周りのヒトが何人か観に行って
わりかし好評やった映画っちゅうコトで
"おくりびと"
…を観に行くコトにした。
納棺師のハナシっちゅうコトで
否応無しに"死"っちゅうモンが
テーマとして絡んで来るさかいに
当初は、ものごっつう小難しゅうて
終始暗くて俯き加減で眺めるっちゅうカンジの
スタンスの映画を想像してたケドも…
コレがまた、笑いゴコロが案外ある
結構シュールなおもろさのある映画で
今年ワシが観た邦画の中でも
わりかし印象に遺る作品やった。
せやケドも、ワシ的には実際のオーラスより
その前の展開の方が込み上げるモンがあって
そっちの印象の方が強かった。
実際、最後はワシ的には呆気無いカンジがして…
「もったいないなぁ~」
っちゅう風に呟いてしもた位である。
せやケドも、総合的には気に入った作品で
もういっぺん違った角度で観てみたいと思う作品やった。
ただ、大概の劇場で終末に上映終了っちゅうコトで
それも叶わんモンっちゅうコトが残念なんやケドも…。
"納棺師"っちゅう仕事をテーマにしてるっちゅうコトで
"職業"を観る世間の眼差しっちゅう角度でも捉えてるんやケドも
それも結構印象に遺り、ワシ自身考えさせられた。
ワシんトコだけでも二回、実際に葬式っちゅうモンを
出してるワケなんやケドも、そん時に考えさせられたんが…
「"誰かがやらんとならん!"っちゅうコトをやってる。」
っちゅう風に、感心させられる。
"納棺"っちゅうコトは、当然、いろんなケースの
"死"に直面するっちゅうコトやし
毎回キレイな仏さんの世話をするワケや無い。
せやさかいに映画にしてるっちゅうコトで
上っ面のキレイゴトを連想してたらガツンと思い知らされる。
実際にワシも、「なるほどなぁ」っちゅう風に感心した。
一般的に、目を背けたい様なコトや
ハナを摘んで指先で布切れのハシを掴むっちゅう風なコトでも…
「"誰か"がやってる。」
っちゅうコトを、常に考えなアカンねんなぁと
改めて考えさせられた、貴重な映画になりました。
ホンマに行って良かったっす!
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