わいわいサロン

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アツモリ草

2007-04-23 15:47:10 | Weblog


アツモリ草の花の形が、平敦盛の鎧姿に似ているところから、
この名前がつけられたと云う・・・

「まぼろしの花 」「野生らんの女王」とよばれ、絶滅危惧種に
指定されていて、とても貴重な花です。今では自生した花には、
めったにお目にかかれることはないのだとか・・・

 

春ラン、ウチョウラン、カキラン、セッコク、クマガイ草、エビネ、
まだまだ、沢山の東洋ランの中にあっても、このアツモリ草は
最も栽培がむずかしい品種ではないかと思います。、
暑さに弱く、鉢を頻繁に移動したりも良くありません。

国産の、色の濃い釜無アツモリ草、赤花のホテイアツモリ草、
薄黄色の礼文アツモリ草、上質のものは、一芽5万円とも
云われ、それは高価な花で、まさに高嶺の花です!

当店でアツモリ草をお買い求めになり、上手に栽培して、地植えで
増やしたと、写真を見せて下さるお客様もいらっしゃいます。
難しいアツモリ草に挑戦し、増えたとあれば、喜びもひとしおです。

今は、中国、台湾産もあり、値段も手頃で、育てるには、この辺
から入った方が無難だと思います、写真はいずれも、中国産で
花が国産より小さ目です。

純白のアツモリ草、清楚で、なんて美しいのでしょう。
深窓の令嬢を思わせ、汚れがなく、気品に満ちて、たおやかな
この花が大好きです!