Born Free

フラッシュバック


なつかしい唄っちゅうモンで
その時代時代の出来事を思い出す時がある。

その唄の詩とはまったく関係の無い出来事でも
その唄が流行った時期とダブってたら
なんとなくなんとも言えん気分になる。

ジムでシャワーを浴びてる時に
"蓮井朱夏"(菅野美穂)の"ZOO"っちゅう唄が流れてた。
2000年の秋にドラマの劇中歌として使われたモンである。

元々は作家"辻仁成"が居ったバンド
"ECOHS"の曲である。
(ちなみに辻仁成は大嫌いである。)
他に"川村かおり"もカヴァーしてる曲である。
どっちかっちゅうたら
なんとなくおとなし気なカンジの曲である。

別に歌い手自体に特別な思い入れは無いケドも
この唄だけは妙にココロの中に遺ってる。
なんとなく好きな曲である。

特に"蓮井朱夏"の"ZOO"を聴いたら
その時期の"ある出来事"を思い出す。

2000年の秋、我が愛すべき
ホークスの一人の現役投手の命が
"癌"によって奪われた。
ホークスがリーグ優勝を決めた約一週間後の出来事である。

ホンマに全く関係の無い出来事ではあるが…(苦笑)

藤井将雄投手の無念を背負った
日本シリーズを思い出すのである。
特に、第一戦のコトは今でもハッキリアタマの中にある。

彼の大親友である、若田部健一投手が
ホークスの先発投手で、対するジャイアンツは
前年までのホークスのエースで
藤井投手が兄と慕ってた、工藤公康投手が先発。

松井秀喜選手のホームラン等で先制され
いきなり劣勢になったホークスが
城島選手のホームランで追い掛ける展開。

松中選手の同点ホームランの後
ニエベス選手の超特大ホームランで逆転!
その後、城島選手が追加点を狙った
スクイズバントを試みるモノの
微妙な判定で追加点にならんかって
流れが途切れたと、誰もが思った。

ここで、今思い出しても泪が出る出来事が起きた。

続く秋山選手の打席
平凡なサードゴロを放って…

「あ~あ、やっぱアカンかぁ。」

っちゅう風に誰もが溜息をつきかけた瞬間
サードを守ってた、江藤智選手が捕球する寸前に
"ポーン!"と高くイレギュラーバウンドした。
ボールはそのまま、レフト前へ…

試合終了後の秋山選手のコメント…

「藤井が勝たせてくれた。」

生で観てた時にも大泣きしたケドも
その後、"ZONE"っちゅうドキュメント番組を観た時に
このコメントを聴いた時に再び大泣きしてしもた。
(このビデオを今観ても大泣きします…苦笑)

全く関係無いケドも
2000年秋のこの出来事を"ZOO"を聴くだけで思い出します。

藤井選手の逝去を伝えるニュースを
聴いた時にタマタマ流れてた曲っちゅうのもありますが…

みなさんはこんなコトってありますか?

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