疾(はや)きこと風のごとく、
徐(しず)かなること林のごとく、
侵掠(しんりゃく)すること火のごとく、
動かざること山のごとく・・・
武田信玄が自分の旗記にした、あまりにも有名な
「風林火山」の一節ですね!
大河ドラマ「風林火山」がいよいよ、面白くなってきました。
やっと武田軍に仕官した、主人公(内野聖陽)が
武田軍の軍師として、戦わずして勝利に導く山本勘助を、
スケール、大きく描いてます。
NHK日曜夜8時 「風林火山」をよろしく!
幼少の折り疱瘡で片目に光りを失い、その上、片足が不自由、
身体に障害を持つ軍師役を演じる内野聖陽・・・、
野武士のような無精髭に、身なりも汚く、ワイルドな感じが、
ぴったりで、迫力と目力のある内野聖陽の、ファンになって
しまいました!(藤沢周平の「蝉しぐれ」も良かった・・・)
(観るドラマ、ドラマの主人公、それぞれがすてきで、ファンに
なってしまう、まったくミーハーな私なのです (笑う))
大河ドラマのなかにも、ホームドラマあり、人情劇あり、さま様
ですが、今回は本格的な時代劇で、血湧き、肉躍るこのドラマに
すっかり、はまってしまいました。
又テーマ曲が又良いのです! 千住明氏が作曲した原曲は
NHK交響楽団の演奏するオーケストラ編成したそうですが、
武田軍の旗印を背負い戦場にむけ疾走する馬の姿に
ぴったりの曲です、単純な曲の繰り返しですが、力強さを感じます。
それと中国の民族楽器・二胡奏者の陳敏(チェンミン)さんが、
奏でるもの哀しい、郷愁を誘うエンディング曲がまたすばらしいのです!
これから勘助の慕う?由布姫も登場! 毎週日曜日がとても
楽しみです!
「いや~ ドラマの、筋書きも、音楽も、実に良い!」
特に内野聖陽がハマリ役ですばらしい!
「おぬし、何度もくどいでは、ござらぬか・・・・・」
「これはまた、ご無礼を、つかまつりました!」 (笑う)