Born Free

"マイナス"からのチカラ。


南港仲間で日頃、なにかと面倒を診てくれる兄さんが
仲間の中でいっちゃん若いコに叱責してた。

最近、なにかと"不義理"が積み重ねてるっちゅうのは
ハナシにも聞いてたし、ワシが接した中でも…

「おいおい…」

っちゅうなコトがあった。

改めて聞いたら、更にちょこちょこと
積み重なってたみたいである。

せやケドも…

叱責されてる光景を見てて…

「ワシはもっとやり難かったやろなぁ…」

っちゅう風に思てた。

なんせ、素直にヒトの云うコトに耳を貸せんかった。
そのヒトたちは善かれと思て云うてくれてるコトを…

「馬鹿にし腐りやがって…絶対に見返す!」

っちゅう風に、反骨心を持っては空回りの繰り返し。
思たら、いろんなヒトに背を向けさせたなぁ…と思う。

彼を見てて思たんは…

「こっから、もういっぺん…やでぇ。」

誰も、彼を心底見捨てるヒトは居て無いと思うし
確かに背を向け、眼を背け出してるコトは確か。
せやケドも、もういっぺん向き合うて貰て
視線を戻すコトは彼自身のこれからで不可能や無い。

逆にいうたら、今のウチに怒って貰て
彼にとっては不幸中の幸いやったんや無いかなぁ?

"ピンチこそ最大のチャンス"

コレはおかんに励まされた時のコトバである。

彼の"これから"を遠巻きにでも診て行こうと思う。


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