会長の映画のお部屋

このブログは、映画を見た人が「あぁ~っ!それわかるぅ~」って内輪ウケするためのものです。映画見てないと意味ワカリマセン。

アイランド(2005年 アメリカ 136分) No.344

2018年02月28日 | Weblog
ブレードランナーでは、機械のように?あるいは奴隷のように?利用するために、ほぼ人間と同じような「レプリカント」が創られましたが、この映画では臓器移植治療に使うパーツを取るために、人間のクローンが創られます。どちらも非常に気の毒ではありますが(汗)、トータル的には後者の方がより悲惨な感じですかね。家畜みたいですもんね...。

望む年齢のクローンを創ることができる点(例えば、生まれた(創られた)時には既に50歳とか...)とか、クローン個体を普通に生活させておかないとうまくいかない点(例えば、植物人間のように眠らせておくとダメ)とか、科学的にちょっと引っかかる点もありましたが、現在の技術でもヒトのクローンは創れるそうですから、ちょっとゾッとする話ではあります。もしかしたら世界のどこかで、既に同じ事をやっている大金持ちがいるかも!?です。

・・・やっぱり、iPS細胞の技術(再生医療)をどんどん発展させて、そっちの方向に進んでもらいたいものですね(祈)。

映像的にはなかなかのもので、チープな点はないです。てゆーか、映画のテーマにそぐわないほどに本格的なアクションシーンが充実し過ぎていて(苦)、もっと他の所にお金かけた方がイイんじゃね?ってな感想もありですね(爆)。

ヒロイン(※クローン)のスカーレット・ヨハンソンさんが、生まれて初めて外界に出て、生まれて初めてバーで酒を飲む(飲まされる)シーンが最高♪これのシーンは必見!笑いました。洋の東西を問わず「口から迎えに行く」んですねえ~(笑)

全体として映像も悪くないし、話も面白いだけに、もう少しうまく作ればもっともっと感動する映画になったんじゃないかなあと思います。ちょっともったいない感じ。


ほんっっっとに、世界の大金持ちがもうやってないかなあ?考えると怖くなる 87点

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