぺんぶつけられたコトがあって
   次の打席でぶつけ返したったさかいになぁ。」


ちょこっと文章をいじってるモノの
こんなニュアンスの下りがあった。

その文章を見た瞬間、そのピッチャーが
誰なんかが一発で判明った。

「絶対に"トンビ"や!」

西武ライオンズの東尾修投手である。

彼の性格がモロに出た
闘志剥き出しのピッチングは有名。
しょっちゅう、ぶつけては乱闘騒ぎになった。

門田氏の作品の下りで
それが東尾氏やったっちゅう"答"が書き記してあった。

昨年、死球続きで悩まされてた
某有名選手の記者会見の爆弾発言

「今度ぶつけられたら、命をかけてそいつを倒しに行く。」

っちゅう発言を例に挙げて

「プロである以上、技術で返すべし。」

っちゅうコトバを使い、エピソードを紹介してた。

一打席目に東尾氏から死球を受けた門田氏は…

「一試合、残り三打席を三球三振しても9球ある。
      その中で、ココに来たらこう打ち返して…」

っちゅう風に、残りの打席を結果を捨てて
ピッチャー返しを打ち返すコトに的を絞ったそうである。
その後、実際に狙い通りのタマが来て見事に"命中"したそうである。

「トンビ("東尾"を中国読みしたアダ名)! 大丈夫かぁ?」
「何を言うてはるんですか! バットがこっち向いてたやないですか!」
「判明ってたかぁ。」
「判明ってましたよ。」
「一打席目に当てたさかいにおあいこやなぁ。」
「そうやね。」

コレを見て…

「やっぱりそうやったんかぁ!」

っちゅう風に思ったら爆笑してもうた。

せやけども、狙って打てる
テクニックっちゅうのはスゴいなぁ。

ムカシ、落合博満氏が取材中の
テレビカメラを狙ってトスバッティングして
見事命中させ、1,000万円近くする
テレビカメラをパーにしたコトがあった。

ムカシは、文字通り"職人気質"の
ニオイがプンプンするサムライが
そういうおちゃめなコトをしたモンやけどもねぇ。

今は、技術を持ったらすぐに海外へ
っちゅう風になってまう様な気がする。

もったいないなぁ。日本でがんばって欲しいんやけども…

コメント一覧

>>>克真留
http://blog.livedoor.jp/buffaloes1019/
ムカシは、文字通り"職人気質"の
ニオイがプンプンするサムライが
そういうおちゃめなコトをしたモンやけどもねぇ。

今は、技術を持ったらすぐに海外へ
っちゅう風になってまう様な気がする。

もったいないなぁ。日本でがんばって欲しいんやけども…

>>> アチキは云いたいこと代弁(いや、書かれてしもた・・・)して頂きました。
アチキもまだまだワカゾーですけど、最近のワカゾーはシタタカですけど、本当の意味での「駆け引き」を知らんなと。。。

ただもうベクトルが完全に違う方に行ってしまっているので、アチキらはこういう門田さんの著書を読んで「あの頃は良かった…」とニンマリするしかないんかなぁ。。。
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